感動の谷川岳
9月6日(日)、憧れの谷川岳に行って来ました。
土合からロープウェイで一気に天神平
ロープウェイを降りると谷川岳が出迎えてくれます。
「オオー。あそこまで行くのかぁ。こりゃ手強い。」
標準タイム
天神平(1310m)ー熊穴沢避難小屋(1460m)50分
避難小屋ーオキの耳・谷川岳頂上(1977m)100分
今日は天神平とオキの耳のピストンです。
10:00入念にストレッチしてイザ出発。
夏休みは終わっても、日曜日なので人が多いです。
年配の団体を何組も追い越します。
今日は、絶好調。グングン足が進みます。
最初の鎖場
鎖を持たなくても渡れます。それ程危険じゃない。
樹林帯の中を進みます。
時々開ける右側で、
谷川岳が雲をかぶってしまった。アリャ、マー。
でも、行くもんネッ。
10:40あっという間に熊穴沢避難小屋。
立ったまま5分休憩。
タバコ一服。水分補給。
「さて、これからが本番だー。」
こんな道がこれから延々と続きます。
蟻の谷川詣で。
天狗の溜まり場
ガイドでは、この辺りから「岩峰群の眺めが素晴らしい」そうですが、
・・・・・・・・何も見えません。
天神のザンゲ岩
ここで、タバコを2服。 「大展望が広がる」そうですが、
・・・・・・・・何も見えません。
足は絶好調で、登るのは面白いんだけど、
この霧は何とかならないものか
ここから「肩の小屋」まで、階段です。
これが、腿上げ運動になってけっこうこたえます。
でも、絶好調 ズンズン行けます。
階段が終わる頃、雲を突き抜けたようです。
ウオォーーー。
これよ、これっ。これが見たかったー
オヤジ感激 しばし立ち尽くす。
「あー。山登りを始めて良かったぁ。」
でも、5分もすると、雲が山を越えて真っ白になってしまった。
「雲海の 音なき怒涛 尾根を越え」福田蓼汀
この句を思い出しました。(チョッと教養)
景色を堪能したら、頂上を目指します。
あと一息で「トマの耳」
「トマの耳」頂上
人だらけ。この写真は人が途切れたホンノ一瞬。
谷川岳には「トマの耳」1963mと「オキの耳」1977mの二つの頂上が有ります。
二つ山頂がある山を双耳峰と言います。
僕がトレーニングに行く筑波山も男体山、女体山の二つ山頂を持つ双耳峰です。
「トマの耳」から「オキの耳」(右のピーク)を見る。
あそこまで行けば、谷川岳制覇 では出発。
中間点から、「トマの耳」を振り向く。
「オー。さっきまで、あそこにいたのかぁー。」
12:40「オキの耳」頂上
人は、途切れません。
左の男性は、僕が顔を隠してるので、
怪しい人ではありません。
「オキの耳」を降りて、見晴らしの良いところでお昼。
ヤッホー
たまらない、高度感。
ヨーレッイッヒー
アー。たまらないこの景色。ズッと眺めていたい。降りたくない。
と思っていたら、瞬く間にホワイトアウト。
山の上で一番イヤなのは、降りる時。
まだ居たいのに、まだ景色を眺めていたいのに、
バス、電車の時間で降りなけりゃいけない時。
でも、今日は真っ白で降りるしかない。
気が楽だ。
13:30降ります。
下りも絶好調、飛ぶように降りて行ける。
何処も彼処も真っ白なので、写真も撮れない。
ひたすら降ります。
15:10天神平着
大満足、大感激の一日。
この、絶好調には、秘話有ります。
そのうち続く。
山登りオヤジ
‘10年9月の谷川岳はこちら
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