もう一つの秘密兵器
我が家から1分の所ににイトーヨーカドーがあります。
たまに、系列の閉店したセブイレブンの商品を、お楽しみ袋の形で大売出しします。
一袋1,000円。中身は4,000円分位入ってます。
お一人様一袋なので、女房は汗だくで三往複しました。
けっこう使える物が入ってます。
その中でも、僕の逸品はこの手袋。
ブランド名は「寅壱」。
鳶職用の手袋です。これがいい。
手の平から指先まで、ザラザラのラバーです。
ツルッツルの岩も、鎖場の鎖も絶対滑りません。
そして、右手に持つストックを絶対離しません。
信頼できます「寅壱」。
ただ、余計な物もありました。
「墨汁」二瓶
どうしましょう。
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絶好調の秘密
8月下旬、小浅間に行った時、軽石の急斜面を登ったら、
右膝が、「ペキッ」、「パキッ」、「ポキッ」と、三度鳴きました。
痛みは無いのだけど、間接の骨が擦り合ってるのが分かりました。
次に奥多摩・川苔山の時、「ペキパキ」、「パキペキ」と今度は泣き出しました。
右膝に力を入れる度に骨が擦れます。痛みも少し加わりました。
少々怖いです。
そこで思い出したのが、5月に膝を痛めた時、掛かり付けの接骨医院で
渡された「膝サポーター」。(ここの先生も山登り屋です)
膝サポーター:テレビの通販でよく登場します。
それを使ってる登場人物は、いかにも、オジイさん、オバアさん。
「ヨッコラショッ。」と立ち上がるのも大変な年配の人達。
それと同じサポーターを僕に使えと言います。
えらく抵抗がありました。
「エー。先生、僕はそんな年じゃないですよ。」
「山口さんっ。山へ行きたかったら言うこと聞きなさい。」
「はいっ。」
てな訳で、電気治療と湿布を続けて治りました。
「治って、痛くなくなってもても使うんですよ。」
と言われたけど、抵抗感があって仕舞ったままになっていました。
今、この緊急事態に抵抗感とも言ってられない。使うことにしました。
谷川岳に行く前に予行練習です。
例によって、重いリュックを背負って、湯島、本郷の坂道を歩いてみます。
なんとこれが、大ヒット。
擦らない、痛まないだけじゃなく、膝が上がる。グングン上がる。
上りも下りもズンズン足が進みます。
「アリャ。妙な見栄張って損してた。これを使ってればどの山もズッと楽だったのに。」
と言うわけで、谷川岳当日は絶好調。
おかげでこんな山や
こんな風景や
こんな景色を
十二分に堪能できました。
さらに驚くことに、下りで全くバテませんでした。
僕は下りが弱くて、下山の道半ばで膝が笑い出します。
下りた時には、ヨレヨレになってまともに歩けません。
酔っ払いが千鳥足を誤魔化そうと、必死に真っ直ぐ歩こうとする、あの歩き方です。
(酒飲みにしか理解できない、表現の仕方。)
ところが今回は、あの悪路の急坂を飛ぶように下り切れました。
まるで魔法のサポーターです。
「バカにしていて悪かった。君さえいればエベレストも夢じゃない。」
今までどの山に行くにも、膝の不安を抱えて登っていました。
サポーターのお陰で不安が消えると、これからの登山はバラ色に包まれています。
「ムフフフフ。 さーて・・・次はどこに登ろうかい。」
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