太郎山(2367.5m)
2月3日、太郎山から360度の雪の大パノラマを撮りに出かけました。
北千住5:15発の区間急行で真っ暗の中トコトコトコと日光へ。
栃木辺りで夜が明けます。
7:27東武日光着。 バスを乗り継いで8:55光徳入り口着。
拡大した時の黄色線が歩いた所。
昼間は光徳温泉までバスが行くのだけど朝はなし。
20分歩きます。ほど良い準備運動です。
右が太郎山。左が山王帽子山。
一旦山王帽子山に登ってから下ってまた登り返します。
光徳温泉、アストリアホテル。
ここの清潔で暖かいトイレで用を済ませてさあ出発。
10分で登山口。
「山王峠」の手前の「山王見晴らし」付近で
道が分かれて太郎山へ向かいます。
最初はなだらかで道があります。
でもトレース(踏み跡)はありません。
入山は僕だけのようです。
階段のようです。
だんだん道が分かりにくくなって・・ 一面真っ平らに
色んな動物があちこちを歩き回っています。
2日前関東全域で雪が降ったのでスノーシューを用意しました。
正解 これが無ければとても進めません。
綺麗なミズナラの林。
ダケカンバも混じってきました。
一旦針葉樹林帯に入ります。
赤いテープの道標を頼りに進みます。
方向が全く分かりません
こんなテープを探してそこまで進み
更にその先のテープを探して進みます。
神経を使います。
広々とした明るい林に出ました。
ダケカンバの巨木
なんとも気持ちの良い林。
でも立ち止まると非常に寒い
ダケカンバとシラカバは白い木肌でよく似ていますが、
ダケカンバは1500m~1800mに、シラカバは1500m以下に
生えます。この付近は1700mなのでこの樹はダケカンバです。
と、案内板に書いていました
胸の高さの道標の頭だけが出ています。
所々に吹き溜まりがあって、踏み込むと腰まで埋まって
出るのにもがきます
真っ白。綺麗な雪面。
再び針葉樹林に入ります。
急登です。
「ヨイショ、コラショ、ドッコイショ、コンチキショ。」
11:00 登り切ると山王帽子山が正面に。
「よしっ!山王見晴らしか」
「あれに登ってまた登るのかぁ。」
今日も気力、体力ビンビンです。
「ヨッシャー!ヤッタルデー」
とハリキッテいたら・・・・・
「アラマァ!ここは山王峠じゃないか」
「山王見晴らし」を通り越してしまった
地図を見直します。どうやら今登って来た急坂の下のようだ。
急いで駆け下ります。ズンズンと速い速い。
さっきの明るい林まで戻りました。
ガイドブックからのメモを見直します。
「山王見晴らしにベンチあり。太郎山方面入り口の道標あり。」
そんなもん全部雪の下だぁ
「右手の笹薮の中の道を行く」とある。
笹薮の道だから凹んだ状態だなと思うのだけど、
どこもかしこも真っ平ら
だいたい起点になる「山王見晴らし」が
何処だか分からないから探しようが無い
それでも諦め切れないから、来た道の右手を何度も往道して道を探します。
12:10 1時間歩き回ってギブアップ
太郎山のドアをノックも出来なかった
やっぱり雪山は登るなということか
「社山」はいくら雪があっても、尾根を登るので道を見失う事は絶対無いけど、
雪の山腹ではこうゆう事があるんだぁ。と、勉強するオヤジ
「夏にまた来よう。」
降りて昼にします。
登山口の雪のテーブルで。 最近気に入りのサンドイッチ
ロースハム5枚重ね。
生ハム12枚重ねの贅沢サンド。
それと暖ったかコーンポタージュ
食べながら「さて、昼からどうしよう。」です。
「よしっ。戦場ヶ原を1周しよう。」
と言うわけで、光徳沼から戦場ヶ原を一回りして来ました。
そちらの報告は「後編」に続きます。
お楽しみに
山登りオヤジ
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