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写真撮影会のスケジュール案内。
山口益路のフォトライブラリー。

奥日光・太郎山に門前払いされました(前編)

2010-02-05 18:53:23 | 白い山(山登り)

太郎山(2367.5m)                
           
                                          
           2月3日、太郎山から360度の雪の大パノラマを撮りに出かけました。
       北千住5:15発の区間急行で真っ暗の中トコトコトコと日光へ。
       栃木辺りで夜が明けます。
       7:27東武日光着。 バスを乗り継いで8:55光徳入り口着。

                               
               拡大した時の黄色線が歩いた所。

               
               昼間は光徳温泉までバスが行くのだけど朝はなし。
               20分歩きます。ほど良い準備運動です。

             
             右が太郎山。左が山王帽子山。
             一旦山王帽子山に登ってから下ってまた登り返します。

               
               光徳温泉、アストリアホテル。
               ここの清潔で暖かいトイレで用を済ませてさあ出発。

             
             10分で登山口。
             「山王峠」の手前の「山王見晴らし」付近で
             道が分かれて太郎山へ向かいます。 

               
               最初はなだらかで道があります。
               でもトレース(踏み跡)はありません。
               入山は僕だけのようです。
  
              
                     階段のようです。
          
       
     だんだん道が分かりにくくなって・・        一面真っ平らに
                 
                              
            
             色んな動物があちこちを歩き回っています。

           
         2日前関東全域で雪が降ったのでスノーシューを用意しました。
         正解  これが無ければとても進めません。

            
                   綺麗なミズナラの林。 

           
                 ダケカンバも混じってきました。

             
             一旦針葉樹林帯に入ります。
             赤いテープの道標を頼りに進みます。

            
                方向が全く分かりません

              
              こんなテープを探してそこまで進み
              更にその先のテープを探して進みます。
              神経を使います。

              
                 広々とした明るい林に出ました。

                  
                    ダケカンバの巨木  
           
                  なんとも気持ちの良い林。
                  でも立ち止まると非常に寒い

           
         ダケカンバとシラカバは白い木肌でよく似ていますが、
         ダケカンバは1500m~1800mに、シラカバは1500m以下に
         生えます。この付近は1700mなのでこの樹はダケカンバです。  
         と、案内板に書いていました

             
            胸の高さの道標の頭だけが出ています。
            所々に吹き溜まりがあって、踏み込むと腰まで埋まって
            出るのにもがきます

           
                  真っ白。綺麗な雪面。

             
                  再び針葉樹林に入ります。
           
            
                       急登です。
            「ヨイショ、コラショ、ドッコイショ、コンチキショ。」

             
             11:00 登り切ると山王帽子山が正面に。
                   「よしっ!山王見晴らしか

           
           「あれに登ってまた登るのかぁ。」
           今日も気力、体力ビンビンです。
           「ヨッシャー!ヤッタルデー
             
                 とハリキッテいたら・・・・・
             
             「アラマァ!ここは山王峠じゃないか
              「山王見晴らし」を通り越してしまった

        地図を見直します。どうやら今登って来た急坂の下のようだ。
        急いで駆け下ります。ズンズンと速い速い。

             
             さっきの明るい林まで戻りました。
             ガイドブックからのメモを見直します。
             「山王見晴らしにベンチあり。太郎山方面入り口の道標あり。」
             そんなもん全部雪の下だぁ

             「右手の笹薮の中の道を行く」とある。
             笹薮の道だから凹んだ状態だなと思うのだけど、
              
              どこもかしこも真っ平ら
              だいたい起点になる「山王見晴らし」が
              何処だか分からないから探しようが無い

    それでも諦め切れないから、来た道の右手を何度も往道して道を探します。                            
               
              12:10 1時間歩き回ってギブアップ
                                太郎山のドアをノックも出来なかった
                 やっぱり雪山は登るなということか

    「社山」はいくら雪があっても、尾根を登るので道を見失う事は絶対無いけど、
    雪の山腹ではこうゆう事があるんだぁ。と、勉強するオヤジ

    「夏にまた来よう。」

    降りて昼にします。         
            
       登山口の雪のテーブルで。       最近気に入りのサンドイッチ
                                ロースハム5枚重ね。
                               生ハム12枚重ねの贅沢サンド。
                               それと暖ったかコーンポタージュ

    食べながら「さて、昼からどうしよう。」です。
    「よしっ。戦場ヶ原を1周しよう。」
    と言うわけで、光徳沼から戦場ヶ原を一回りして来ました。
    そちらの報告は「後編」に続きます。
    お楽しみに

                        山登りオヤジ            
          




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