浮世風呂

日本の垢を落としたい。浮き世の憂さを晴らしたい。そんな大袈裟なものじゃないけれど・・・

習近平VS江沢民の内戦が顕著に

2015-08-17 21:13:51 | 資料


8月12日深夜、天津市の倉庫が突然大爆発。

場所は天津市浜海新区天津港7号卡子門にある天津東疆保税港区瑞海国際物流有限公司の危険物倉庫。

 

 

閲覧注意

http://www.molihua.org/2015/08/58.html

 

  

第二類:圧縮液化ガス(アルゴン、圧縮天然ガスなど)
第三類:引火性液体(メチルエチルケトン、酢酸エチルなど)
第四類:可燃性固体、自然発火性を持つか燃焼しやすい物体(硫黄、ニトロセルロース、炭化カルシウム、カルシウム合金など)
第五類:酸化剤と有機過酸化物(硝酸カリウム、硝酸ナトリウムなど)
第六類:有害化学物質(シアン化ナトリウム、トルエンジイソシアネートなど)
第八、九類:腐食生成物、その他(ギ酸、リン酸、メタクリル酸、苛性ソーダ、硫化ナトリウムなど)

これらが信じられないほどの基準を超えた量保管されていた。台湾筋からの情報によると、軍関係の企業でなければこんな所にこんな大量の危険物を保管しない。爆発の原因も軍関係者でなければ不可能な所だということ。最初の爆発時の炎から落ちる火の粉は、爆発物がほぼ爆弾で間違いないだろうとのこと。

8月13日が北載河会議の最終日であった。その前日深夜に天津で爆発が発生。

天津市は中国の戦略石油備蓄の拠点。中国政府は備蓄を拡大中だった。現在、タンカーが港湾を利用できない状態。
→中国空軍機は空中給油不可。
特務機関による情報工作がやりやすくなる。

また、このような施設もあったようだ

天津に安全性が高い中国初の原子炉海水淡水化工場
http://j.people.com.cn/2005/09/30/jp20050930_53945.html

> 長期にわたって準備作業が行われていた中国初の原子炉を熱源とする海水淡水化工場が天津浜海新区に建設されることになり、具体的な建設地選定段階に入っている。政府広報によると、2007年までに低温原子力エネルギーを利用した海水の淡水化を実現する予定である。

◆天津事件の黒幕!!!

名前はズバリ「李瑞海」だそうで。元中央の政協委員会主席というポストですから、なんかありますな。

中国国内では検索不可になってます(笑)

http://www.j-cia.com/archives/11925

◆China Alert 2015/08/17 北載河会議と天津爆発事件の関わり

今回の天津の事件に関しては、中国共産党内部の権力抗争という点から考察してみました。おそらく、江沢民は生き延びたのだと思います。

北載河会議は、習近平にとっては散々なものであったはずです。天津爆発事件が人為的なものであったと仮定すれば、その下手人(複数)は明らかなのですが、さすがに習近平は彼らには対抗出来ないでしょう。多くの摩擦を生みながら遂行してきた反腐敗運動も頓挫する可能性が高いようです。さて、身動きのとれなくなった習近平はこれからどうするのでしょうか?

1.北載河会議の結果
2.天津爆破事件の考察 -- 人物相関図から見えるもの

http://www.j-cia.com/archives/11932

◆【天津の爆発はテロ】 FBF 早川 良一氏コメントより

長年化学工場で働いてきた経験から今回の天津の爆発がテロであることを論証する。おそらく危険物取扱者の資格を持っている人も同様のことを考えていると推測される。

【問題点を列挙】

①車の火を鎮火しに行った消防士が放水したところ爆発が起きた。普通化学薬品工場や倉庫であれば放水でなく粉末をかける化学消防車が駆けつける。理由は油や化学薬品に放水すると逆に延焼するからである。それではなぜ一般の消防車が駆けつけたのか?

②ルモンドの動画を見る限り一回目の爆発は確かに化学薬品の爆発であるが、二回目の爆発は爆薬である。なぜわかるかと言うと閃光が走ってからの爆風の速さから言って後者が調合済みの物とわかるからである。

③爆発してクレーターができたのであるから、その現象から肥料や爆薬の原料となる「硝酸アンモニウム(硝安)」が原因であろう。別段天津が最初の事故ではなくドイツでは戦前数千人死亡しているし、日本でも起きている事故である。
ただ硝酸アンモニウムを爆発させるにはダイナマイトによる衝撃か沸点の210度まで上昇させる必要がある。なぜ放水して爆発したのか?大体にして吸水すると「お熱とろーね」と言った熱さましの原料になるほど熱を奪うのであるが。

④爆発させるには硝酸アンモニウムの固体に水をかけて5%ほど水分を含ませ、それを沸点の210度まで温度を上げてやらなければならない。となれば誰かがその個体の周りに「粉末アルミニウム」のような水を吸収すると発火させる物質を撒いておいたに違いないのだ。

【結論】

テロリストの用意周到なところは最初から化学消防車ではなく一般の消防車が駆けつけると予想していたことである。そして事前に水に発火するアルミニウムのような固形粉末を撒いておいたところである。とは言え二回目の爆発に必要な爆薬が最初から保管されていたのか、テロリストが用意していたのかまでは判断できない。

【推論】

北京、天津、河北省は北京語が話され漢民族である習国家主席の地盤である。一方で上海は上海電機大卒の江沢民の地盤である。また上海語が話されている上、漢民族ではない。そこでは上海ファミリーが世界第10位に位置する商業都市を牛耳っている。それから返還前に訪れたことがあるが、香港やマカオでは広東語が話されており、これもまた漢民族ではない。
習主席は江沢民や胡錦濤の派閥を解体させるため、不正根絶という名の元で彼らのグループを粛清していった。勿論上海ファミリーも力を奪われたわけであるが、今回の株の暴落で空売りをしてかなり資金を手にしている。
少し解説しておかなければならないが、チベットやウイグル地区へ同化政策として移住させられているのは「漢民族」である。
それでも「漢民族」が自由にできる港と言えば、実は「天津港」と「人工島」しかないのである。例えば習が香港を抑え込もうとしても若い学生が「傘革命」で抵抗されたのは記憶に新しい。

何を言いたいのかもうおわかりのことだと思う。テロの主犯は江沢民である。

①経済戦争
日米、江沢民が一ヶ月も経たない内に中国の株を30%暴落させた。

②内部抗争
習主席、江沢民、胡錦濤の内部抗争激化。

(1)弾圧されていた江沢民が株の空売りで資金を集める。逆に習主席は資金を失う。
(2)粛清されなかった胡錦濤派の者が機密書類を持ち出しアメリカへ亡命中。

③民族闘争
今回の天津港の爆発事件で江沢民が属する上海ファミリーは習主席を追い詰めたのである。
(1)資金を失った習主席の派閥は軍事費よりかかる治安維持費がさらに必要となった。どれだけ失ったかと言うと、オーストラリアのアボット首相から中国にもMH370の捜索費用を出せと言われて一銭も出せない状況である。
(2)前回のルモンドの記事を参考にしてもらいたい。安全基準を満たさない企業の役員は逮捕されるとなっており、今回は派閥の市長まで含まれているのである。それによって粛清されてきた江沢民派は一矢を報いることができたのである。それでも水をかけてはいけないことを知らなかった消防士に責任を押し付ける気であろうが。
(3)燃えた多数の自動車は先日トヨタ自動車から首位を奪還したばかりのVW社の車である。体力のなくなった保険会社は払えなくても払う必要がある。もし払わなかったら9月3日の抗日70周年記念に参加予定のアンゲラメルケル首相が取りやめる可能性が高くなるからだ。
(4)漢民族の支配下である天津港を無力化するために、爆発物の他にシアン化ナトリウムが貯蔵されていたことをテロリストは周知していた。それが地下に流れ込み市民に健康被害が出ることを計算していたわけである。

今なら笑いごとで済まされる私ごとの話である。勤務先の倉庫から不良グループが夜中にラリるためにトルエンを盗み出しているのを係長は見つけて警察にそいつを突き出した。ところが逆に管理がなっとらんと大目玉を食らったことがある。
化学工場では定期的に消防訓練をするが、爆発する有機溶剤を多量に倉庫に保管しているので、毎回化学消防車がきて訓練したものだ。一方で取引先の日立系の会社には車庫に消防車を所有している。それに比べ中国の民度は低すぎるとしか言いようがない。ま、テロリストはそこにつけこんだわけであるが。それから煙突から火が出て建屋内が煙だらけになり、そして翌日新聞沙汰になったことがある。無論それ以来監視付きになってしまったのであるが。

爆発の規模や現場の写真などどれを見てもとても百や二百の犠牲者で済むとは思えない。最初の爆発や消火時に起きた爆発ではガス化や気体化された犠牲者も多かったはず。行方不明などみんなその類だと思われる。爆発発生直後に消火作業にあたった消防隊3チームが未だに消息不明。港湾公安局の所属 で死亡者数には入っていない。現在残された犠牲者の多くは爆風で飛ばされたもののほか有毒ガスで死亡したと思われる犠牲者も多く見られる。

FBFの田畑 益弘氏8月17日のコメント

天津市の大爆発事故だが、
周辺地域には、まだ数百トンのシアン化ナトリウムが残っていて、
雨が降るとシアン化水素が発生する恐れがあるそうだ。
又、空気中に飛散しているシアン化ナトリウムの濃度もまだ高いので、
復興に向けては化学防護部隊を派遣して
土壌の汚染除去から始めねばならない様である。
シアン化ナトリウムは水や酸などと反応すると、
有毒で引火しやすい青酸ガスを出す。
口に入れたりガスを吸い込んだりすると、呼吸困難やめまいを引き起こし、
数秒で死亡することもある。 
果たして支那は、この喫緊の作業を、真面目にやるだろうか?
ちなみに、天津地方の天気予報では、明日火曜日に雨が降る。

◆8月13日今度は遼寧省の工場が火災

2015年8月14日 - 天津市の大爆発事故に続いて、遼寧省でも工場が大火災を起こしているそうです。 これ は単なる事故でなく、内乱の可能性もありますが、中国当局が外国人ジャーナリストの 報道を邪魔しており、中国側の報道も全く信用出来ません。

https://twitter.com/sun_koubun/status/631845695511629825

8月16日中国山東省の経済開発区で火災 液化ガス補給所付近か

2015.8.17 産経ニュース

 中国山東省青島市黄島の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」の公式アカウントによると、黄島の経済開発区で16日夜、ゴムと木材を保管する倉庫から火災が発生した。負傷者が出たかどうかは不明。当局が消火作業を続けている。

 倉庫付近に液化石油ガス(LPG)の補給所があるとの情報もある。微博には現場から激しく炎が上がる動画や写真が投稿されている。

 中国天津市の経済開発地区では12日に化学物質を保管していた倉庫が爆発し多数の死傷者が出た。中国政府は生産現場での安全管理の徹底を指示していた。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/150817/wor1508170009-n1.html

◆8月17日、今度は青島で天然ガス施設が爆発炎上
http://hosyusokuhou.jp/archives/45129594.html

天津の大爆発以前にも最近大きな火災が連続して発生している。天津の爆発ニュースの時に誰かが、次は青島が危ないな、と言っていたが、本当に起ってしまった。

◆「天津812大爆発」、その後

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)8月17日(月曜日)
  通算第4629号  
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 「天津812大爆発」。悲劇敵事故は大悲劇となり、未曾有の惨禍が重なる
    ジョージ・ソロス、保有した中国株のほぼ全株を売却、将来に見切りを付けた
**********************************

 悲劇は重なる。
 天津の大爆発は未曾有の惨事となり、8月16日に当局が発表した死者は112,行方不明95(そのうち85名が消防士)、不肖して入院中が722名であるとした。

 開催予定だった政治局常務委員会は中止となり、急遽、李克強首相が現場を視察した。
天津市書記の黄興国から説明を聞いた。爆発現場は遠くからみただけで主に犠牲となった消防士らの葬送会場を訪れ、「英雄だ」と遺族を励ました。
 
しかし「犠牲者は1400名、不明は700名」という現場の噂を在米華字紙「博訊新聞網」(8月15日付け)などが伝えている。2013年11月22日におきた青島の石油管爆発事故ですら、人口密集地ということもあったが、死者62名、重軽傷136名だったの。だから、天津の事故はもっと犠牲が多いはずだという。

 爆発した倉庫は中国に四十社ある危険物取り扱い許可を受けた特殊倉庫だが、天津ではなぜか、事故現場の「瑞海国債物流」という資本金1000万元(邦貨換算二億円)の小さな企業。株主は僅かふたりしかおらず「政府高官との特殊な関係」で運営される企業と判明した(『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』、8月17日)。

 また「有毒な化学材料は700トン、これは通常の基準の70倍」(台北タイムズ、8月16日)、消防士1000名の増援にくわえて、3000名の軍隊が派遣された。

 爆発のあった天津市糖古開発区にはトヨタなど日本企業が夥しく進出しており、被害甚大で操業停止に追い込まれている。

部品供給が中断している上、天津港の港湾機能が麻痺しており、輸出入港として「世界四位」の港湾が今後数ヶ月、使えない状態となると、生産開始はそれなりに遅延するだろう。
 日本のメディアはトヨタなどの被害ばかりを伝えているが、世界経済の視点にたてば、世界第四位の港湾が麻痺したというニュースのほうが、深刻な意味をもつ。

 それこそ天津は工業区ばかりか北京へ物資を運送する生命線である。代替できる港湾は渤海湾に大連、旅順、営口、秦皇島、煙台、威海衛、青島などあるが、規模が小さく、また郵送コストが跳ね上がることは目に見えている。

 ▼すぐに行動に出たのはソロスだった

 悲劇は続く。
 8月13日、広東省東莞では地下鉄の工事現場で、300平方にわたって地盤が崩落、それも白昼の出来事で多くのヴィデオフィルムがネットに流れた。

 8月15日、陝西省の炭鉱で落盤事故、64名が生き埋めとなり絶望視される(上海日報、8月16日)。

 ネット銀行は「幽霊銀行」、預金が蒸発しても、どこに取り付けに行けば良いのか、分からない、多くの預金者は「ネット銀行が幽霊化した」と嘆いている、と英『ファイナンシャル・タイムズ』が伝えた(8月17日)。

 かくて世界一の投機家ジョージ・ソロスは、中国の将来に見切りを付けた。
 保有したアリババ439万株、「百度」の30万株、ほかに三社ほどの中国企業株式合計300万株を売却していたことが分かった(ウォールストリートジャーナル、8月17日電子版)。

http://melma.com/backnumber_45206_6249224/

◆令計画氏弟の“機密爆弾”に習政権戦慄 党幹部の不正蓄財や情事ビデオも

2015.08.12 zakzak

 中国共産党を率いる習近平指導部に重大懸念が浮上している。失脚した令計画・人民政治協商会議副主席の実弟が党指導部に関する機密資料とともに米国に亡命。2700点に及ぶ資料には複数の党幹部の不正蓄財や情事に関する情報が含まれるともいわれ、注目を集めている。亡命劇の背後には、「中国共産主義青年団(共青団)派」トップの胡錦濤・前国家主席の影もちらついているという。習氏がおびえる“機密爆弾”の中身は-。

 米紙ニューヨーク・タイムズなどが報じた習政権の新たな火種。その渦中にいるのは、胡錦濤・前国家主席の最側近として知られ、日本の官房長官に当たる政権の大番頭役、党中央弁公庁主任を長年務めた令計画氏の弟、完成氏だ。

 同紙などによれば、亡命した完成氏は、カリフォルニア州に豪邸を構え、妻とともに「ジェイソン・ワン」などの偽名を使って暮らしていたという。

 兄の計画氏は、習政権が主導する「反腐敗運動」のターゲットとされた末に当局に拘束され、先月、党籍剥奪の処分を受けた。しかし、立場上、党の機密情報に触れることができた計画氏は、「もしもの事態」に備えて集めた情報を弟に託したのだという。

 その舞台裏を『月刊中国』発行人の鳴霞(めいか)氏は、「計画氏が在職中に仕入れた機密情報は計2700点に及ぶといわれている。弟の完成氏はその資料を携えて、おいとともに中国を出国し、シンガポール経由で米国に渡ったといわれている」と明かす。

 持ち出された資料の大部分は党幹部の海外での不正蓄財に関する情報だったが、「なかには幹部の情事の一部始終を隠し撮りしたビデオも含まれるといわれており、その範囲は、習政権のみならず、旧政権時代にまで及ぶ」(鳴霞氏)。

 明るみに出れば、現政権の権威失墜は避けられない。

 習政権は、そんな爆弾情報を握る完成氏の身柄引き渡しを米国に繰り返し求めてきた。今春に予定されていた、反腐敗運動を取り仕切る王岐山・党中央規律検査委員会書記の訪米も、主な目的は完成氏の引き渡し要求だったともいわれている。

 その完成氏は、反腐敗運動でとらわれの身となった一族への便宜を図るよう習政権に揺さぶりをかけているとされる。

 しかし、その背後にはより大きな黒幕の存在も見え隠れする。

 中国事情に詳しい評論家の石平氏は「完成氏の背後には、兄の計画氏がかつて仕えた胡錦濤氏がついている可能性がある。胡氏は、完成氏が握る機密情報を権力闘争を勝ち抜くための“最後のカード”として利用する腹づもりなのだろう」と指摘する。

 習政権は、腐敗官僚の撲滅をうたってスタートさせた反腐敗運動を使って敵対勢力の追い落としを図ってきた。

 そのメーンターゲットとなってきたのが江沢民・元国家主席率いる「上海閥」だった。周永康・前党政治局常務委員ら派閥に属する複数の幹部を次々と粛清してきた一方、胡氏を後ろ盾とする「共青団派」とは微妙な距離を保ってきた。しかし、習政権が胡氏の右腕的存在だった計画氏を失脚させたことで、関係は一気に緊迫化した格好だ。

 「胡錦濤氏は、2017年の党大会をにらんでいる。ここで江沢民氏の影響下にある幹部が軒並み定年を迎え、『上海閥』は一掃される。その機会に配下の『共青団派』の幹部を政権中枢に送り込んでイニシアチブを握り、習政権から実権を奪うつもりだろう。完成氏が持つ機密情報をそのための切り札に使い、習政権から大幅な譲歩を引き出そうとしている可能性がある」(石平氏)

 習政権をめぐる権力闘争は抜き差しならない状況になってきた。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150812/frn1508121140001-n1.htm

◆【断末魔の中韓経済】習政権、株介入でデフレ状況“隠蔽” 中国経済ついに袋小路へ

2015.08.04  zakzak

習近平国家主席率いる中国が、株価の暴落阻止に死に物狂いになっている。実体経済の好転が見られないなか、強引な株価維持策を続けてきたが、市場や投資家の不安が収まらないのだ。国際社会からは「株価操作ではないか」「国際標準と違う」などと批判や疑問も噴出してきた。経済評論家の三橋貴明氏が、袋小路に追い込まれた中国共産党と中国経済に迫った。

 中国の代表的な株価指数である上海総合株価指数は、6月12日に5166・35ポイント(終値ベース)のピークをつけ、暴落に転じた。本稿執筆時(7月末)の上海株価指数は3705・77ポイント。すでに28%も値を下げたことになる。

 実は、中国株が「バブル崩壊」状態に陥るのは、これが2度目である。1度目は、2007年。同年10月16日に、上海総合株価指数は瞬間風速で6124ポイントをつけ、その後、急落した。08年のリーマン・ショック後には、2000ポイントを下回る状況になったわけだから、半端ない。

 その後、中国株はしばらく低迷を続けていたのだが、昨年春から上昇を始め、2000ポイント付近から、わずか1年間で5000ポイントを超えるところまで急騰したのである。最大の理由は、個人投資家の信用買いの爆発的な膨張だ。中国共産党が信用買いを解禁したのは10年だが、その後、しばらく「様子見」をしていたギャンブラーならぬ中国の個人投資家たちが、株式投資のために「借金をする」ことに慣れてきたのが14年という年だったのである。

 中国の証券会社は、現物の10倍ものカネを個人投資家に貸し付け、投資を煽った。しかも、15年3月には中国共産党の機関紙である人民日報が、「上海総合指数は年内に4000ポイントを突破する」と報道。07年の株価上昇時もそうだったのだが、中国の人民は「共産党政府が株価下落を認めるはずがない」という、妙な思い込みをしている。

 そもそも、政府が株価に介入するなど許されるはずがないが、中国に常識は通じない。共産党の「お墨付き」を得たと判断した個人投資家たちが、ますます借金を増やし、株式市場に注ぎ込んだ結果、上海総合株価指数は1年間で2・5倍にまで高騰し、その後、普通にバブルが弾けた。

 今回の株価暴落が前回以上に中国経済にとって「致命傷」になりうるのは、実体経済が株価に全く追いついていないためだ。

 中国共産党の発表する経済指標をそのまま真に受けるのは危険だが、「比較的信用できる」と言われている鉄道貨物輸送量は、現在は11年の水準を下回っている。鉄道貨物の輸送量が「減少」する状況で、いかなる手段で毎四半期7%前後の経済成長率を達成しているのか、神のみぞ知る。

 しかも、中国の6月の生産者物価指数(PPI)は、対前年比4・8%低下。PPIの下落は、これで39カ月連続の下落である。中国経済は、普通に「不況」あるいは「デフレーション」へと向かっているのだ。

 それにも関わらず、株価だけが上昇した。人民日報の記事からも分かる通り、中国共産党政府も株価上昇を煽った。なぜなのか。もちろん、株価上昇以外に中国経済の不振をごまかす術がないためだ。

 中国共産党は、現在、株価下落を「介入」によって食い止めようとしているが、露骨な株式介入を継続すると、国際通貨基金(IMF)のSDR(特別引き出し権)の通貨バスケットに、人民元をねじ込むという政府目標がついえる。しかも、アメリカのルー財務長官から、株式市場への介入について「中国が経済改革を断行する上で、介入が何を意味するか、深刻な疑問を持っている」(7月29日)と、クギを刺されてしまう始末である。

 だからといって、株価暴落を放置すると、最後の頼みの綱である中国人民の消費が激減してしまう。中国共産党と中国経済は、いよいよ出口のない袋小路に追い込まれようとしている。

 ■三橋貴明(みつはし・たかあき) 1969年、熊本県生まれ。経済評論家、中小企業診断士。大学卒業後、外資系IT業界数社に勤務。現在は「経世論研究所」所長。著書に『中国との貿易をやめても、まったく日本は困らない!-中国経済の真実』(ワック)、『繁栄の絶対法則』(PHP研究所)、『超・技術革命で世界最強となる日本』(徳間書店)など多数。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150804/frn1508041140001-n1.htm

◆中国の金備蓄数字の奇々怪々

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)8月15日(土曜日)
  通算第4627号   <前日発行>
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 中国の金備蓄は予想数字の三分の一となっていた奇々怪々
  あの鳴り物入りの「国富ファンド」、財布は空に近いのでは?
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 天津浜海地区の港湾近くでの大爆発、キノコ雲という惨事の画像に、もう一つ大事なニュースがかき消されている。日本のメディアは日本企業の被害にばかり焦点を当てている。
 中国の金備蓄の「公表数字」である。

 これまで中国とインドの金買い(これこそが「爆買い」だ)、アラブ諸国顔負けの買いッぷりで、日本からも中古の宝飾品がごっそり買われた。中国の金ショップには早朝から長蛇の列があった。
国家備蓄は3000トンと予測されていた。蓋を開けると三分の一の1054トンだった。
http://lets-gold.net/chart_gallery/chart_gold_demand2.php

 中国の金消費は2014年に、じつは激減している。前年1311・8トンと世界一だったが、これを813・6トンに減らしていたのだ(じつに38%の需要減)。
 これにより世界の国別の金保有ランキングが行進された。
 米国、ドイツ、IMF、イタリア、フランスについで中国は7位に後退し、つぎがスイス、九位が日本で765トン。

次の推論が成り立つ。
第一に世界の金相場は原油価格と平行するかのように下落につぐ下落、一オンス=1200ドルを割り込んでいる。
原油は一バーレル=100ドル台から、いまや40ドル台にまで暴落した。サウジは赤字国債を発行し、ロシアは不況に陥没し、あおりを食らって米国シェールガスの開発ブームは止まった。
中国が金を売却していたのである。

第二に鳴り物入りだった中国の国富ファンドの最近の「活躍」が伝わらなくなった。サウジやクエートの国富ファンドに迫る3000億ドル規模の資金は、有益な「投資」にまわされている筈だった。この中には5兆円にものぼった日本株があった。
手元資金不如意に落ちいって、日本株を静かに売却したらしい。というのも、日本企業の株主リストは公開されているが、豪のオムニバスファンド(中国国富ファンドの別働隊)の名前が見つからないからだ。ほぼ日本株を売却したと推定される。

第三に保有する米国債を取り崩している。
中国の外貨準備は「帳面上」、世界最大となって4兆ドル近いが、それならナゼ、米国蔡を徐々に取り崩しているのだろう?
米国債保有は年初来、日本が筆頭に返り咲いている。

こうみてくるとリーマンショック直後からの財政出動と地方政府の無謀な不動産開発の拠点となった「融資平台」と、国有銀行の強気の融資によって膨らんだ中国のインフラ建設、不動産投資が、一時期は中国に未曾有の成長をもたらしたかのように報道されたが、実態は各地にゴーストタウンを造り、償還時期が来ても返済資金がなくなり、金融緩和、利下げ、預金準備率引き下げを繰り返したが、行政の金融政策でも資金不足状態から抜け出せなかった。つぎにシャドーバンキング、理財商品の販売で庶民からカネを巻き上げ、国有企業の回転資金にまわしてきた。

それでも足りなくなった外貨準備を取り崩し、国富ファンドの保有財産を切り売りし、金備蓄を取り崩して手者不如意を埋めてきたのではないのか。

こうした方法は姑息だが、静かに行われ、しかしそれでも足りなくなって株式市場に目を付けた。庶民のカネを、相場を人為的につり上げることによって高騰を演出し、個人投資家という庶民の資金を吸い上げた。だが、この株式は「市場経済」の原則からはるか遠い、出鱈目なメカニズムだったために、相場が崩れ、六月からの上海株大暴落となった。
そして人民元の切り下げである。

一連の動きを読めば、すべてはリーマンショック直後からの強圧的な財政出動のツケが回って、中国経済はいかに藻掻いても藻掻いても「蟻地獄」の陥穽から抜け出せない状況となった。

 すべては身から出た錆、株式暴落と人民元安がこれから本格的に始まる。

http://melma.com/backnumber_45206_6248511/

今の金相場の暴落は誰もが支那共産党の大量売却と知っている。昨年支那が輸入した量は、実際に現物が動いた量よりはるかに多い量を輸入量としていたが、支那の出す数字は最早誰も信用などしない。金も無いドルもない信用も無い。これで事実上AIIBは発車前に整備工場入りが決定ではないのだろうか。

中国共産党内部での権力闘争に目を奪われ過ぎると、大局を見失う事になる。江沢民と共に中国の中央政界では「過去の人」となりつつある李瑞環、一方で胡錦濤によって閣僚ポストに引き上げられた李長春、また江沢民の後塵を拝しつつも国家主席となった李鵬、台湾の李登輝、シンガポールの故リー・クワンユー、香港の不動産財閥で現在、ロンドンや日本の東京駅・八重洲口付近の不動産を買い占めている李嘉誠。失脚する者と出世して行く者。しかし、この李一族は全て親族であり、中国においては「血は水よりも濃い」のである。

先日李鵬一族の権益に手を出した。習近平が権力集握のために彼等一族の権益を奪おうとするとき、なんの一族の後ろ盾も無い習近平は必ず強烈な反撃に見舞われる。

上海勢力に追い討ちをかけられている江沢民勢力は、その巻き返しを計り、江沢民の長男・江綿恒が直々に上海で中国最大規模の半導体企業グレース・コンダクター社の経営に乗り出しているが、その共同経営者がブッシュ大統領の弟・三男のニール・ブッシュである。またブッシュ大統領の末弟マービン・ブッシュの経営する企業の共同経営者が、香港の李嘉誠である。

江沢民一族を撃とうとすると、すなわち李一族をも敵に回すことを意味する。

◆江沢民孫?/上海暴落仕掛け人

株の二度の暴落の仕掛け人。外資動かして仕掛けた。という。江沢民の孫、とけいこうの孫とくもやまの孫。ジジイどもはともかくこの孫どもはウミガメ組で頭は切れる。若くて非情で、黒い奴ら。

まさに金融内戦状態だな中国は。

http://www.nikaidou.com/archives/70500

 江志成

 曾偉

 刘乐飞

彼らは巨額な資金を動かす投資集団を率いている。

ほかにも小平の娘が社長やってる保利集団会社もある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E5%88%A9%E9%9B%86%E5%9B%A3