恵庭市人とまちを育む読書条例について、確認します。
前文のとおり、市内で生まれた赤ちゃんに絵本や図書館の利用者カード申込書を配布するブックスタート事業を全国に先駆けて実施するなど、条例の制定以前から、活発に読書活動を推進していました。
条例制定後も、市内の飲食店や会社などに本を並べ小さな図書館にする恵庭まちじゅう図書館などの取り組みを実施しています。
なお、読書活動を読書、読み聞かせ、一斉読書、調べ学習、読書会、本のリサイクル及びその他の読書に関する活動(第2条第3号)と定義づけています。
▼恵庭市人とまちを育む読書条例
[前文]私たちのまちは、子どもから大人まで、だれもが等しく読書活動に親しむことができるよう、読書の環境づくりに力を注ぎ、市民とともに地域ぐるみで読書のまちづくりを推進してきました。
読書活動には、多くのボランティアが参加し、市民と市が一体となった活動によって、豊かな読書環境や人と地域のつながりが生まれてきています。
私たちは、多くの先人の努力により、このような環境が築かれてきたことに深く感謝し、これまで積み重ねてきた活動を、次の世代に引き継いでいくことが大切と考えました。
ここに、私たちは「読書のまち」を宣言し、これからの読書活動の道しるべとなるこの条例を制定します。
(定義)
第2条 この条例で使う言葉の意味は、次のとおりとします。
(3)読書活動 読書、読み聞かせ、一斉読書、調べ学習、読書会、本のリサイクル及びその他の読書に関する活動