タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

Dr.コトー診療所

2023年01月04日 | 読みました!見ました!

この冬に「見たい映画だね」と女房と話していた邦画が2本ありました。1本は二宮和也と北川景子の「ラーゲリより愛を込めて」、そしてもう1本は吉岡秀隆の「Dr.コトー診療所」です。年末年始は帰省してきた孫たちの世話でバタバタしていてとても映画どころではなかったので、ちょっと時間が空いた今日、ちょうど上映時間帯がボクらの用事とずれている「Dr.コトー診療所」を見てきました。

「人気テレビドラマが16年ぶりに映画で復活」ということで期待して見に行ったのですが、期待通りに満足した部分と「あれ?」って感じる部分がありました。

絶海の孤島の医療に携わり20年。島民からも慕われて、診療所に来る患者への診療はもちろん、島中へ自転車をこいで往診しているコトー先生。大海原を背景に自転車をこぐシーンには、感無量になりました。 月日の経過で、普通の自転車から電動アシスト自転車に、コトーの髪の毛も黒髪からロマンスグレー変わっていました。でも、コトー先生の島の人々への献身的な頑張りは相変わらず健在で、感動します。

ただ、「過疎地における地域医療のあり方」っていう日本の地方に多く見られる問題点は、映画でも何ら解決していません。結局は医師の自己犠牲の精神に頼るしかないのか?これではいかんよなぁ…。ラストシーンでもう少し未来に向けた一歩が描かれていてもいいのになぁ…と思いました。

青年医師役で出演したキンプリの高橋海人は好演でしたね。あとコトー先生の姿を見て、「あしたのジョー」のラストシーン、真っ白に燃え尽きた矢吹丈の姿を思い出してしまいました。中島みゆきの歌う「銀の龍の背に乗って」もヨカッタです。

まぁ何だかんだ言って、2時間半の映画を楽しませてもらいました。やっぱり映画館で見る映画はいいです。

 

コメント
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