タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

世界が青くなったら

2023年01月14日 | 読みました!見ました!

図書館から借りた「世界が青くなったら」を読了しました。作者は武田綾乃さん。初めて読む作家です。30代前半の女性作家みたいです。読み始めたら、なんとまぁファンタジー恋愛小説でしたよ。ボクのような還暦を過ぎたジジイにはちょっと無理かな?って思って読み進めました。

ある朝、佳奈が目を覚ますと、彼氏の坂橋亮が世界から消えていた。LINEに履歴はないし、電話帳の中の番号もなくなっている。不安になって亮のマンションに行ってみるが、亮の部屋はずっと空室だという。親友に亮の話をしても「そんな人には会ったことがない」と言われてしまう。

こんな感じで始まる、いわゆる「パラレルワールド」系の小説でした。あっちの世界とこっちの世界が繋がって、そこには犯してはいけないルールがあって、それを破ると世界が…みたいな感じ。

さっき「ジジイにはちょっと無理かな?って思って読み始めた」と書きましたが、全然無理じゃなかったです。面白くて夢中になって読んじゃいました。小説全体に「色」を感じさせる表現や描写が多く、想像力を働かせながら読みましたよ。たまにはこういうのもいいですね。

本は世界を広げてくれますね。

コメント
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