表題の「香川1区」というのは映画の題名です。長岡アジア映画祭実行委員会主催のアオーレ長岡で行われた上映会に行ってきました。女房も誘ったのですが、今回は「興味ないわ」と振られたので、単独での上映会への参加です。
この映画は、2021年秋の第49回衆議院議員総選挙で注目を集めた選挙区の香川1区に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
衆議院議員・小川淳也氏の初出馬からの17年間を追った前作「なぜ君は総理大臣になれないのか」が大きな話題を集めた大島新監督が、同作の続編的位置付けの作品として手がけ、香川1区の選挙戦を与野党両陣営、双方の有権者の視点から密着取材して撮影した、前代未聞の政治参加型ドキュメンタリー映画です。
野党・立憲民主党の小川淳也氏の香川1区における18年間に渡る宿敵のライバルは、与党・自由民主党の平井卓也議員。言わずとしれた菅内閣で入閣した初代デジタル改革担当大臣です。
2003年の初出馬から1勝5敗と闘いに窮し、比例復活当選を繰り返してきた小川氏。宿敵の平井議員は四国新聞と西日本放送のオーナー一族にして3世議員。一方の小川議員は「地盤・看板・カバンなし」のパーマ屋のせがれという対照的な2人です。
いやぁ面白かったな、この映画。2時間半という長時間のドキュメント映画ですが、まったく退屈することなく夢中になって最後まで視聴できました。まぁ政治的な見解も絡むので、ボクはこの映画に対する詳細な感想はここでは述べません。それに、小川議員寄りの立場で制作された映画である間違いないので、もしかしたら平井議員の映像などは都合よく切り取られて編集されていた可能性もあります。
だけど、2人の議員さんのさまざまな発言や映像を見て、「政治家として、いや人間としての器の大きさが違うな」と感じました。いやぁ、ドキュメンタリーは面白い!
さて、2021年の衆議院議員選挙香川1区の結果はどうなったのか?皆さんは覚えていますか?忘れちゃった方は、どうぞネットで検索して調べてください。