タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

原爆といのち ~漫画家たちの戦争~

2023年09月09日 | 読みました!見ました!

本家の「週末はアルビレックス!」や、このブログ「タケ・タケ・エヴリバディ!」に時々コメントをくださる50foxさんは、ご自身も「ON MY WAY」というブログを運営されています。50foxさんとボクは、アルビレックス、ランニングという共通の趣味があり、昭和30年代生まれの同世代であり、ともにフォークソング好き。今から20年ほど前に初めて単身赴任先でお会いして以来何かと縁があり、今も互いのブログを時々訪問し合う間柄です。その50foxさんのブログで、数日前に興味深い書評を拝見しました。

 

「漫画家たちの戦争 戦場の現実と正体」(中野晴行監修;金の星社) - ON  MY  WAY

8月は、終戦を迎えた月だった。そのせいか、図書館には8月末になっても、戦争についてのミニコーナーが展示してあった。そのなかに、一度読みたいと思っていたシリーズ本の1...

goo blog

 

いい本を紹介していただきました。ボク自身も、今までにも漫画によって戦争について学んだことが何度かありました。このブログでも紹介させてもらいましたね。これとか、これとかね。

 

水木しげるの戦争マンガ - タケ・タケ・エヴリバディ!

前回の手塚治虫の戦争マンガに引き続き、図書館から水木しげるの戦争マンガを借りてきました。まずは、ずっと「読みたい」と思っていたこれ。「総員玉砕せよ」です。今回借...

goo blog

 
 

戦争を描いたマンガ - タケ・タケ・エヴリバディ!

少し前に「『はだしのゲン』が広島市の小学校の教材からなくなる」というニュースを耳にしました。そういえばわが家の子どもたちが小学生の頃に、学校の図書館から「はだし...

goo blog

 

で、50foxさんに触発されて、ボクも長岡市の中央図書館で借りてきましたよ。「漫画家たちの戦争 第1集:原爆といのち」です。

赤塚不二夫、貝塚ひろし、辰巳ヨシヒロ、谷川一彦、手塚治虫、中沢啓治。この錚々たる(知らない漫画家も少しいたけど)7人の漫画家が描く「原爆といのち」。ズッシリと胸に染みました。漫画界の重鎮・手塚治虫は「ブラックジャック」の「やり残しの家」で、「はだしのゲン」の中沢啓治は「ゲン」制作のきっかけとなった自伝「おれは見た」で、さらにギャグ漫画家の赤塚不二夫も原爆をテーマにした作品を描いていたとは!

貝塚ひろしも、ボクらが少年時代に夢中になった漫画家です。

作品名は「黒バットの記録」。なんと野球漫画のテーマが「原爆といのち」なのですよ。広島に原爆を投下した戦闘機のパイロットがメジャーリーガーで、被爆した少年に野球のコーチをするというフィクションです。

いやぁ~。この「漫画家たちの戦争」シリーズ(金の星社)、いいですね。

(1)原爆といのち
(2)子どもたちの戦争
(3)戦争の傷あと
(4)戦場の現実と正体
(5)未来の戦争
(6)漫画家たちの戦争 別巻資料

さらにⅡ期シリーズとして

(1)沖縄戦と原爆投下
(2)引き揚げの悲劇
(3)出征と疎開そして戦後

全9冊もあるみたいです。「こりゃぁ全巻制覇せねば!」って思っています。まずは2冊を図書館に予約しました。なんたって定価は1冊3200円です。3200円×9冊=28,800円分を、しっかり図書館から借りて読みたいと思います。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする