タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

フェニックス花火の大型トラック

2023年09月10日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

昨日(9日)と今日(10日)は、片貝祭りでした。片貝祭りと言えば、もちろん浅原神社の奉納花火大会ですよね。海の柏崎、川の長岡、山の片貝と、新潟県の三大花火大会の一つとしても有名です。名物はなんと言っても日本一の四尺玉。かつては長岡花火と片貝花火が日本一を争って、三尺玉、三尺三寸玉、四尺玉と、花火のスケールアップを競争した時代もありましたが、長岡が「花火は大きさよりも総合力」って方向に舵を切ったので、今は大きさに関して言えば片貝の四尺玉が日本一ということになっています(たぶん)。

片貝地区は行政区は小千谷市ですが、文化圏は長岡市だし、現長岡市の越路地域(旧三島郡越路町)と隣接しているので、わが家もけっこう近いんですよ。片貝花火の音もよく聞こえます。昨日の夜の四尺玉の打ち上げ時には、わが家が揺れました(笑)。

まぁ片貝祭りの花火のスゴいところは、花火のスポンサーが一般町民だってことですよね。一軒の家が1年間に費やす平均花火支出費用は、「○十万円は当たり前」っていう文化です。「亡き父の三回忌」とか「結婚○周年」とか「初孫誕生祝い」とか、家族の歴史の節目に花火を上げて感謝の気持ちを表すのが、片貝花火の大きな特徴です。ボクの職場の同僚にも片貝の住人がいるんですが、この前「花火の費用も大変だね」なんて言ったら、「花火に金をかけるなんて当たり前」「そんなことを言う人は片貝にはいませんよ」って言ってました。(ホントかしら?)

さて前置きが長くなりましたが、「大きさを追求する片貝花火」に対して「総合力で勝負する長岡花火」の象徴的存在が、復興祈願花火「フェニックス」だと思います。信濃川沿いに2kmにわたって打ち上げられるスケールと、「ジュピター」(平原綾香の歌声)の音楽と花火のコラボレーションは、長岡市民の誇りです。ボクらは毎年このフェニックス花火を見て泣きます。

実は昨日、その復興祈願花火「フェニックス」を大々的にボディにペイントした大型トラックにお目にかかったので、今日はその写真の紹介です。

トラックのボディいっぱいに、夜空に打ち上がるフェニックス花火が描かれています。画像に写っているわが家の孫(4歳の男児)と比べてみても、かなり大きいトラックであることがおわかりいただけると思います。こんなトラックが全国を走り回って長岡花火をアピールしているなんて、すばらしいですね。こんなトラックが走っていたら、思わず目を見張りますよね。

実は今回このトラックを見たのは一般道路ではなく、9日に長岡市内で開催された「ふれあいくるままつり〜働く車大集合!〜」の会場です。両親(娘夫婦)の勤務の関係で孫を1日あずかることになったボクらジジ&ババが、「自動車大好き少年」の孫を連れて行ったそのイベント会場に展示されていたのです。

まぁ他にもいろいろな「働く車」が展示されていたり、乗車体験があったり、工作コーナーがあったり、縁日コーナーがあったり、孫は大喜びでした。ちなみに上の画像は、モーターグレーダ(整地用途に使用される自走式の産業用車両)です。孫に教えてもらい、勉強になりました。

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