タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

長岡の戦後建築史

2023年09月07日 | 健康・スポーツ・生涯学習

長岡市の生涯学習の場である「まちなかキャンパス」で、5回連続講座「建築のウンチクー長岡の戦後建築史ー」を受講しました。まぁボクは一応理系なんですけど、建築って今までの人生の中では、あまり興味はなかったんですよ。それでもアオーレ長岡とか隈研吾(くまけんご)とか、話題の建築家が作った建築物には多少関心があったので、この講座を受講することにしたんです。その1回目の講座を受けた後で書いたブログがこれでした。

 

隈研吾・建築図鑑 - タケ・タケ・エヴリバディ!

今年の「まちなかキャンパス長岡」の「まちづくり学科」の5回連続講座に、「建築のウンチク~長岡の戦後建築史」という講座があり、8月はじめから講座がスタートしていま...

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「アオーレ長岡と隈研吾」以降の、5回の講義の中身を紹介しますね。まちなかキャンパスのリーフレットからの引用です。こんな感じ。

隈研吾(アオーレ長岡)、伊藤豊雄(リリックホール)、前川國男(ロングライフセンター・北部体育館)、吉武泰水(互尊文庫)、石本喜久治(柳原分庁舎・厚生会館)。この前、知り合いの建築業界の人と雑談をした時に、これらの建築家の名前をちょこっと出したら、「八百政さん、すごいね。そんな建築家の名前を知っているんだ?」「この業界では有名人ばかりですよ」って感心されました。エヘン!

長岡市民にはお馴染みの公共建築物の数々が、全国的に有名な建築家の設計だったなんて、ボクはこの講座を受けるまでまったく知りませんでした。ちょっと誇らしいですよね。登場した長岡市内の建築物の中でも、ボクが特に馴染みのあるものを紹介しますね。

はい。まずはお馴染みのアオーレ長岡です。JR長岡駅前にある現在の長岡市役所で、平成24年のオープンです。もちろん設計は、皆さんお馴染みの隈研吾です。

はい。これは北部体育館です。前川國男さんの設計ね。ボクは今も毎週1回、ここで仲間との卓球の練習に参加しています。1984年(昭和59年)竣工です。この北部体育館には、ボクはこんな思い出もあるんですよ。

 

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さて、次はこれです。

こちらは互尊文庫です。長岡市初の公立図書館です。設計は吉武泰水さん。この建物は3代目で、1967年(昭和42年)の竣工です。残念ながら今年の2月に閉館しました(建物はまだありますが)。正面の銅像は、「互尊独尊」の実業家・野本恭八郎です。この方の寄付で互尊文庫はできたのだそうです。ボクは高校時代に「試験勉強をする」という名目で互尊文庫の自習室に通ったこと数回がありますが、真の目的は「可愛い女子とお近づきになることだった」という記憶があります(笑)。あぁ、青春!あの娘は今どうしているだろう?間違いなく65歳になっているはずです。

これは既に取り壊された柳原分庁舎です。ボク的には子どもの頃の「市役所」っていうイメージが強いです。石本喜久治の設計で、建てられたのは1955年(昭和30年)です。当時は随分モダンな市役所だったんでしょうね。

最後に紹介するのは、柳原分庁舎と同じ石本喜久治が設計した厚生会館です。ボクにとっては、中学校・高校時代の卓球の試合は、だいたいここで開催されました。ボクが初めて卓球大会で入賞して賞状をもらったのも、中学3年の時この会場でした。ノーシードだったボクが、第2シードのM中のKくんを破って初のBest4入りをしたあの大会は、忘れられません。この厚生会館の跡地にアオーレ長岡が建ちましたので、もちろんもうこの建物はありません。

まぁ、こんな自分自身の思いでもたくさんある長岡市内の(かつての)公共建築物についての講座は、建築は門外漢のボクにとってもなかなか楽しく魅力的なモノでした。毎週の講座が楽しかったです。

で、最終回の講座が終わり、こんな修了証もいただきました。

 

コメント (2)
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