タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

除雪車が勢ぞろい!

2022年12月25日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

ボクがいつも利用する長岡市中央図書館の駐車場は、冬場になると除雪車の待機場所になります。市内に同様の駐車場が何箇所かあるのでしょうが、いざって時にはこの場所から除雪車が出動していくのですよ。

結構この姿は壮観です。「はたらく自動車」が大好きな家の孫(男児:3歳)を連れてきたりしたら、きっと大興奮なんだろうなと思います。

大雪の予報が出ていたこの週末でしたが、幸いにも長岡地域は予報が外れて、過ごしやすい時間を過ごすことができました。ありがたいことです。まぁ中には「卓球大会は予定通りできたんじゃないの?」って文句を言いたい人もるのでしょうが、「もし災害級の豪雪になっていてもあなたは同じことが言えますか?」って聞き返したいですよ。

「最悪を想定して最善を尽くす」ことが大切なのですよね。

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Merry Christmas!

2022年12月24日 | 食いしん坊バンザイ

クリスマスイブの夜です。心配していた雪も長岡地域はまったくたいしたことなく、昨日と今日の好天で積雪量も半分以下になりました。同じ新潟県内でも、下越の関川村などは記録的な大雪とか?豪雪被害が拡大しないことを祈念しています。

さて、今日は参加予定だった卓球大会も中止になり、まったりとした休日を過ごしました。録画していたテレビドラマを見たり、女房の買い物に付き合ったり、ジムのトレッドミルで8Kmほど走ったり。「こういう休日の過ごし方もいいなぁ」と感じた1日でした。

そして夜には、クリスマスのディナー(というほどのものではないけど)をいただきました。ローストチキンを食べて、シャンパンを飲んで、ケーキを食べて、気持ちよく過ごしています。せっかくジムで8km走ったのに、その何倍もカロリーを摂取してしまいました。まぁいいんじゃないでしょうか。人間だもの。

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「スタック」から考えた雪国の道徳性

2022年12月23日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

これまで使ったことがなかった言葉が、突如として世間で当たり前のように使われ始めて、違和感を覚えることがあります。今回もまさにそんな気持ちを抱いています。「スタック」という言葉にです。

適切なイラストではないので上の画像は誤解を与えるかもしれませんが、「スタック」というのは、今回の豪雪報道で突然世間で使われだした(とボクは思っている)言葉で、「雪やぬかるみにタイヤがはまり、前にも後ろにも進まなくなる現象」のことです。

雪道の運転では、タイヤがうまく路面とかみ合わず、アクセルを踏んでもその場で空転してしまいます。 スタックしてしまった場合、まずは落ち着いて状況の改善に努めることが重要ですね。

今までボクはこの状況を、「車が雪にはまる」とか「亀になる」とかって言っていました。雪国で運転をするボクらは毎年時々見る光景ですし、この状況の詳細は十分理解をしていますが、この状況を「スタック」と呼ぶのは知りませんでした。いつから市民権を得た言葉なんですかね?

ここ数日の急激な豪雪で、新潟県内では(長岡市内でも)いたるところでスタックする車が見られました。道路の除雪状況も悪かったですし、スタックした車が渋滞の原因になることも多かったです。自分が運転する車がスタックすると、本当に焦りますよ。もう「どうしたらいいの?」って感じです。間違いなく途方に暮れます。

ですが、心配はいりません。新潟県内では、スタックした車がいたら絶対に周りのみんなが助けてくれます。ボクも今シーズン、職場の駐車場近くでスタックしている車を同僚とともに救助(笑)しました。みんなでタイヤを掘り出し(新潟県民は冬場は自分の車にスコップを積んでいます)、その場に居合わせたり集まってきた4〜5人で、車を押したり引いたりしながら運転手をサポートしました。それを誰もが当然だと思ってやっています。

脱出した車の運転手に「止まるな!お礼なんていいから早く前へ進め!」言い、その言葉通り運転手は「お言葉に甘えます、あるいがとうございました!」とハンドルを握って去っていくのも時々見るシーンです。一度止まっちゃうと、またスタックしちゃいますからね。

冷静に考えてみると、これって雪国で暮らす人達の「高い道徳性」ですよね。ボクたちは当たり前と思っている文化ですが、実にハイレベルな精神性に基づいた行為だとボクは思います。サッカーのW杯の会場でゴミ拾いをする日本人サポーターの姿に通じるところがあります。

雪は「不便」です。ですが「不便」は人の心を成長させ、コミュニケーション能力を高めます。「今日も降ったねぇ…」「大丈夫らかね?」「気をつけなさいね」雪の降る中では、除雪作業をしながらボクらは自然と声をかけ合い、助け合います。それが当然のことであるかのように。これって実は、素晴らしいことなのかもしれませんね。

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豪雪下の竹林

2022年12月22日 | 竹と生きる

今日は降積雪ともに一息ついた新潟県地方ですが、また明日から大荒れの天気とか?豪雪の天気予報と併せて高校生にコロナ感染が拡大していることも受け、長岡市卓球協会は週末に予定されていた大会の中止を決定しました。ボクも混合ダブルスとシングルスのに2種目にエントリーしていたのですが、残念です。まぁしょうがない。

さて、12月としてはここ数年にはなかった短期間での大雪に見舞われた新潟県地方ですが、豪雪地の湯沢町や妙高市や十日町市にはほとんど雪が降っていないのに、例年はさほど雪が降らない柏崎市が雪にやられているという珍しい現象が現在進行形で起きています。ボクの住む長岡市はいつも「ある程度は降る地域」ですけどね。

この雪で、わが家の竹林は下のような状況になっています。「かんじき」を履いて撮影に行ってきましたよ。

はい。雪国の竹林は、こんなになっちゃうんです。ある程度雪が解けるとビヨーンと元に戻る竹もありますし、折れちゃう竹もあります。春になると、その竹の始末が大変なんですよ。今年の春の画像があったかな?

ありました。折れたり割れたりした竹の始末は。竹専用のチェーンソーなくしては作業が進みません。このチェーンソーも、もう15年くらい使っています。ボクは他に一般樹木用にもう一つチェーンソーを持っているんですよ(竹用とはチェーンについている刃が異なります)。

そうそう。今朝の新潟日報に、竹に関するこんな衝撃的な記事が掲載されていました。皆さんはご覧になりましたか?

今回の大雪による佐渡の停電は、竹林がその要因ではないかという内容の記事です。大雪による停電エリアと、竹の多い地域が一致しているというのですよ。電線に放置された竹林の竹が倒れて、停電となった地域も多かったのだそうです。記事の中で佐渡市長は、「放置された竹林や森林の管理を強化する仕組みが必要だ」と語っていました。まさにその通り!竹林の整備は、絶対に解決が必要な地域の課題だと思います。

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倒木と落下

2022年12月21日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

昨日コロナワクチンを打ったボクは、「副反応で苦しむ可能性があるな」と考え、今日は予め溜まっていた振休を取得しました。副反応は昨日の夜のうちに身体に若干の違和感を感じる程度で済んだので、今日は女房は仕事でいないし、ちょっと家の前の除雪をしたらまったりと過ごせるかなぁ…と気楽に構えていたんですよ。

そしたら午前中に、ボクのスマホに町内会長から電話が入りました。町内某所で雪のために倒木があり、電線に掛かっているというのです。「八百政さんの家の方なんです。現地に行けますか?」「ちょうど今日は仕事が休みなんですよ」「じゃぁすぐにお願いします」

現地はこんなでした。雪で倒れた雑木が完全に電線に掛かって、電線も撓(たわ)んで切れそうです。当初は「近所の人達の協力を得てチェーンソーで切ればいいか?」なんて安易に考えていましたが、とてもそんな素人が対応できる代物ではないことがわかりました。すぐに東北電力のサービスセンターに電話したり、近くにある森林組合に作業が可能かどうか問い合わせたり、近所の皆さんに対応の状況を連絡したり、町内会長に報告したり、慌ただしく過ごしていたら昼過ぎになっちゃいました。まぁやれることは全部したつもりですが、未だ問題はまったく解決していません(雪のため市内で倒木が相次いでいるそうです)。東北電力(委託業者)の倒木処理作業が1日も早く終わってほしいと思います。

お昼を食べて、「ちょっと家の前の除雪をしておくか…」とスノーダンプを持って車庫を出たら、向こうの方から「ガシャーン!」と音がしました。引き続いて「誰かいませんか!」「誰か来てください!」の声。わが家から10mほど離れている隣家の小屋の前にかけつけると、隣のAさんのお父さん(70代半ば)がハシゴの近くに倒れ、近くにいる若い男の人が救急車を要請しているところでした。

Aさんが小屋の屋根の雪下ろしをしようとしてハシゴから転落したのです。若い男性は、ちょうどAさんの奥さんの在宅リハビリの訪問に来た理学療法士さんでした。Aさんは最初は意識もなく呼びかけにも応じなかったのですが、救急車の到着までには意識も戻り、救急隊員の質問にも答えることができるようになりました。

かけつけた近所のBさんご夫妻とボク、それに理学療法士さんの4人で、足の不自由なAさんの奥さんに知らせたり、勤めに出ている息子さんに連絡を取ったり、救急隊員に状況を説明したりして対応し、救急車が病院に向かって出発するのを見送りました。

診断の結果、Aさんは骨にも脳波にも異常はなく、先ほどご本人から「心配をおかけしました」「ありがとうございました」と連絡がありました。いや、ほんとヨカッタです。と同時に、「屋根の雪下ろしは1人でやっちゃいけないな」と再認識しました。

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