11月18日 山の神の滝よりつづきです。
山の神の滝を発って国道を戻り、目的地は大轟の滝。最も好きな滝の一つで、紅葉期の姿が素晴らしいのだが、ここ数年はどうも時期をはずしている。昨年は大雨の後のライトアップを狙い、面白いものが撮れたが、やはり色付いた木々に覆われた姿を見たい。
右の写真は大轟の滝を見おろしたもの。あまり好きな角度ではないが、こういう角度を撮っておいてもいいだろう。
滝正面にある駐車スペースにはうまい具合に空きがあった。車を停めて、カメラと三脚を担いでお気に入りのポイントへ。訪れた人は皆、正面の展望スペースから携帯かデジカメで撮っているが、三脚を使っている人はいない。
駐車場より少し道を登り、滝を左岸方向から見下ろすのがいつものポイント。ここから全景や、アップを撮るのが最もお気に入りである。
朝は濁っていた滝壷が、綺麗な緑色に戻っている。全体に日が当たることはないが、朝方よりは色が映えて見える。
左岸からかかるもみじが今年はあまり紅くなっていない。しかも先の方は既に散ってしまっている。
帰ってからtomi3さんが16日に訪れた際の写真を見たが、その時にはまだ葉があったようなので、昨日の雨で落ちてしまったのかもしれない。少しばかり時期を逸してしまったようだが、休日だけの訪問では仕方ない。
下の写真は駐車場から少し下った場所、最初の場所より20mばかり下から撮ったものである。人によってはこちらのポイントを好む人もいるようだ。
時間は午後3時半、夕食までに帰るにはぎりぎりの時間である。装備を片づけ、R193山越えルートで帰路につく。途中小剣神社前にあった紅葉が夕日に透けてきれいだったので、ここだけ撮影。
大釜の滝を始め、水量を増して魅力的な滝群をスルー。神山町に入り、「東谷の滝⑤」と呼んでいた滝の脇に「出会いの滝」という標識が掛けられいるのを見る。まっすーさんより聞いていたが、実際に見て見て少しがっかり。この上に素晴らしい滝群があることは、普通の人は知らないのだろうと思ってしまった。
帰宅したのは午後6時前、245km 9,480歩。
期待したほどの景色には出会えなかったが、天候に恵まれた、気持ちのいい遠征だった。