週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

林道復活 高瀑祭り?

2013年02月18日 | 自然写真 滝

 話は1月中旬に遡る。エントツ山さんHPの掲示板にて、成人の日に降った大雪によって、高瀑登山道への林道が、倒木で通行不能になったとの情報がもたらされた。翌週20日、白猪の滝に皆揃ったおりに、Kurenaikaiさんがチェーンソーを持っているので、それで道を拓きましょうということになった。その後、何組かが林道の途中で引き返したのとの報告があった。
 そして2月15日、エントツ山さんの掲示板にて、おいわさんが「チェーンソーを持参しますので、皆さん、我々より後からおいで下さい」という旨の書き込みを行った。

 2月17日 日曜日 5時40分出発。コンビニで朝食を調達し、高速道路のバス停でまっすーさんを乗せる。まっすーさんが大荷物だと思ったら、チェーンソーだった。これで2台のチェーンソーが使えることになる。順調に走って、待ち合わせ場所の諏訪神社に着いたのは7時30分。先に待っていたのはKurenaikaiさん。まもなくなかちゃん、takahamaさん御夫妻と到着し、そしておいわさんとKENさんが到着。総勢8名、高瀑ツアーおいわさん組フルメンバーとなった。スタッドレスを履いた3台(Kurenaikaiさん、KENさん、私)に分乗し、林道へと乗り入れる。
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 諏訪神社まで、道路上には雪を見なかったが、林道に入るとさすがに積雪が多くなる。新雪の為、フワフワした雪は滑りやすい。注意しながら、どこで道が塞がれるかと期待(?)しながら、林道を進む。途中、明らかに切断された倒木をいくつか目にするが、何とか通過。そろそろかと思っていたが、結局塞がれることなく登山口まで到達。轍が登山口先のゲートより先に進んでいることから見て、林業関係者によって倒木が処理されたようだ。
 我々のすぐ後に高知ナンバーの車が到着。
車から茶色のワンちゃんが下りてきたのには驚いた。屋内で飼われるような、足の短い種類のワンちゃんである。
201302171011_016  8時53分、皆装備を整えて出発。昨冬の高瀑も新雪で、簡易アイゼンでは苦労したのだが、新調した靴はさすがに雪道に強い。昨年あれほど苦労した新雪の道を、滑ることなく歩を進められる。途中、KENさんの勧めで、takahamaさん夫妻となかちゃんはアイゼン装着。まっすーさんはスパイク付長靴、おいわさんとKuenaikaiさんはまだアイゼンを付けない。私もまだ必要を感じなかったので、アイゼンを付けずにいた。このあと、何故か先行する3人(おいわさん、Kurenaikaiさん、まっすーさん)と、後続の4人(なかちゃん、takahama夫妻、KENさん)との距離が開き始める。私はその間をつなぐつもりでいたが、いつの間にか前後無人状態で一人歩いていた。いつものようにのぞきの滝の一休みしている間に、皆揃ったが、すぐに出発。

 丸渕到着は10時3分。降り積もった雪と氷で出来たトンネルを抜けるように、滝の水が落ちている。運が良ければ滝の向こうに陽が差し込むのが見えて、「御来光の丸渕」になるのだが、今日は見られなかった。
 下の写真はこの丸渕で恒例となったアイスオブジェ。まっすーさんも熱心に撮影していた。
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 おいわさん・Kurenaikaiさんともにここでアイゼンを装着してしていたので、私も6本爪アイゼンを装着。12本爪を車に積んできてはいたが、荷物になるので、ザックに入れたのは6本爪。
今の靴なら大丈夫だろうと思っている。丸渕脇の急斜面をよじ登る際も、不安は感じなかった。
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 再び沢に出て、高瀑を遠望できる場所に出る。右の写真はコンデジで撮影したものだが、枝に着いた氷に日が当たって輝いている彼方に高瀑の上部が見える。今回結構お気に入りの一枚である。
 ここで後から来た一行に追い付かれた。見ると、ワンちゃんがザックから顔を出している。ここまでの道は、ワンちゃんにはきつかろう。

 更に進むと、高瀑下無名滝が見えてくる。見事に青く染まった氷瀑は、いつきても無名なのがもったいないと思ってしまう。
 下の写真は、無名滝と、天狗の子育て岩に育った氷柱。
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201302171057_262_2  天狗の子育て岩を過ぎて、最後の急斜面を登り、木々の間を抜けると、開けた空間に高瀑がその雄大な姿を現す。いつ来ても感動を覚える瞬間である。

 つづきます。

コメント (4)
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