3月15日 最近は雨の日曜日が続く。今週も予報は雨で、土曜日に高知に出張した疲れが残っているが、今回は出かけると決めている。
6時過ぎ、弱い雨の中を出発。途中眠くてSAで仮眠したため、目的地の内子・高昌寺に着いたのは9時過ぎ。後で知ったことだが、KAWAさんが少し前に訪れていたようだ。お会いできたかも思うと残念。
この寺を訪れた目的は、孝子桜という早咲きの桜。前回訪れたのは曇り空の下で散り始めの時期だった。今回の雨模様が濃い紅の花には合うかもと期待していたのだが、きょうは「ねはん祭り」ということで、大勢の人が集まっている。ゆっくり写真を撮るどころではなく、早々に退散する。
雨は小降りだが、時折ガスがかかって見える。思い付きのように七折の梅園を訪れる。梅まつりも終わって、盛りを過ぎているはずだが、先日松本さん達がガスのかかった梅園を訪れていたのを見て、雰囲気を味わいたいと思った。
盛りを過ぎて花が少ないかと思っていたが、近づいてみて驚いた。まだ蕾が多く、満開前であったようだ。三年前に訪れたときも、祭りが終わった後で満開を迎えていたのだが、今年もまだ見頃はこれからのようだ。とはいえ、通路を外れて梅園の中に入り込むわけにはいかず、花をアップにするには望遠レンズの方がいい。
一通り回って車まで戻ってくると、梅園と反対側の山肌にガスがかかってきた。雨が少し強くなってきたようだ。傘を持って再度梅園へ。
梅園の方にガスがかかることはなく、思った絵にはならなかったが、雨の中のしっとりした感じが撮れればと思い、いろいろ試してみるが思った雰囲気は出ない。先日の松本さんの写真を手本にもっと勉強しなくては。
梅園にいた約2時間の間、出会ったのは3組6人のみ。祭りが終わった後の雨のせいだろうが、貸し切り気分である。飛び回る鳥の声が雨音に吸い込まれ、静かな雰囲気を堪能した。
菜の花もまじえていろいろ撮ってみて、面白い絵も結構撮れたが、もっと梅園の雰囲気をとらえらえるようになりたい。
時間は12時を回っている。国道まで出て、コンビニ弁当の昼食の後、次の目的地に向かう。三島神社の寒緋桜を見に行くつもりだったが、これから松山市内に入ると時間が足りない。高速を使って今治・サンライズ糸山へ。
続きます。