毎年11月3日は小田深山渓谷を訪れている。今年は紅葉が少し遅れているとみて少しずらして訪れてみた。高松を出発した時には晴れそうな感じだったのに、松山に近づくにつれ雲が厚くなり、今日は朝陽の射しこむ瞬間を楽しめそうにない。
少し手前の定番ポイントに車を停める。先に一人が三脚を据えて撮っている。いまは三脚なしで河原に下りる。陽が昇ると水面が金色に染まるので後でまた来るつもり。
いつもの場所に車を停め、長靴に履き替える。雨上がりで水量が多いが、浅い個所までは踏み込みたい。
なぜかこの場所は廻るルートが決まっている。朝陽の差し込む9時頃に撮るポイントが決まっているせいだろうか。今日は曇りなので定番しっとりした感じを楽しみながら定番ポイントを廻っていく。曇り空ならいっそ霧が出てくれれば面白いのに。
ここ数年の小田深山では、紅葉より黄葉を楽しんでいる気がする。水面に映るときに金色に染まるのが楽しい。
今日は昼食を用意していないので昼前に小田深山を離れる。もう少しゆっくりしたい気分になったのは久しぶりだが仕方ない。
また来年の貌を見に来よう。