高速千円も今日まで。とはいえ雨模様では、滝巡りは敬遠したいところ。
となるとやはり紫陽花だが、新宮あじさい祭りはまだ見頃を迎えていないので、まだ訪れていない場所で、高速利用ということで、春野のあじさい街道を見に行く。
情報では、例年の見頃は6月初旬から中旬なので少し遅いかも知れない。
街道沿いというより川沿いに植えられた紫陽花は、やはり目をひく。あじさい祭りののぼりもあって、場所はすぐわかるのだが、車を停める場所がわからない、一度通り過ぎて、戻ってくると洗車場の脇に駐車場と書いてあったので、やっと車を停める。後で気づいたのだが、道をはさんで紫陽花の列の裏側に駐車スペースがあり、休憩所もあった。
全長5kmあるというのでさすがに全部は無理だが、D300sに18-200mmをつけて歩き始める。小降りではあったがやはり傘は必要。
遠目には鮮やかに見える紫陽花だが、近づくと痛んだ花が目立つ。中には既に刈られた株もあった。けれど、水際にある紫陽花はそれだけでも風情を感じられる。
見た距離は1kmちょっとといったところだろうか、1時間ほど街道沿いを巡ってみた。
それなりに楽しんだが、あじさい街道はいまひとつ不満が残ったので、あじさい神社(六篠八幡宮)へ移動。「あじさいの杜」と書いた看板にしたがって進入すると、あじさいがドアを擦りそうな細い道。案内の人に誘導されて奥の駐車場へ。通りがかりに見た「あじさいの杜」は、濃い青が少し薄暗い境内に見事にマッチしていた。
車を降りると雨はほとんど気にならなかったので、傘は持たず、レンズを17-70mmに付け替える。お堂の脇にテントを張ってたこ焼きなどの売店があり、そのわきに募金箱。ここで100円を入れ、あじさいの間にある遊歩道に入っていく。それぞれの株は手入れが良く、見事な色づきである。雰囲気も素晴らしい。
あじさい神社ではたっぷり堪能させてもらった。ここだけでも遠征の価値があったように思える。
駐車場からは神社の裏から抜ける道があった。次はこちらから入ってくるようにしよう。
ここまで来たついでとばかり、先日訪れたばかりの野市へ。
いつもと違い、売店のある脇に車を停める。さすがに今日は人が多い。最初にまず噴水前に陣取り、三脚をセットして撮影。今回は少しまともなものが撮れた。
あじさいのある土手の下側の道も歩いてみたが、今年の野市は花が少ないように感じる。今がほぼ盛りと思えるのだが、数年前に来た時はもっと花があふれていたような。
あじさいは売店あたりが終点かと思っていたが、さらにその東側にも伸びていた。こちらの株はまだ密集していないので、後景に流れや対岸の竹を入れて撮ってみる。これも面白かった。
車に戻る途中、サイレンが鳴る。12時のサイレンだ。前回もこのサイレンを聞いたなとおもいながら、野市を後にする。今日は人が多いので昼食は別のところで取るつもり。
結構満足したのだが、このまま帰るのももったいない。どこかの滝に寄ろうと思い、とりあえず大豊方面を目指す。
(つづく)
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