5月5日のお出かけ記録です。
西赤石山のアケボノツツジはいつか訪れてみたいと思っていたところに、29日に薬研谷で出会った方に「今年は当たり年」だと聞いて、是非とも訪れたくなった。
3日にハードな渓谷巡りを体験したので1日休んでの登山。多くの登山者が予想されるので、早朝から出発。
別子ダムそばの日浦登山口に着いたのは6時前。駐車場は私の車を停めると一杯になった。天気は快晴。気分よく登山開始。
登山道は足谷川に沿って続く。墓地・醸造所・接待館・学校・役場・病院・精錬所の跡地やダイヤモンド水と名付けられた場所を巡る。絶壁の上に「住友病院跡」とあったのには驚いた。
写真を撮りながら進み、分岐を目出度町方向へ取る。ここまで歩きやすかった道が、細くて歩きにくい道になる。大山積神社を過ぎ、鉄塔脇で大岩をよじ登ったところで左岸の道に合流。
案内では、間もなく歓喜杭に出会うはずだが、気づかないまま銅山越えに到着。所要時間は案内と同じく100分。
銅山越からは尾根上を歩く。快晴だが風が強く、時折吹く突風の音が恐ろしく聞こえる。見晴らしの良い場所で強風が吹くと怖いくらいだ。
幾つかの小ピークをこえ、西赤石山に近づくと、斜面にピンク色の花が見えてくる。木々越しなので撮らずにいたが、気が付くと目の前に満開のアケボノツツジ。
頂上に着いたのは9時10分。写真を撮りながらもほぼ案内通りの時間で到着できた。少しは体力がついてきたかな。
当初10人ほどだった人がどんどん増えてくる。簡単な食事をして下山開始。見下ろす斜面に見えるピンク色はアケボノだと思うのだが。写真に撮ると今一つさえない。新居浜市の市街地がすぐそばに見えて、爽快な景色ではある。
アケボノを撮影しながらの下山中、たくさんの人とすれ違う。天候がいいので皆楽しそうだ。アケボノ目当ての人も今日がベストかもしれない。
銅山越に近づいて振り向くと、斜面にピンク色の花が見える。あそこまで登ったのだと思うと、また達成感が涌いてくる。
銅山越に到着したところで、羽織っていたウィンドブレーカーを脱ぐ。朝早かったせいか少し肌寒いくらいだったが、さすがにこの時間になると気温も上がってくる。
元気な子供連れのパーティーの後をついて下りていくと、歓喜杭に出る。登ってきた道とどこで合流したのかわからなくなってしまった。
歓喜杭を過ぎてすぐ目出度町からのルートに出会うので、やはり登りは案内と違うルートを辿ったようだ。
施設跡の間を流れる足谷川は、小滝の続く急な渓谷。可能ならば下りて撮影したいくらい、魅力的な渓谷である。
下りだというのに2時間半もかかってしまった。それだけ険しい道だということだろう。
駐車場付近は道沿いに停めた車が連なる。アケボノが咲いているのは西側斜面だったので、午後の方が見栄えが良いかと考えていたのだが、この混雑を見れば、早く来て正解だったと思う。
帰路は富郷ダム経由で三島川之江から高速利用。帰宅した時にはかなり披露していたが、そのあと筋肉痛が来なかった。やはり毎日のウォーキングは効果があるようだ。
GW6日間の休みの間に3ヶ所を巡ることができた。天候にも恵まれ、充実したGWでした。
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