久しぶりに土曜日に休みを取った。家内の休みが土曜日なのでそれに合わせて、久しぶりに二人でお出かけ。目的の一つは、来週予定しているスーパー林道の状況を確認すること。
朝5時に出発、南国ICでおりてR195を徳島県境へ向かう。県境を越え、高の瀬峡入口に到着したのは8時。入口には「全面通行止め」の立て札のみ。ゲートも設けてないので、とりあえず侵入。レストハウスにいた方に状況を確認すると、剣山登山口までの半分よりだいぶ手前で斜面崩壊とのことなので、目的の魚止めの滝までは行けそうもない。来週のなかちゃんとの訪瀑は中止になってしまった。
特に目的地を定めてなかったので、少し考えて天霧の滝に決める。歩く距離は少ないし、家内の好きそうな雰囲気である。
途中、クロタビに向かう久井谷林道も全面通行止めだったが、南川林道には立て札なし。安心して美那川キャンプ場の看板から林道に入り込む。最初の4kmほどは舗装されているが、そこから約10kmほど未舗装の道を進む。写真は途中で見られる無名滝。道沿いには多くの無名滝が存在するが、この二つはお気に入りである。
ちなみにHONDA純正のNAVIでは天霧の滝は正しい場所にない。最初は未舗装路に切り替わる辺りに「天霧の滝」と表示される。さらに進んで再び表示されるがこれも違う。調べてみるとGoogleマップでも違う場所にあるようだ。最初に訪れた時はNAVIを持ってなかったので、桂さんの資料と地図だけを頼りにたどり着いたが、そのおかげで迷わずたどり着ける。今回が3度目の訪問である。
目印の祠を過ぎ、広くなったヘアピンの隅に車を停める。時間は9時25分。D300s+17-70mmレンズ、三脚を担いで祠まで戻り、一礼して脇にある降口から滝を目指す。少し降りると相変わらず豪快な姿が見えてくる。
今日は左岸のギリギリまで接近したが、おかげで目いっぱい飛沫を浴びた。右岸に渡るのはたとえ長靴でも怖いところ。今日も遠慮した。それでもこの滝は角度によって姿を変えるので飽きることなく撮り続ける。家内はビデオ撮影だが、これも満足そう。
1時間近くを楽しんだ後、車に戻り、この先の「お鍋の滝」をめざす。木々に隠れて見えないまま林道終点まで進んだので、一度降りて確認。対岸に三段の滝が見え隠れするが、まともに見えない。少し戻って轟音を頼りに「お鍋の滝」を見つけるが、これもほとんど見えない。まっすーさんの情報では、尾根上の部分を降りていくともう少し見えるらしいが、いまの木々の状態ではそれも難しそうなので、先の滝と合わせ、季節を変えて再訪してみたい。
引き返す途中、天霧の滝のすぐ上流側で轟音。降りてみると別の流れが合流しているのだが、その上部は滝の様だ。赤いテープと降り口を見つけ降りてみる。結構雰囲気のいい沢であるが、上部は見えない。長靴であれば対岸に渡り上部を確認できるのだが、これも次回に!
ここはしっかり堪能したので、次はべふ峡に向かう。
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