5月3日のお出かけ記録です。
昨年11月、十田川の秘境滝を巡った際、地元の人に教えてもらった秘境の渕を訪れたいと島崎さんと約束していた。西森さんとの日程を調整して、やっとこの日が実現した。
いつもの様に仁淀川橋たもとで合流し、西森さんの車で十田川の「ひとつうちの滝」に到着。そこからしばらくは微かな踏み跡をたどり、踏み跡が消えた後は通れそうなルートを探す。前回は目的地の手前で崖に阻まれたので少し高い位置を目指して進み、水音で見当をつけて急斜面を下る。流れ込む小さな沢に沿って降りたところに小さいながら見事な滝と渕。これがどうやら孫ケ渕のようだ。
下流側には滝があるようだが、上からは見えない。左岸からさらに急斜面を下って降りたところは、もう一段大きな滝と渕。こちらが姥ケ渕だろう。
にこ渕ほどの広さはないが、雰囲気は負けていない。方角的に正午頃に陽が射しこむので真夏の正午頃に訪れてみたいなと思った。
帰りは30分程度で車まで戻れた。昼食を取った後は、吾北町役場近くにある「大樽の滝」
近くまで到達して地元の人に聞いたところ、滝までの道は誰も通らないので藪と化しているという。どうするかと島崎さんの問いに、行きましょうと答える私。
民家の庭先を抜け、用水路として使われていたらしい水路脇を藪をかき分け進むと藪を透かして小滝が現れる。小滝上の堤を越え、道を塞ぐ大岩を迂回すると、直瀑型の見事な滝。
歩いた距離はわずかだが、訪れる人のいない秘境雰囲気を味わえる滝である。
車中の会話で何度もにこ渕の話題が出たせいだろうか、そのまま程野へ向かう。にこ渕への遊歩道は通行止めとなっているが、それでも駐車スペースには10台程の車が停まっていた。
我々の目的地は東滝の駐車場。東滝の上流側にある渓谷を西森さんは訪れたことがないというので、本日最後の目的地に。私も以前訪れたことがあるがほとんどスルーしている。
車を停め、遊歩道を下ると「ポットスポット」の表示。石のくぼみにはまった小石が水の流れによってお互いを削ってできる穴のことで、足摺岬で見られるものと同じだろう。
さらに下っていくと小滝がある。すぐ下に東滝があるので名がついていないようだが、結構見ごたえがある。
東滝の滝口のすぐ上にある渕。見事な色である。
天候に恵まれ、仁淀川水系の美しい淵を堪能して、今日の訪瀑は終了。
仁淀川橋に戻ったのは17時。いつもの様に次の機会を約して解散。島崎さん、西森さん、ありがとうございました。
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