今日の予報は雨。雨の後なら滝巡りだが、今日は見ごろを迎えるつつじ公園を訪れる。
朝7時10分発、R193で吉野川市に入り、高越山へ分岐。このルートを北から入るのは初めてだ。母衣暮露滝へのルートだが、結構急坂で、冬場の通行は難しいかもしれない。なんとか対向出来る程度の細い山道を走って船窪つつじ公園に着いたのは8時48分。
入口には案内の警備員が待機している。先に駐車している車は2台。内一台から、カメラ機材をかかえた三人組。やはり結構な名所なのだろう。今日の装備は、D300Sに18-200mmをつけて出発したが、看板を見て17-70mmのレンズにつけなおし、28-300mmをバッグに入れる。もちろんメモリーカード・電池の予備と、簡単な雨除けにウィンドブレーカーを持つ。
一帯は「森林浴」「野鳥」とかいったエリアに分けられている。オンツツジが群生するエリアまで700mということだが、もっと歩いたように思えたころ、オレンジの花が視界に入ってくる。ツツジのエリアを囲むように遊歩道があるので、左方向に進む。まだ雨は降っていないが、時折霧がながれ、花を隠してしまう。しばらく進むと、車道と合流する場所に、やぐらを組んだ展望台がある。天気が良ければ、いい眺めだろう。ここまでたどりつく頃には、すでに多くの観光客が来ていて会話が耳に入ってくる。どうやら、オンツツジの満開はまだ少し先の様。それでもオレンジの花の群生が見ごたえがある。時折流れる霧が、結構趣を添えてくれる。
ツツジ群生エリアを回り込むように進むうち、時折陽が射したり、風が吹き抜ける。余談だが、山道を歩いていて、林を抜ける風の音を感じるのはものすごい快感である。
途中、山歩きの装備をした団体とすれ違う。このまま高越山に登るのだろうか。ツツジの花を見ながらではあるが足早に通り過ぎていく。私は写真を撮りながらであるし、風や陽の具合を見ながらなので、ゆっくりである。駐車場に戻ったのは10時20分。駐車場にはマイクロバス2台を含め結構埋まっている。
車に乗り込んだ途端、雨が降り出した。タイミングの良さにホッとしつつ、駐車場を南に通り抜け、母衣暮露の滝をめざす。ここに来るのは1月30日の氷瀑訪問以来。この滝は普段は水量が少なく、大雨の後以外ではいまひとつなのだが、せっかくだから寄ってみる。
滝下で三脚を据えていると、声をかけられた。先ほどのつつじ公園でも見かけた方たちの様だが、「カメラマンさん」と声をかけられたのには驚いた。フォトベストにニコンのフィールドキャップ、三脚とデジイチ。結構大層な装備だからそう見えるのだろうが、そう呼ばれて少しは恥じない写真を撮りたいものである。
この滝は真冬がすごいですよとか会話を交わして、先ほどの方が帰った後、場所を変えて撮影しているとまた別の方から声をかけられる。また同じような会話を交わす。車に戻ると、岐阜ナンバーの車の方から、近辺の滝の情報を尋ねられた。この季節、この滝でこんなに人に合うとは思わなかった。見知らぬ人から声をかけてもらえるというのは嬉しいものである。
南からR193へ合流する予定を変更し、県道250号を木屋平にぬける。滝巡りを始めたころ、このルートが通行止めで大回りさせられてことを思い出す。今でも道は荒れ、落石があり、所々未舗装で、普通車では遠慮したい道である。
木屋平に抜けると千滝・不動滝・閑定の滝など、魅力的な滝が多いのだが、あいにくの雨模様の為スルー。R492からR193と帰ってくるが、県境を越えたあたりから眠気が襲ってくる、
眠気覚ましに、虹の滝に寄る。雨が幾分弱まったいたせいもあるが、この滝をまともに撮影したことがないのを思い出した。以前は車道から直接滝に降りたが、今回はキャンプ場に車と置いて遊歩道を歩く。
帰りついたのは14時50分 走行距離は150km 8,040歩。天候には恵まれなかったが、面白い遠征だった。
母衣暮露の滝は水ヶ滝と同様に、いつも水量がありませんので訪問時期が限られますよね。しかし、訪問時期によってはアット驚くほどの水量がありますよ。(昨年5/24etc.)
今年の1月30日の氷瀑は良かったらしいですね。
ここの氷瀑は私はまだ撮影したことがないので一度撮影したいと思っています。
吉野川市のHPではものすごい水量の母衣暮露滝の写真がでていますね。一度大雨の後に訪れましたが、あれほどではなかったです。今年は1~2月にかけて氷瀑がすばらしかったです。但し普通車では無理な場所ですから、行かれるときはお気をつけて。
オンツツジ、案内の方のお話では未だ三分咲き程度とか。かたまって咲いていたりするので、ときどきはっとさせられます。今の時期でも結構見ごたえありましたね。
オンツツジ、咲き始めてるんですね。
虹の滝の上に見えるのはフジでしょうか。
きれいですね。
そろそろ滝の水量が増えてきそうでうずうずしておりますが、
如何せん腰痛で動くに動けない状況に陥っております。。。
ご指摘のとおり、虹の滝の上方にあるのは藤です。
ここは未だ残っていました。
雌滝の脇にもあったのですが、こちらはフレームに入りませんでした。
実は私の船窪のつつじの写真は去年のです、今年も行こうか思っていたのですが、満開頃に行こうと思ってたら雨になりついに諦めました。
先日吉良の桜を撮ってたら地元のカメラマンに香川ナンバーを徳島で良く見かけるな、と言われました。確かに徳島の山には香川ナンバーは良く見かけます。
先週末の雨では、お出かけは無理だったでしょうね。
確かに徳島県で香川ナンバーをよく見ます。今年は、岡見堂・天日神社・柴内紫堂・神山町江見地区、更には明谷梅林でも、香川ナンバーを見かけました。香川県内に、魅力的なポイントが少ないと感じるせいでしょうか。
それでも最近は香川県内の魅力的なポイントを発見しつつあります。