11月6日 午前4時過ぎ。家族の一員であった三太郎が旅立ちました。
母の足元近くで眠っていたがはずが、母の顔が見えるところまで這ってきて、そこで尽きたとのことです。15歳でした。
この三月ほど、自分で食事もできず、急激に衰えていました。昨日からはスポイトでの食事も受け付けず、もう長くないものと覚悟はしていました。
一時は6kgもあった体重が3kg以下になってしまいました。痩せて元気がなくなっても、三太郎は我が家の癒しでした。
三太郎との出会いは、屋根裏にもぐりこんだ猫が出産した後育児放棄したのを、母が天井裏から救い出してからでした。
体が弱く、おそらくは死にかけていたものを、我が家の家族として迎え入れました。当時は愛犬のパクがおり、同じ家の中で犬と猫が同居する事態にどうなるかと思っていましたが、パクが逝くまでの5年間、結構うまくやっていました。パクが逝った後の癒し担当として、生意気な態度は典型的な猫だと評しながら、家族として過ごしてきました。
抱かれるのを嫌い、かまうとうるさがるくせに寂しがり屋で、日中は常に母が見えるところにいました。
写真や動画もたくさん撮りました。いろいろな思い出があります。
明日の葬儀を終えると、もう三太郎の姿を見ることはできません。しばらくは写真や動画で三太郎をしのぶことになるのでしょう。
三太郎、15年間の思い出をありがとう。家族としての思い出をありがとう。猫の家族は初めてだったけど、それが三太郎でよかった。
ありがとう 三太郎。
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