11月20、21日。
東北やトルコ、マルタを共に旅した友人やまちゃんと、今回は小豆島へ。
4度目の小豆島。紅葉の時期は初。
姫路に住むやまちゃんは福田港に、私は草壁港にそれぞれ到着。
待ち時間は1時間とか平気である、そんなゆったり旅でした。
草壁港にて合流できたのは、12:15。
12:35の紅雲亭行きのバスに乗り、寒霞渓ロープウェイ乗り場へ。
今年は暖かいですね。それもあって例年よりも紅葉は遅めのよう。
頂上のレストランで昼食。
小豆島名物のひしお丼を食べました。
醤油の蔵元がたくさんある小豆島。
ひしお丼とは醤丼とも書き、
定義は小豆島の魚や野菜、醤油(もろみ味噌)を使っているとかで
お店によってさまざま。
ここのは、魚がフライになってました。
観光地ということもあり、ちょっと高めな値段設定。
上からの眺め。
少し散策してから、下りはロープウェイではなく歩くことに。
表12景(左の青のルート)と裏8景(右の赤のルート)とそれぞれ道があり、2キロくらいの道。
裏8景を選択。
これが人気のない、ひっそりとした道。
しかもけっこう傾斜がきつい。
転ばないように気をつけながら、歩くのに必死。
あんまり紅葉していない。。。
ずっと坂道。一休みする感じでもないので、ひたすら歩く。
8景の一つにたどり着いたのはだいぶ下った後でした。
見過ごしてないよね?と不安になりながら歩いていたけど、
ちゃんとこんな感じに看板。
トルコの奇岩を思い出すねー、と。
さらに苦行は続きます^^;
石門を抜けると、小豆島八十八か所の札所も。
紅葉はほんとチラホラ
下りきると、10人くらいの人がたまってました。
どうやらバス停があるみたい。降りてからどうしようかと話していたのでホッとする。
私たちを颯爽と抜かして行った人もいたので、バスの本数がいかに少ないかがわかります。
ようやく来たバスも混んでたけど、次を待つ、という選択肢はないので乗り込む。
いい加減、下山でくたくたになった足を踏ん張って立ち、草壁港まで揺られていきました。
草壁港に戻ったのが16時くらい。
頼んでいたホテルの送迎は17:35の便。
他に観光行くにしても、歩いていくには遠く、バスで移動するにはよい時間がない。
坂手港行きのバスに乗ればホテル近くまでいけるけど、なんと17:13までそのルートのバスは来ない。
それなら17:35を待つか、と・・・ホテルに早く行きたかったけど、おとなしく待つことに。
朝早かったのと、歩き疲れたので少しウトウトしながら待っていると、思ったよりあっという間に時間はやってきました。
ホテルに着くと、夕食は15分後の18時か19時半の2部制とのことだったので、先に食べてしまおう、と18時を選択。
夕食はオリーブバイキング。小豆島の新鮮な食べ物が並びます。
お刺身のお醤油にはもろみ醤油もあり、ちょっと変わっておいしくいただけました。
オリジナルのできたて佃煮も含め、佃煮類が豊富!
オリーブオイルで揚げる串揚げ(でも衣ナシでヘルシー)
カラッと揚がって、すごくおいしい。
そして豪快なゆでだこ!
おのおのがハサミでカットしていきます。
あっという間にこうなる。
海の幸がふんだんで、調理法もさまざまで、とても素晴らしい。
さぬきビールで乾杯!
そして小豆島といったら、そうめん!
写真の右上から時計回りに、レモングラス、オリーブ、李、ゴマの色とりどりのおそうめん。
デザートも充実。
オリーブチョコのファウンテンでした。
ホワイトチョコよりこってりとしすぎず、おいしかった。
あんことモナカがあったので、アイスも加えてアイスモナカを作る。
フローズンフルーツも嬉しい。
そしてこのホテルはたくさんの色浴衣から選ぶことができるのも楽しい。
これにしてみました。
久々の再会に話は多岐にわたり夜はあっという間に更けていく。
翌朝は7時に起き、温泉にゆったり浸かって、朝ごはん。
今日はお昼は遅めに、という予定だったのでしっかり食べました。
写真の左下はMyひしお丼。お魚の漬けや野菜、佃煮等を好きなようにもって、お醤油をかけて作ります。
昨日のフライより漬けのほうがしっくりきておいしい。
快晴!ホテルを9時半にチェックアウトして自転車を借ります。
外からみたホテル。
目指すはホテルから5キロほど先にある映画村。
多少のアップダウンはあったけど、なかなか快適に風を切っていきました。
岬の分教場につき、映画村とのセット券を購入。
13年くらい前に来て以来だけど、やはり風情があって良いですね。
前はなかった(と思う)黒板に書かれたイラスト。
おおきなそろばん。懐かしい。
そろばん、苦手でした。
花咲か爺さんという方が植えてくれたらしい、コスモスがとてもきれいに風に揺られる。
銅像に交じってのじゃんけんは、お約束?
13年前にもやりましたよ、もちろん。
それから私たちは、映画村からオリーブナビという対岸を結ぶ渡し舟に乗り込む。
自転車も積んでます。
対岸に着き、オリーブ公園の有名な風車を拝み
ホテルに向かって走らせる。
時間がね、ないんです。
13:10のホテルから土庄に向かう無料バスを予約していたので自転車をコギコギ。
9キロくらい?かな。
途中、醤の郷にも立ち寄り、佃煮なんか買ったりしたけど、ホント文字通り走り走りの観光。
この醤の郷はもっとゆっくり散策したかった!
これは次の機会にリベンジだなー。とひとりごちる。
13時にホテルに戻り、自転車を返してバスに乗り込む。
観光はじっくりというわけにいかなかったけど、自転車で町を走り抜けたことで充実度が高かった。
そして土庄町のエンジェルロードに降ろしてもらい散策。
潮の満ち引きで時間帯によって道が現れる。
この時間、ロードはだいぶ幅広かったけど(^^;まあ、満潮じゃなくてよかった。
たくさんの人でにぎわってました。
そろそろお昼を食べようと。エンジェルロードから10分くらいのところにある迷路のまちへ。
美術館。
その向かいのMeiPAMというお店で食べようと来たのですが、11月は期間限定でそこから歩いてすぐの島メシ屋というところにランチは移っているとか。でも14時まで!今ちょうど14時!!!テイクアウトもやっていて、買ってきてこのお店で食べてもよい、とのこと。
滑り込みセーフでDeli3品を選ぶお弁当を購入。
その島メシ屋の同じ敷地内に、島モノ屋という物販のお店があって、お醤油やらいろいろ売ってます。
そして、PEPPERくん!
「あなたは今まで会った中で一番素敵な方です」というセリフで出迎えてくれる。
みんなに言ってる。
お弁当を持ってMeiPAMに戻って食べました。
来る人来る人がランチを求めていて、私たちにしてくれた説明をしている店員のお姉さん。
でもDeliが14時から15時は休憩だったらしく、私たち以外にありつけた人はいなかった。
お弁当を食べて、デザートは小豆島だんご。
焼き団子に3種類のお醤油からひとつ選んでつけて、それに小豆島産100%オリーブオイルを垂らしていただきます。
ちなみに、以前訪れたときに聞いた話で、オリーブで有名な小豆島だけど、小豆島産100%のオリーブオイルはなかなかないらしい。
ヨーロッパから輸入したオリーブで作っているのが多い。
確かマルタ行った時も、オリーブはイタリアのものを使ってるとか言ってたなあ。
あのオイルを抽出するのはそれはもうたっくさんのオリーブが必要なんだろうし、なかなか小豆島のだけではまかなえないんだろうなあ。と。
でもこのお団子にかけるのは、100%小豆島産のオリーブだとか。
小豆島産のオリーブオイルと醤油。よいハーモニーでした。
その後、世界一狭い海峡(ギネスに載ってるとか)の土渕海峡
をみたりして過ごし、バスに。
土庄から私は草壁港で降り、やまちゃんは福田港へ。
バスの中でバイバイとなりました。
フェリーに乗るころはこんな感じ。
そして高松港に着いたのは18時半。
帰りも乗り換え時には待ち時間をたっぷりかけて(笑)、高知に戻りました。
車移動じゃないと、バスを待ったり、歩いたり、と大変だけどまた違った良さもありますね。
不便だけど、それが楽しい、というような。