地井武男さん監修の「ちい散歩」を購入して
今日は東京ぶらり散歩。あ、食べ歩きです。
まず向かった神田神保町は、古書とレトロな喫茶の町。
ちいさんが「落ち着く」と紹介してあった喫茶店は
ほとんどが日曜定休でしたが
唯一開いていた、「ミロンガ」へ。
うす暗い店内に、心地よく流れるレコード。
本を片手に何時間でもいられそうな純喫茶。
そう。私はこういうチェーンじゃない喫茶店が好き。
ほんとはホットコーヒーを飲みたかったのだけど、
今日はものすごい暑さ。
店内はノーエアコン。
これも長居しやすいポイントのひとつ。
たまに、早く出ろといわんばかりの冷風がびゅうびゅう当たる
お店ありますもんね・・・・。
ということで、コーヒーフロートのようなものを頼みました。
(名前忘れた)
アイスコーヒーも、ちゃちい味がしなかった
と思ったのは、お店の雰囲気のせい、だけではないでしょう。
じっくり堪能した後は、本屋さんの立ち並ぶ道をてくてく歩いて、
新御茶ノ水駅から千代田線で千駄木へ。
よく聞く谷根千という地名と思っていたところは、
谷中、根津、千駄木をあわせてそう呼んでいるとのことで、
それも発見でした。
千駄木駅をはさんで、谷中と千駄木。
団子坂を登り、駒込学園を曲がって歩いていくと、
夏目漱石の旧居跡が突然でてきました。
壁を歩く猫にびっくり。
【夏目漱石旧居跡の壁】
初めての町並みは歩くだけで楽しい。
「ちい散歩」に載っている豆腐カフェに行くつもりが
途中根津神社近くに、いい感じのお茶屋さん「茶茶」を発見。
メニューをみたら、入らずにはいられない。
【五色こはぎセット】
5種類のちいさなおはぎとアイスグリーンティのセットを
いただきました。
550円とお手ごろ価格なのも良かったです。
それから、お目当てだった豆腐カフェは後回し(!)にして、
素通りし、へび道という蛇行した道を進む。
へび道を抜けて、
谷中ぎんざというにぎやかな商店街へ。
【商店街の招き猫】
いたるところに猫がいます。
本物は一匹だけみました。
そして、テレビや雑誌でとりあげられている
谷中メンチカツを食べる。
日曜ということで、定休日のお店は多い。
行列をなしていた「肉のサトー」で、ゲット。
【谷中メンチカツ】
コロッケを食べたかったのだけど、完売でした。
メンチカツ、熱々で肉ぎっしりでおいしかった!
谷中ぎんざはとても活気があって、
また来たいと思う商店街でした。
夕焼けだんだんという階段ものぼり、いったん商店街を抜けて、
せんべい屋さんで、一枚かじり、
引き返す。
もちろん豆腐カフェを目指して。
名水百選、国産大豆、天然にがりで注文してから作ってくれる
という「豆腐room Dy’s」
おつまみ風とデザート風が選べて、私はおつまみ風を選択。
岩塩、からし、しょうゆがついてきます。
(デザート風はきなこ、黒蜜とかがつきます。)
【できたて豆腐】
湯豆腐じゃない、アッツアツの豆腐は初めてでした。
すごい。ほんとに。
そのまま食べるのが一番おいしかったです。
「ちい散歩」は平日に放送されているせいもあるのか
日曜定休のお店が多くて、行きそびれたところも多々。
年中無休のお店が増え、それに慣れていた自分に気づきました。
また今度、土曜日に。古風な喫茶店や、コロッケ屋さんを求めて。
神田神保町も谷根千も、ノスタルジックで素敵な町並みでした。