食べて、笑って、旅をして

ニュージーランドにいたときに書き初め、いまではテーマはいろいろ。旅、グルメ、高知、鳥、ダイエット、英語。徒然思うこと。

# だまされてみる。

2012-02-12 | Living

「石橋を叩いて叩いて、叩き割って、『ほら、やっぱり割れた』と言う」

高校のときの担任の先生に言われた言葉。
言いえて妙だ。
確かに、私にはそういうところがある。

「とりあえず、やってみよう」という精神を持ちながら、一方で
臆病なところがある。
だまされるのや裏切られるのが怖くて、一歩踏み込めないところがある。


とある出勤途中の朝、乗り換えの駅に向かっているとき、
作業服を着たおじいさんが声をかけてきた。
道を聞かれるのかな、と思い立ち止まると、
「昨日飲んでいたところ、酔っ払って帰れなかった。
 今朝、人と会う約束があるのだけど、待てど暮らせどその人がやってこない。 
 だから帰ろうと思うのだが、昨夜お金を使い果たしてしまって、
 箱根のほうの家まであと290円お金が足りない。助けてくれないか」
要約すると、そんな感じ。
確かに、酒臭い。
人のよさそうなおじさん。
ホントに困っているのか、新手の詐欺か、区別がつかない。

そういえば、数ヶ月前、やはり通勤途中の道で、
30代くらいの人が身分証明書を見せながら
「地方から来たんだけど、お金がなくて困っている。
 1000円ばかし貸してくれないか」
と言ってきた。
私は「すみません」といって頭を下げてその場を去ったことを思い出した。

最近、流行っているのだろうか。
そんなことを思いながらも、
確か、小銭あったな、と考えて、おじいさんに300円渡した。

だまされたとしても、かまわない金額だった。
ホントに困っていたとしたら、心が痛む。
それなら渡したほうが、気持ち的に楽だ。

一週間ふりかえり。

3日、節分の日。
このところ、蜜につきあうAkと、新宿のメトロ食堂街にある
」というお店へ。



 

前菜。海の幸のマリネ。
これを器に移すと、こうなる。↓


最初からこの状態でこないのがニクイ!
料理は視覚的にも楽しむものだということがわかる。


メインは、鯛のロールキャベツ。
中はこんな感じ。

普通のお肉のロールキャベツとはまったく違うロールキャベツ。
ロールキャベツと思って食べないほうがいい。
ウニもたっぷり乗って、美味。


デザートは、りんごのムースタルト(?)

りんご濃厚でおいしかった。


ここの食べ放題のパンが種類も豊富で実においしい。
いちじく、大豆、ベリー、オニオン、くるみ、オレンジ・・・etc
Akオススメでつれてきてもらったのだけど、期待を裏切らないお店でした。


帰りにパンを買って帰るつもりが・・・・話しこんで閉店近くまでいたので、
パンは売り切れ(涙)


週末は、今年2回目のイチゴ狩りにいったり


と思ったら、
9日(木)、Akから、イチゴのおすそ分けも!


イチゴのほかに、チョコレートや冷凍庫にあった「イカ焼」(笑)、OGGIのパンももらいました。
食べ物のおすそ分けはうれしい。
わざわざ、おうちに持ってきてくれました^^

11日(土)の朝食は、そのもらったパンと、いちご。
つぶれていたイチゴを、シリコンスチーマーに入れて、レンジでチン。
ジャムにしました。超熟のパンのCMでやってるのを実践。
なかなかおいしかった!


そして、この日は前から気になっていた、和太鼓の体験レッスンへ。

先週、クサクサすることがあって、無性に何かにぶつけたい、
と思ったのと、前からやってみたいと思っていた和太鼓がリンクして(笑)

1時間の体験。バチの持ち方、叩き方を教わり「打つ」
(太鼓は「叩く」のではなく、「打つ」と言われた)

なかなかおもしろかった^^

新宿まできたので、レッスンの後、前の週に買い損ねたパンを「  」で買う。
そして、Gospelレッスンのため、恵比寿へ移動。

今日はなんと!
2年在籍していて初めて、レッスン後の飲み会に参加。
いままで、ライブの打ち上げも、たまにある飲み会にも全然参加してこなかった。
同じメゾソプラノ仲間のOくんが、来月から育休でしばらく休会する、ということで
激励会という名目だったのもあるし、それに今の私は、
「なんでも、いってみよう・やってみよう」
をモットー(?)にしているので、参加。

 渋谷の居酒屋で、
わいわい楽しいひと時でした。

Minaさんから、「遅くなったけど・・・」と誕生日プレゼントももらいました。

バレンタインのチョコも^^

何か観葉植物とかほしいなーと思っていたので、うれしい。
電磁波も吸収してくれるサボテンさんらしいので、テレビのそばに置いてみます。


12日(日)は、「  」で買ったパンと、またしてもレンジでチンして作った
イチゴジャムを紅茶に入れて、ロシアンティー気分。
 


アンチョビオリーブのパンと、昆布と生姜パン。生地がおいしいんです。
また買いにも食べにも行きたい。



そういえば、8日(水)、打ち合わせで久々幕張にいったときに
新潟から出張できていたPJ仲間が、泊まりが蒲田ということで
一緒に帰った。
蒲田に着いたのは22時半くらいだったけど「ごはん行きますか?」
と言われ、ちょっと軟派な感じで苦手だなあ、と思ってたし、
遅いし、と断ろうと思ったけど、「じゃ、軽く行きますか」と答えた。

仕事では顔を合わせていたけど、飲みに行くのは初めて。
なんか、最初は変な感じだったけど、徐々に慣れてきて、
いろんな話をした。

「社内恋愛していたんです。その子のこと、すごい好きだったけど振られて
 半年くらいずっと凹んでたんですよ」
とかいう話から、恋愛談議になり、あーだこーだと盛り上がった。
彼は言った。
「別れて彼女はまた別の社内の人と付き合ってるんだけど、メールアドレス変えた
 とかいう連絡が普通に彼女から来たりして・・・・あ、俺って愛されてなかったんだな、
 ってそう思ってむなしくなったし、それで吹っ切れた」
そして言う。「付き合ってた人と、友だち関係になんてなれないですよー。」
「うーん。私もそうだなあ。別れるには別れる理由があったんだもんね。
 友だちでいるくらいなら、パートナーとして一緒にいたいわけだし」と同調する私。
「いやー。俺って古い人間かなー。って思ってたりしたけど、
 良かったー。わかってくれる人がいて」

なんだ、軟派な感じじゃないじゃないか。

お互い痛み分け(?)をしながら、「そうそう!」と共感したりして、盛り上がった。
苦手だと思っていたのに、なんだか楽しかった。

印象だけじゃわからない。
ましてや仕事で見せている顔なんて、一部だ。
いまさらながら、そう思った。

「同情されるのはイヤだけど、幸せいっぱいだ
 とばかり言う人は 正直、しんどい。
 それは、私が 『 不幸』だからか?と思ったりする」、
と言った私にSwちゃんがすかさず言ってくれたこと。
 「Cちゃんは、別に不幸じゃないやん」
 
コトバって、タイミングもけっこう大事だなあ、って思う。
「うーん、そうだねえ。でも別に不幸じゃないやん」
って言われるのではなく、間髪入れずにそういってくれたコトバは、とてもうれしかった。
今もときどき耳の奥でリフレインする。


12日(日)
今日は、午後からマンションの排水管の清掃があるというので、その立会い。
お風呂の排水溝を掃除してくれた作業員のおじさんに、
「(排水溝が)キレイでよかった。ひどいのばっかり続いてたから(笑)」
と言われ、単純にうれしかった。
清掃の立会いなんて、めんどくさいな、と思っていたけど、ちゃんと掃除してくれたし、
おかげで、ついでに流しの下の整理もできたし、よかった。

そういうものだ。
悪いことばかりじゃない。

その後、裾上げを頼んでいたパンツを取りに川崎に出て、
前日夜に急に誘ってOKしてくれた、ヨガ帰りのKrさんと
お茶をした。
私は、お昼ごはんをまともに食べていなかったので、ラザニアとケーキのセットに。



ケーキは木の実のタルト。


いろんな概念に囚われすぎず、ときには流されてみるのもいいのかもね、
とKrさんと話が弾んだ。

変にまじめ過ぎるところがあるんだなあ。
そんなめんどくさい私でごめんなさい。


急に変わるとか、無理をするのではなく、
ただ、少しだまされてみる。
笑われたとしても、バカだなあ、って言われたとしても。
いろいろ。あれこれ考えて勝手に結論づけたりしないで。
臆病にならずに。
石橋を叩き割らないようにして、ちゃんと渡ろう。

あ、だからと言って、高価な壺とか買ったりはしないです。
友人同士の金銭取引はトラブルの元!(と、まじめに言ってみる)
 

 


 


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