たくさんの ちっちゃな しあわせ

やすやすやっさんの何気ない日常

腎臓病の事:腎臓病の検査1-尿検査

2014年12月06日 17時31分03秒 | ノウハウ
腎臓病の検査にはいろいろあり、その一つに尿検査がある。
尿検査で何がわかるのか、調べたので記しておく。

◆肉眼的検査:目視にて尿の変化を調べる検査。赤い色やコーラ色の場合は血尿が疑われる。

◆尿沈渣:尿を遠心分離器にかけて、顕微鏡で赤血球、白血球、上皮細胞、円柱(*1)などの沈殿物を調べる。
この沈殿物が増えている場合は病気が疑われる。
*1:円柱とは、尿細管から分泌される成分と尿中のタンパクがゲル状に固まり、尿細管を通ってくるときに尿細管の内腔の形状になったもの。
正常な人にも認められるが、円柱に含まれる成分によりいろいろな病気が疑われる。

◆定性検査:尿を試験紙にひたして色の変化を見る。健康診断で行われる。タンパク、ブドウ糖、ウロビリノーゲン(*2)、ビリルビン(*3)などを調べ、「-」「±」「+」「++」「+++」と判定する。
「-」は陰性、「±」は疑陽性、「+」以上は陽性である。正常は「-」だが、ウロビリノーゲンだけは「±」が正常である。
検査項目 :基準値:陽性のときに疑われる病気
タンパク :-   :±以上なら腎機能低下の腎臓病
糖    :-   :±以上なら糖尿病、糖尿病性腎症
ビリルビン:±  :+以上なら肝臓病、溶血、-では胆道の閉塞
潜血   :-   :±以上なら腎炎、尿路結石
ケトン体 :-   :±以上なら糖尿病、糖尿病性腎症、飢餓状態など

*2:ウロビリノーゲンとはビリルビンが腸に排泄され、腸内細菌によって分解される物質。健康な人にも見られるため基準値が「±」。
*3:ビリルビンとは赤血球に含まれるヘモグロビンが肝臓やすい臓で壊されてできる胆汁色素。
潜血で「±」のときは日を改めて再度尿検査をして正常かを再確認する方がよい。

◆定量検査:尿中に含まれるタンパクの量を正確に知る検査。また、糸球体ろ過機能調べるためにクレアチニンや尿素窒素の量を調べる。尿細管の再吸収機能を調べるためにナトリウムやカリウム、リンなどの電解質の量を調べる。
24時間の蓄尿検査となる。随時尿で尿中のタンパクとクレアチニンの濃度を測定し、その比(タンパク/クレアチニン)から一日のタンパク量を推定することもある。


採尿の種類
●早朝尿:起床後の朝一番にとる尿。就寝中に尿が濃縮されるので、タンパクを検出しやすい。
●随時尿:受診の際、その場でとる尿。排尿のし始めには尿道口や周囲の細菌が入りやすいので、最初と最後の尿を捨てて中間尿をとる。
●蓄尿:一定時間(24時間など)ためた尿。腎臓の機能を詳しく調べるために行われる。

腎臓病の事:たんぱく調整ごはん1

2014年12月01日 23時10分33秒 | ノウハウ
腎臓病について、本によると、食事においてタンパク質の制限が必要である。
これは以下の理由による。
食事でとったタンパク質は代謝されて腎臓に運ばれ、尿素窒素などの老廃物は尿に排泄される。
多量のタンパク質をとると、糸球体毛細血管に流れる血液の圧が高くなるため、
腎臓の負担が増し、尿タンパクも増えてくる

ただ、タンパク質は体の主材料なので、腎機能を守るためにも適量は必要である。
腎臓病の状態にもよるが、適量とは健康な人の7~8割である。
健康な人は一日当たりのタンパク質は70~80gであり、僕の場合は50gに制限するよう言われている。
タンパク質は良質な動物性タンパク質を主体に制限内で摂取するのが大切ということだ。

お肉や魚にはタンパク質が結構含まれているし、ご飯にもタンパク質は含まれている。
今までのように食べていたら、タンパク質の取りすぎとなってしまう。
やはり、お肉や魚を食べたいので、タンパク質を制限するために、「たんぱく調整ごはん」を利用してみた。
腎臓病の人のために、通販で購入できる。

「たんぱく調整ごはん」もいろいろ種類があるので、食べ比べてみようと思う。
忘れないように、感想を記載しておく。

(1)ゆめごはん(1/35) ←白米ごはんに比べてタンパク質が1/35の意味


・家の電子レンジで1分40秒で温めた。
・見た目は白米より透き通っている感じ。
・白米より少しねちょねちょしている。(水分が多いのか?)
・味は白米と同じ感じだが、ねちょねちょしている分より若干劣る。白米の方がおいしい。まずくはない。

おいしさは、以下かな。
 ゆめごはん<白米

別のたんぱく調整ごはんを食べたら、また比較してみよう。