フィンランドの「かもめ食堂」

銀座での用事を済ませ、和光の裏あたりを歩いていると目に飛び込んできたのが「かもめ食堂」。映画の看板でした。懐かしい響きです。
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■食堂

「食堂」と名のつく食堂を、最近見ませんね。
鉄製の看板。簡単なテーブルと椅子。
うどん、焼きそば、親子丼、焼き飯が中心のメニュー。
年配の夫婦二人で切り盛り。
そんな食堂に、最近行ってません。
田舎には、まだあるのでしょうか？

映画「かもめ食堂」の看板を見かけたとたん、そんな昔ながらの食堂を思い出しました。





■邦画「かもめ食堂」

日本の田舎の食堂を舞台にした映画を予想していたのですが、全く外れました。
なんと、舞台はフィンランド。
ま、いいか。

ヘルシンキでおにぎりやを経営するサチエ（小林聡美）。
開店して1週間。でもお客さんは０。

書店で知り合った片桐ハイリが店の手伝いを始め、移動中に荷物を紛失したもたいまさこも店を手伝うことに。

出演はこの３人と、数人のフィンランド人。
劇的なドラマが展開されるでもなく、フィンランドの魅力を見せるわけでもない。
ストーリーは淡々と展開し、一人、二人と客が増えていきます。

結構いい気分でした。
フィンランドの空気と３人の演技が、見るものをリラックスさせてくれるからでしょうか。


■ひとりごと

手作りのおにぎりが食べたい。