登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

古道を辿り足尾山

2021年01月01日 12時11分12秒 | 筑波山・加波山・吾国山
R2年12月31日、足尾山を歩いてきました。

足尾山の古道、上寺集落から今や誰も歩くことがなくなった参拝道があるとのこと。
藪山徘徊老人さんの情報をもとに歩いてきました。

駐車位置8:15~登山口~馬頭観音碑(十字路)8:35~砂利林道~鳥居8:50~山道取りつき口9:00~岩屋9:25~足尾山直下の林道出合9:50~10:00足尾山10:15~猿壁山への分岐10:35~靖国神社跡10:45~分岐11:10~林道出合11:20~11:45駐車位置
昼食休憩なしの3時間30分の山散歩でした。
類似するルートのレポ⇒こちらから

  山行記録   地域別記録   足尾山記録

ハイキングコースではありません。


上寺集落の空き地に駐車


ミカン園の脇から取りつく


作業道らしき山道を行く


馬頭観音の石碑がみられる。
作業道から離れて石碑の裏手の山道へ入る。


さらに進むと林道の傍らに馬頭観音の石碑がある。
ここは砂利道の林道と伐採後の作業道が交差しどの方向へ?? 右へ砂利道の林道を行く。


林道は荒れている。ここは左へ


右手の林に石碑があり近づいてみる。


その先に林道沿いに水神碑がある。


さらにその先に左手に石仏


そして忽然と林の中に石の鳥居が見られる。
今や足元は藪に覆われて参道らしき跡はみられない。


その少し先左に採石場への分岐、古びたパトライト等の警報機器がみられた。


ここまでは作業道、林道を歩くもので参拝古道の感じは薄いが
道端に点在する石碑等がその名残をとどめている。

ここから林道を離れて山道へとなる。小さな沢を横切り薄い踏み跡追って行く。


樹に巻き付けられたテープは森のあちこちにあり山道の参考にならない


アオキなどの草木があるがうるさい程ではない。


湿地らしき所に出た。小高い岩の所に不動明王碑がある。


滑りやすい所なので巻いて碑の裏手に回り、その先に巨岩の岩屋へ
自分は閉所は苦手なので入口で、その大きさを撮る。


この付近からは山道もしっかりしてくるが斜面がきつくなる。
白のテープが巻き付けられた樹が点在し案内してくれる。


山頂直下の本宮への舗装された道に出た。


足尾山山頂、好天に恵まれたが風が冷たい。石垣の陰に隠れるよう休憩する。


すっきりと筑波山と富士山がみえる。


寒くなったので下山する。下山路は落ち葉が積もり滑りやすいが明瞭だ。


猿壁山方面への分岐


分岐点は笹が増え以前よりも分かりにくくなっているが薄っすらと幹にがみえる。


5年前にこのルートを下山した際は藪は薄く歩きやすかったが、今や薮化が進み立ち位置では見通しが利かない場所もある。
数年先は廃道になってしまうのかも


靖国神社跡。この付近は藪がなく確認できた。


この先も笹薮が濃くなったり薄くなったりの繰り返し。
猿壁山近くになり踏み跡がはっきりした山道が右手方向に延びている。


猿壁山をショートカットするルートのようだ。


無事に林道に降り立ち、駐車位置に戻った。


貴重な情報を提供して頂いた藪山徘徊老人さんに感謝です。
猿壁山への下山路は笹薮が濃い場所もありルートを見逃しやすくお薦めできません。