今日は、清々しい青空が広がっています。
気温も高く21度。
森を見上げると、
立夏を思わせる陽射しが、
新緑の葉を清々しく見せていました。
昨日、チョウサギを見ることが出来ました。
新緑の中に二羽の白いチョウサギは、
森閑とした佇まいの中で、
温かさと仲睦ましいに姿は、
目を引きつけるものがありました。
そして、自然の素晴らしさも感じさせてくれました。
早くも著莪の花が咲いていました。
小さな花ですが、紫に黄色模様、
蝶の羽を思わせる姿は、
可憐に見え私の目を惹きつけていました。
沿道や名所の躑躅も綺麗な赤や紫色の花を
咲かしています。
「月のある丘」 高山辰雄
「月のある丘」
月のある丘 秋の中の丘
ゆく昼と 月の出の間にある光の空気
つつまれる心
大地からの暖かさ
作者の高山辰雄は、こんな詩をこの絵とともに書いている。
「ゆく昼と 月の出の間にある空気」。
私が一昨年の十月四日のバルコニーにから見た景色に似ている。
この詩と絵を見たとき、ふと一昨年の景色を思い出した。
その日は、朝焼けの頃、凛とした空気で満ちていた。
昼間は、Tシャツ姿で、充分な気温だった散歩から帰ると、
部屋に入りバルコニーに出た。
澄み切った青く高い空には、白い三日月が出ていた。
澄み切った青く高い空に、白い三日月が浮かぶ姿は神秘的に見えた。
カメラを。書棚から取り出しシャーターを切った。
この絵の中央、上下に組まれた手の間に鳩が翼を広げ描かれている。
そして、画面右下の少女にも、鳩を手に持っている姿が描かれている。
この二人のバランスを見ると、長閑さが感じられる。
しかし、絵全体の色調から、神秘的な雰囲気が感じられる。
「ゆく昼と 月の出の間にある光の空気」、
神秘的な佇まいを感じるフレーズである。
「つつまれる心 大地からの暖かさ」、
長閑さと、大地の気温の温もりを感じる。
長閑に見えるのは、健やかに育つようにと見守る母の祈り。
そして、神秘的な色彩と鳩は、平和への祈りであろう。
一九八九年日展に出品された作品である。
5月5日
おはよう御座います。
今日でゴールデンウィークが
終わる方が多いと思います。
帰省ラッシュも昨日の夕方位から
始まっています。
もう、帰宅されている方も多いでしょ。
今、車・電車・飛行機の中の方夕方には、
帰宅しお風呂にでもゆっくりつかり、
帰省の疲れをとること思います。
帰省された方は、
田園、海の夕暮れはどうでしたか。
少しのんびりされたことと思います。
朝方の掛け軸の下にあった藁人形、
もの静かに見えました。
今日は、こどもの日。
風薫る五月の風を受けた鯉幟が、
立夏の青い空を泳いでいます。