4月も中旬に入るとゴールデンウィークが気になる。
毎日見ているカレンダーには、
東山魁夷画伯の「静映」の絵の下には、4月29日が赤い字で書かれている。
今年は、5月5日が木曜日、間に金曜日がはいるが7日が土曜日10連休と続く会社もある。
羨ましく思うが、今年は大地震も起こり例年と違うゴールデンウィークになるだろう。
計画停電は6月3日まで、実施されないようだ。
しかし、余震が続き不安な日を過ごしている。
そんなことを考えていたら、外の天気が救いになった。
今日のように20度を超える天気の好く暖かいと、
昨日見た蜂の蜜を吸う姿を思い出し春の躍動感を感じた。
鎌倉八幡宮の桜並木が満開を迎えていた。
白色の小さな花が、私の頭上に広がっていた。
ここの背の低い桜並木は、都心から訪れる人達に華奢な花を手に取りたくさせる。
華奢な染井吉野の花弁、紅色のがくの取り合わせが青空の下で映えていた。
人通りも思った以上に多かった。華奢な花の下でポーズを取っているたくさんいた。
人波は、花見を楽しみながら進んでいた。
染井吉野の花の間で新緑に変わり始めている木もあり、
若葉が春たけなわのエネルギーを感じさせてくれた。
沿道に下りると、鎌倉饅頭に鎌倉野菜とお腹を満たしてくれるものが沢山並んでいる。
今年は食糧問題も起こっているが、有機鎌倉野菜という品書きはホットさせてくれた。
沿道からまた華奢な桜を振り返りながら小町通に出て行った。
今日は古都鎌倉、桜並木はゆったりと見ることが出来た。
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