夢がかない始めてる

20代の頃からずっと言ってる、私の夢は、舞台に立つこと。

おけいこごとの発表会、ではない舞台。

なかなかこれが難しい。長い音楽歴のわりには、発表会しか経験がないというのが、ずっと悔しかった。

天保山で行われるフラフェスタや、ゴスペルフェスタがあると必ずチェックして一人で見に行っては、

こんなところで唄えたら最高やな～～～とずっと思ってた。

ほんなら、ここで唄ってる人のなかまに入れてもらうのが一番いいんちゃうん、と企み、

ギャバンを預けて小一時間、ライブを見に行き、

これは！と心に響いたグループの演奏後、仲間に入れてください！！と声をかけにいったのが11月。

練習場所が遠く、風邪やインフルがはやり始めていたころだったので、ギャバンをつれて電車を乗り継いで行くなんて

無理かも・・とあきらめかけていた。

偶然友達と、合唱いいよねという話になり、場所もそんなに遠くないんじゃないかということになり、その勢いに乗っかって、

体験レッスンに行ってみることになった。

これがまた楽しくて先生もメンバーのみなさんもとても素敵でいい人たちで、みんな上手で

毎週通うことに。

ギャバンをおんぶしての練習だけど、

周りはみんな子連れなので、

子供って、ずーーっと見守ってなくても、多少ほっといてもすぐにけがしたりしないんだなということがわかったりして、

子育て的にもちょっと肩の力が抜けたりもした。

1月に行き始めて、3月14日、初ライブだった。

ここに至るまで、

ちょっと勇気出して一歩踏み出してみることの大事さを思った。

密閉されたスタジオなんかでみんなで歌うとハモリが気持ちいいけど、

すご～～く広い空間だとハモリを感じるのがすごい難しいなと思ったり

ソロで歌ってみたいなと思ったり

ライブに出たら出たで、課題は見つかるし、

自分のやりたいことも見えてくる。

だから、ライブで出れたから大満足ーー！じゃなくて

私はこういうライブをしたい、今からやらなあかんことはこういうこと、とか思ったから

歌ってて気持ちよく、なりかけた、感じ。

舞台で歌いたいのと言い続けてもう何年にもなるけど

ちゃんとゴールを見据えて行動すれば、

夢に近付けるんだと思った。

せっかくこういうところに来れたのに、

また今月末には引っ越し。東京に戻るのです。

人生そう甘くないけど

また戻ってこれる日まで、地道に練習すべし・・。