ピアノ演奏が夢だった

ピアノでお仕事するのが夢の一つでした。

伴奏はもちろん大好きだけど、ソロで何かを弾いて聴いていただいてお給料をもらうのは、昔からの夢でした。

内定までもらったけど

その夢は今回叶いそうにない。

まだまだ、私は寝込むことが多い。

家のことをほとんどYさんにまかせっぱなしだ。

寝込んでいても、さあ今日はピアノを弾くんだと思ったら、アドレナリンが私を寝床からひっぱがしてくれるのではと思っていた。

ピアノを弾く日は、病もふっとばして元気な私でいられるだろう。

でもそれは想像の範囲。

家事がまずきちんとできて、健康人として生活できるようになってからでないと引き受けてはいけない、

その通りだね。

今回はあきらめないといけないけど、

健康人になったらまた、根性で演奏の仕事を探そう。

じゃあまず、健康人にならなくては。

じゃあまず、夜は早く寝なくちゃ。

じゃあまず、3食を同じ時間に食べなくては。

じゃあまず、無理をしないという、至難の技を、身につけなくては。

じゃあまず、運動を続けなくては。

普通の夏と、そうでない夏。コロナに負けるな。

梅雨明けしようがしまいが、ちょっと気温が低かろうが、セミはきっちりこの時期に鳴きだしたね。

不思議と小学生時代の夏のことはよく覚えていて、セミは終業式が終わったら鳴きだす、イメージ。

ラジオ体操と、朝顔に水をやるときのアスファルトからあがってくる夏の匂い。

旅行に行くでもなく、何をしていたんだか・・・・

それでも、学校の宿泊行事があったり、花火大会があったりと

毎年同じように幸せな（そのときはわからなかったけど）日常があった。

平和で、守られた子供時代を、送らせてもらっていたんだなあ。


自分の子供が二人とも小学生になり、3年続けて、イレギュラーなことが起こっている。

コロナ禍によって、

自分の子供時代のような当たり前の夏が、特別な夏だったんだと思い知らされる。

大きな災害にあったことも、病がはやったこともなかった。自分が体調を崩す以外は。

カレンダーに書いた行事が次々と消されていく。

キャンセル、キャンセル、キャンセル。どれも子どもが楽しみにしていた行事だ。

がんばって自分で詰めた荷物。毎日これを見るのはつらかろうと、ギャバンがスイミングにいっている間に、荷解きをしたら泣きそうになった。

たまたま学校に行ったときに、休み時間返上で、行事の企画をすすめていたギャバンを見かけた。

帰ったらぐったりグダグダになっていた。

まさかコロナで、本番の機会を奪われてしまうなんて。

一枚一枚に名前のかかれたビニール袋。予備のマスクや体温計。大活躍するはずだったあれやこれは、この夏もう日の目をみることはない。

え？？？なんか悲しすぎない？？

自分が担任教師だったらとも考える。見たかっただろう。自分の子どもたちが成長した姿を。がんばる姿を。


ていう思いは、コロナが始まって以来ずっと、世界中で感じられてきたものなんではないだろうか。

けど、生きているのだから。

これで腐るか、生活を取り戻して、もっともっと輝く未来を手にしていく努力をするのかは自分次第。

菅さんの言葉に

菅さんのコメントに、心を動かされました。

飾らない、飾らない本音の言葉、

同じ空気を吸いたい、その言葉が言える人っていったいどれくらいいるかなぁ。

こんな愛に溢れた言葉があるかな。

かつては、こんな絆のお二人が日本をよくしようとトップで取り組んでおられたのかと思うと、

胸がしめつけられる思いでした。

７月８日（金）の日記 激震

昼前、お茶をしていたら、日本に激震が走った。

安倍元総理が撃たれたという。

おかしいぐらい、心が乱れてしまった。

政治のことは全然わからないけど、

一生懸命話している人を背後から撃つ、むきだしの悪意が恐ろしいのと

笑顔ばかりが浮かぶ安倍さん、マリオの格好をした安倍さんへの、

どうかどうか助かってほしいと祈る気持ちでテレビを見続けた。

全然、特別な感情を持っていたわけではないのに、気の毒で気の毒で仕方なかった。

あれからニュースは見ないようにしている。

何度も聞いた銃声で、なんだか私の心も一部、破損してしまったような感じがする。

感情で生きている私なので、

安倍さんがどうか天国で安らかに幸せな気持ちでいられるようにと祈るしかできないのでした。

暑熱順化なんて

熱中症になった。

他の人もみんな疲れたとは言ってたが、

こんなに寝込んだのはわたしだけ。

弱い。

暑熱順化しようと毎日ウォーキングやテニスなど、がんばってみたが、やはり弱い。人より弱い。

私の病気はまだまだ治らず、そのため積極的に運動することもできない。夏に思い切り外で遊ぶことも。

そういう自分が嫌いだ。

私ひとりだけが寝込んでいるという状況を、小さい頃から何度味わってきただろうか。

年季が入っていてもこれは好きになれない。認められない。なんとか元気になってやろうと取り組んでしまったりする。無念。

７月９日(土)の日記 熱中症に

朝イチで、シャリバンの参観。

先生が作ってくださったバイクにのって、イェーイと登場。

何回も練習したんだろう、流れを完全にわかっている様子。

バーを持って、一歩、一歩と歩いている。こんなに成長しているなんて。

そして、終わったとわかるとさっさと一番に退場。

その後すぐに、ギャバンのイベント。

それなりの格好をと思い、ネイビーのワンピースを着てきたが、袖が暑くて暑くて。

人も多く、ダラダラと汗が出て、水分もとれず、ヤバい予感しかない。人が多くて、気を使う。しんどい、しんどい！

帰りの車中でダウンし、

帰って汗を流してバタンキュー。

寝れるならいいが苦しくて。

おでこや脇をアイスノンで冷やす。

私が寝込んでても、いつものことだと見向きもしないギャバンだが、熱中症だというと、えっ！と心配してくれ、アイスノンを交換してきてくれた。

体が、重すぎて動けない。

あぁ、でも、はじめてのイベントで、予測もつかず、対策も一応うってはいたが、人に気を遣ってできなかった。（ミスト扇風機を持って行ったが1人だけ使ってるわけにいかない）

７月10日日曜の日記

昨日の熱中症が尾を引いて、体がめちゃしんどい。

ギャバンは模試。連日勉強勉強で、疲れているだろう。でも、あまりに文句を言うので、ちょっと口論になる。

たまたま見つけた記事に、反抗期に怒りで返すことは意味がないらしい。悪いことばかり目についても、あまり小言を言わず聞くことを大事に。

それもそうか。

シャリバンは、わたしがギャバンと何かをしていると泣き叫んで怒るか、本を読んでと服をひっぱり、

絶対諦めない。ひょいっと肩を掴んで立って、わたしの膝に回り込んで座ってくる。

すごい。ぜったいに自分を見ててほしいっていう、その気持ち。

７月１１日の日記

今朝はシャリバンだけでも休みで本当に助かった。気分が違う。朝いそがなくていいのは本当に助かる。

ゆっくり体も心も休ませよう。

気になっていた問題を解く。

同じとこで何日かかるんだろう。

しっかりと記憶できないし、前やったことは綺麗さっぱり忘れている。

なんでこんな試験、受かると思ったんだろう？楽天的になっていたんだろうか。

それで思い出した。

単なる趣味でいこう、はじめはそうだったって。受かるわけがないし、でも、そらのこと知るのは楽しいし、どんどん知りたいと思うから、そのために勉強してみようって。だから期限は無し。

そんな気持ちも綺麗さっぱり、忘れている。

大人の勉強は誰も導いてくれないから、楽しいけど時間をかけすぎるとモチベーションが変わってきてしまう。職業にしようなんて思ったら、ハードルが上がるだけなのに。

また今日も少ししかできなかった。

でも、夜はギャバンと分数の計算競争。

15分の計算になんと55分もかかっていてガクゼン。

しかし頭を使えないわけじゃないらしい。

集中できないわけでもないらしい。

正解数は、私の勝ち。よしよし。

７月１２日の日記 帽子購入

ようやく、朝起きれて、調子もまずまず。

午前中は勉強して、午後から、塾代を振り込むため近くのイオンへ。ウォーキングを兼ねて。

旅行用の帽子👒を探したが、相変わらず全部きつい。韓国製の布製帽子が可愛くて、私のあたまを受け入れてくれ、購入。嬉しい。

ダイソーでふせんとギャバンのお菓子を買う。

用事は全て終えたが、なんかやっぱりおかしい。

首筋や背中がパンパンになってるし、

運転もおかしい。横幅の感覚がつかめなくて怖い。

勉強したといっても、解いたのはたった一問。

時間がかかる。解説を整理しただけでノート3ページも使っている。

あーーもう何もやることがなくて楽だわーーと、何度も何度も自分に言い聞かす。言ってるうちにほんとにそんな気分にならないかな。

土曜日は

今日は、休まないといけません。

カフェで勉強するつもりで家を出たけど、手も足もだるい。

まだまだ、先を読んで、疲れないようにするのは、油断があるというかね、ちゃんとできてないね。

おばあちゃんの法要にいくと、運転が疲れるだけで、あの広いパラダイスみたいな山で

小さい頃そのままのメンバーで、

愛されて生きてていいよ、

という類の幸せをいっぱい持って帰ってこれるのです。

障害を持ってる我が子を初めて紹介することも、パッと飛んでいって遊んでくれた親戚たちの優しさに、どれだけ救われたことか。

こんなふうに過ごせることは、もう、そう何度もやってこないことを、わたしはまた感じている。

家は確実に古くなって、

住んでる人ももうすぐ定年で、体が動かなくなったらホームかなぁ、なんて話も出ているんだよね。

そしたらこの家はどうなるんだろうね。

わたしの宝はどうなるんだろうね。

子供の頃からほとんど変わっていない山の景色。

物事はかわっていく。

だからこそ、おばあちゃんを囲んでのこの時間を、一回一回、噛み締めている。

四十九日がすめば、もう、そうそう集まることはできなくなる。

だから大事にしたい時間だったのだけど、

今回はわたしの体調がどうにもよくなかった。

車で運転していくのに疲れ始めていたので、いったん実家近くまで電車で行き、そこから父の運転で山まで行く。後ろに乗るのは慣れないし、会話がしんどい。

朝、薬を飲み忘れたせいで、ソワソワ、ソワソワしている。

しんどそうなお嫁さんのことが気になって仕方ないし、自分ならこんなときに接待するのは絶対辛いし一刻も早く布団に潜り込みたいはず。顔が赤いなあ‥辛そう‥

わたしも別室でぐでーんと寝てられたら気楽だけれども、貴重な一回を無駄にしたくないし、

体調の悪い時はうまく会話ができないのに、

ここでのわたしの役割、

不穏な空気をかき回して明るくする、

従来の役割を、自然と果たす方に動いてしまう。

そんなこんなで、ぐったり。

おばあちゃんごめんね、ごめんね。

帰りの電車では、コロナが気になって手持ちのアルコールジェルを使い果たしてしまった。

それでも1人で読書をしていたら、元気が少しずつ戻ってきた。

今日は、1人でいよう、なるべく。

今日の勉強は、おやすみ。

ヨガは、できたらやりたい。

数時間したらお迎えと訓練だから、それまでなるべく心と体を、元気にね。