沖縄へ行こう!

家族4人で沖縄へ行こう!

お誕生日でした。

2005年10月18日 21時27分42秒 | Weblog
今日は聖子ちゃんが誘ってくれたので、前から行ってみたかった沖縄料理の店に行ってみた。波照間島の、むしゃーまのリハのとき、チラシをもらったのだった。
渡した本人は、朝から飲んでいたので何も覚えていないそう。でも、そのとき一緒に飲んでた人たちがいて、昨日はすご~~く楽しい会になったのでした。

つもる話があったので、しばらくは聖子ちゃんとしゃべりたおしてたけど、
しばらくすると、三線の音が。で、すっごいいい声。

話を聞くと、10月16日(日)はドームで琉球フェスティバルだったそうで、鳩間島から鳩間ファミリーという、なんかすごい人たちが大阪に来ていたのだった。
それで、今日はその人達がこの店にくるということで、群馬から来たという人や、平日にもかかわらずたくさんの人がこの店に集まったのだそう。ラッキーだった。

どこに泊まってたの?て話から私はしばらく「ミノル」と呼ばれることになる。
知ってる人も知らない人も、すっかりうち解けて「みのる、踊れ~」と言われ、
みーんなで踊る。すごい楽しかった。

それだけでも充分なくらい楽しかったけど、なんとその人の伴奏(三線)で、
ハッピーバースデーを、みんなで歌ってくれたのだった。

もうす~~ごいうれしくてこんなの初めて~~~。

ほんとにいいことがたくさん。幸せいっぱい~

学校では、卒業生の子が、サツマイモのモンブランを焼いて(パイ生地から作った本格派!!)持ってきてくれた。ひと言も話さず、にこっと笑って、帰って行った。

手紙をラケットバッグの中から出して渡してくれた部活帰りの子。
先生が幸せになりますよーにって、クローバーの携帯ストラップが入ってた。

かばんの中、手紙がいっぱい入ってて、帰り道、かなりうれしかったあ。
お誕生日を、おめでとう、って言ってくれる人がいることの幸せ。
《決意》わがままいうの、やめよう。







ニシ浜 その2

2005年10月12日 19時36分04秒 | Weblog
波照間で知り合ったYさんから、思いがけないプレゼント。
ニシ浜で夕日を見てた私の後ろ姿の写真。このときはまだ知り合ってなかったので、ほんとうに偶然に。

実はこのとき、結構途方に暮れてた。
民宿が、手違いで素泊まりになり、「ああ、今日のばんごはん、どうしよう」って。そんな思いを背中が語ってます。

お誕生日ケーキ

2005年10月07日 22時54分44秒 | Weblog
今日、卒業生から電話がかかってきて、「今から行くから帰ったらあかんで~~!」
と言われ、教室にいたらなんとなんと
誕生日のケーキをみんなで作ってきてくれたのだった。

むっちゃうれしかった。

トイレでおかし食べたり落書きしたり
いくら言っても伝わらなくてがっくり肩を落とす毎日だったけど
「何も伝わらない」
という気持ちがあったけど、
そうでもなかったと思えた。

私のチョコレート好きも覚えてくれていて
「チョコレートいっぱいのっけてんでー」

こういうとき、うまくうれしい気持ちを言葉で表せないので、くやしいけど
私はすごくうれしかった。





沖縄たびにっき① 8/16 沖縄へ、行こう!波照間

2005年10月03日 21時47分24秒 | Weblog
8/16(火)大阪→石垣→波照間

「飛行機の時間はちゃんと見ときなさいよ。」
「忘れ物したらあかんよ。」

うんうん、わかってる・・。

母のことばを思い出す。
 
1 飛行機の時間を30分、勘違いしていたのだ。
それだけではない。

2 快速に乗るための地元の電車にも滑り込み、関空の駅で初めて、12:50ではなく12:25の便だということに気づく。血の気が引く音が聞こえた。

3 ICOCAカードに残金が足りない!精算しようにも万札しかない!!しかたなく有人改札に行列!!

4 チェックインを済ませたが、持ち込み手荷物の検査にまた長蛇の列。

5 きんこーーん。こんなときに限って、手荷物検査にひっかかる。カッターを没収されたりベルトとくつを脱がされたり。

搭乗ゲートについたのはぎりぎりだった。
 乗ってしまえばこっちのもん、だけど、難関はまだあった。

6 波照間行きの船ぎりぎがこの日の最終便。定刻通りに飛行機が着けば、乗れるぎりぎりの時間。(10分延着した)

 今年は旅仲間のもいないひとり旅なので、不安をひとりかみしめる・・。ああ、夏休み、確認する時間はたくさんあったのにね??
 
 石垣空港に到着し、出口には、Sさん(石垣の、中学校の先生)が迎えに来てくださっていた。

「早く!早く!」

 もう迷惑はかけまいと(前回沖縄旅行でも大変お世話になりました)決めていたのに・・。そんなどんくさい私のために船のチケットを買っておいてくださった・・そして離島桟橋まで、車で送ってくださったのだ。到着は、船の出発3分前。
 瀬名波さんとひさしぶりにゆっくり話をする間もなく、波照間へ、出発。

「ニューはてるま」号は、超満員。室内だと酔うのでデッキの席に座る。 

 ふう~~~~~~。
 

 あらためて、「奇跡だ・・」と思う。沖縄仲間のGさんに(前回、みのる荘で会った)メールする。
「今、船のったよ」
「最終便ですか?確実に奇跡じゃ~」うん、そうだよね・・。
 
 船旅は、快適だった。去年同様すごくいい天気で海は凪いでる。ばしゃん、ばしゃんと船がしぶきを上げるたびに、小さな小さな虹ができていた。うわあ~~~。ムービーで撮ったけど、カメラには映らないみたい。目に焼き付けよう。
 海の色が天国みたい!





 

沖縄たびにっき② 8/16 波照間、到着 

2005年10月03日 21時45分44秒 | Weblog
波照間港到着!!
すごい人だ。ファミリーが行列してる。冬とえらい違いだ。
肌がじりじりと熱い。 

お迎えの車に乗り、みのる荘へ。
懐かしいな。半年ぶりだ。
おじいに会うためにここに泊まるようなものなのに、おじいはまた石垣に行ってるらしい。残念

そのかわり、ヘルパーの女の子二人が別館のスタッフだった。いい感じの子たちだ。東北から来てるらしい。
 
今回は本土のお盆と旧盆が重なり、人が多い上、私は小さいときから盆には水に入るなと言われてきた。(それを破って海に行った年は骨折した)
沖縄も例外ではないだろうと思い、お盆前の16日の今日だけが海に入れるチャンスだろうと思っていた。ので、ついてすぐ、ニシ浜に向かう。もう5時だ。

さらぴんのシュノーケルをつけ、海へ!ぬるっ!軽く温泉みたい。

ひとりなので、おぼれても誰も気づいてくれないと困ると思ってあさ~~いところで泳いだ。夕方のせいか場所のせいか、あんまり海の中がよく見えなかったけどとりあえず魚には会えたのでよしとしよう。

その後、モンパの木でさっそく買い物。いつも沖縄情報をくれたりサーターアンダギーを作ってきてくれたりする、お友達のお母さんに、タオル・缶バッジなどを買う。喜んでくれるかな。
 
宿に帰ると、ヘルパーさんに「今日って、素泊まりですよね?」と聞かれた。ごはんが好きなのにあえて素泊まりにするわけがない。なんと手違いでごはんなしになってた。あやまってくれたので別にいいんだけど、どうしよう??パナヌファにいこうかな?ただでチャリも貸してくれたしね。ラッキー。これで夕日をみに、ニシ浜にも行ける。(歩くと遠い!!)

が ・・・なんとパナヌファ、21日まで休みだって。マジで・・。どうしよう??まあ、とりあえず、ニシ浜にもう一回行こう。行って考えよう。
 すっごい夕日だった。ひとりだったのがさみしかったけど、すっごいきれいだった。雲がまったくなくて、水平線に沈む太陽を最後まで見れたのだった。
 
後で島の人に聞くと、あんな夕日はなかなか見られないそうだ。ラッキーだった。

さて、日は沈んだけど、どうしようかな?晩ご飯。途方に暮れてたら、となりにいた夫婦っぽい二人と、男の子たちが何か話してる。ちょっと勇気がいったけど、話しかけてみた。「この辺で、ごはん食べれるところ、ありますか?」
結局店は開いてなかったということだけど、明日、男の人の方(夫婦じゃなく友だちだった)のおうちに呼んでもらえることになった。女の人の方はなんと同じ宿、相部屋になるYさんだった。番号を交換。

さて、この日はしかたなくカップラーメン(一応、沖縄そば)ですます。やかんの蒸気でやけどした・・。

知らなかったんだけど、2日後に「むしゃーま」っていう、この島の、一年で一番大きな旧盆の行事があるらしく、今日はリハーサルだそうだ。行ってみよう。
 

少しの間行列について行って写真とったりしたけど、やけどした指が痛かったのと、ひとりで居づらかったので帰ろうとした。そしたら島の人に呼び止められて「まだ帰りなさんな」と言われて、外で、たましろのお客と共に話した。この島出身の大阪在住の人がいた。心斎橋に沖縄料理のお店を出してるらしいから、帰ったら行ってみよう。
 
やけどした指が痛い。感想を言い合う人もいない。
Sちゃんが一緒に行けなくなって、ひとりでくることを選んだんだけど、やっぱり少し寂しいな、特に夜は。

沖縄たびにっき③ 8/17 波照間のおうちへ

2005年10月03日 21時43分53秒 | Weblog

 今日から「初相部屋」ひとり旅って感じやん。友だちできるかな。でも、クーラーつける人だったらやだな~~・・。
 
 二日目、ようやくおじいが帰ってきた。今度は、「見た顔だな」みたいなことを言ってた。年に2回くれば顔を覚えてくれるらしい。(去年は、覚えてないと言われた。)
 
 おじいに「むしゃーまを見ないで帰るって!?そんな!」と言われた。
 
 昨日から何人かの人に、「むしゃーまを見る前に帰るとは残念だね」と何度も言われていた。「むしゃーま」が伝統行事であること以外、どんなものかもよくわからなかったので、どうしてもみたい!とも思っていなかったけど、おじいに言われると「これは・・見ないと後悔するかも・・」と、思えてきた。
 「おじいが飛行機はとってやるさー。パイロットの膝の上でものせてやるさー」ということで、「うん!!残る!!」と、延泊を決定。飛行機の席を取るのは大変みたいだったけど、おじいはとってくれた。

 おじい大好き!!!そして、ちょうど一名分、キャンセルが出たために部屋も取れた。そして与那国行きの飛行機も、大阪で「念のために!」と予約しておいた便が都合よく使えることに気づいた。ほんっとにラッキー続きだ。
 
 テンション上がるよ~~~。おじいはその後も、波照間島をグラスボートで一周する、というのに誘ってくれた。いきなり楽しくなってきたぞ~~~!!
 
 ヘルパーさん2人、おじい、私の四人でいく。
「コーラル ニモ」というグラスボート。漁港から出発するとすぐ、きれいな海の中が見えた。すっごいキレイ。歓声が上がる。
 
 ニシ浜の近くでは亀も見た。エイも見た。びっくり!!野生のが見れるなんて・・!!海の色が本当にきれい・・・。水面をじーっとみていたら、だんだんゼリーに見えてきた。おいしそう・・。「オーシャンゼリー」とか、ありそう・・。そんな揺れないだろうと思ってたんだけど、高那崎が近づくにつれ、だんだん海の色が濃く、波も高くなってきた。ヘルパーさん二人はもうすでに酔ってぐったりしている。私は船酔いはするほうだけど、この日は大丈夫だった。むしろ海を見てると、なんか満たされていく感じ。

高那あたりでいきなりおじいが「燃料が、心配になってきました」と言い、グラグラ揺れる船の中で、燃料を補給し始めた。ああ・・。せめてこのゾーン(むっちゃゆれる)を抜けたとこでやってくださいませんか・・。私はハンドルをもっとくように言われたけど立つとさすがに酔いそうだった。
 おじいは、何度も「帰りたいですか?」と聞く割に、ヘルパーさんが「帰りたい・・」といってもにやっと笑うだけで、帰ろうとしなかった。楽しんでるよ。
 
思ったよりも島は大きくて、一周する頃には一時間はとうに過ぎていた。でもまったく酔わなかったことが、私にはすごく大きな自信につながった。

「私、船に酔わない!!」
シュノーケルとかやりまくってボートにもよく乗るし、慣れたのかなー。
 
帰ると、Kさんが三線を弾いていたので弾かせてもらった。あこがれの「遊び庭(あしびなー)」の工工四があったので、デジカメで写させてもらい、練習。でも、私はいっこうにうまくならない。Kさんはなんでもすらすら弾いてしまう。うーん。なんでぇ??
 
今日の夜からは素泊まりだと聞いていたので、食料をなんとかしなきゃと思っていた。おじいに聞くと、青空食堂が5時までらしい。すでに閉店5分前。おじいに℡をしてもらい、猛ダッシュで向かう。

野菜チャンプルー(絶対野菜は足りなくなると思って)、ごはんにアーサ汁。マンゴージュースを頼む。むっちゃでっかいのがきたけど、次いつ食べられるかわからないので、時間をかけてすべて平らげた。
 となりではカップルが楽しそうに食事。いいなあ。なんかすっごいのんび~~りした会話を延々してるような感じだったけど、カップルでこの島にきたら、こんな感じになるんだろうか。なるかも。
 
 そして宿に帰ると、また手違いで今度は鍵がない。相部屋の二人とも、もってっちゃったらしい。まあ、しかたないけど、相部屋のうちの一人が、昨日ごはんに誘ってくれたYさんだったので、電話番号を知ってる。かけてみると、帰ってきてくれると言うことだった。そしてそのまま、私も、彼女の友人宅へ、おじゃまさせてもらうことに・・!!すごい、こんなの初めて。

車でYさんを送ってきてくれた人はA田さん。
「山羊汁、食べられますか??」
なんでも食べてみたい私はもちろん「はいっ!!食べます!!」という。食べたことないのに。 
 初めての、沖縄の古くからのおうち。すべてが広く開け放たれていて、おぼんのかざりが、内地とすこし違ってた。仏壇も。横に広くて、お供え物もだいぶ違う。
 大きな大きななべには、山羊汁がぐつぐつと煮えていて、さっき野菜チャンプルー食べたとこだけど、山盛りの山羊の内臓と汁が・・。うわ!と思ったけど、これが・・うまいっ!!ほんとにおいしい。癖があるとか、においがきついとかいうけど、これは昨日しめたばかりの新鮮な山羊なので大丈夫ということだった。本当においしかった。でもA田さんによるとすごく脂っこいので、氷を入れた泡盛を、一緒に入れちゃいけないと言うことだった。油分が、胃の中で固まって、消化不良になるから。なるほど!!

それから、野草が床に広げられていて、それをざくざく切って、サラダにしてくれた。長命草というらしい。
 なんかこの人・・すごいぞ???

食べ物を残すのは大嫌いなんだけど、晩ご飯、丸一日持たせるつもりでつめこんできたので、どんぶりいっぱいの山羊汁は全部食べられなかった。そのことをずっと心苦しく思い、言い出せないでいたんだけど「沖縄の人はあまったのはもう一度なべに入れて煮込む」と教えてもらって、ほっとした。ごめんなさい。
 
 A田さんには本当に色んなことを教えてもらったのだけど、五感の中で一番鍛えなきゃいけないのは触感だ、ということだった。手で触って確かめることが大事で、五感をすべて鍛えなければ、第六感は磨かれないと。なるほど・・。
 なんか生き様がすっごいかっこいいのだ。海で生きてるから?自然の恵みという恵みを、あますことなく、って感じ・・。こんな人、大阪にはいないよ・・。すごすぎる。家も自分で建てられるらしいし。

 トライアスロンもするらしく、那覇から、その友だちも来られていた。すごい人が、たくさんいるんだな~。 
 しばらくして、むしゃーまの練習を終えられたあとの島の人が帰ってきた。というか、今までいたこの家は、実はA田さんちじゃなかった。帰ってきた人の一人が、このおうちのご主人。
 底抜けに明るくて楽しいおっちゃん達!でも、ここの人って、楽しいとこと、真剣な部分の境がすごくはっきりとしていて、そういう話になったときは思わず背筋が伸びてしまう。
 楽しい時間はすぐにすぎて、もう12時を過ぎている。A田さんに送ってもらってみのる荘へ戻る。部屋ではA木さんが電気をつけたままにしておいてくれた。明日はいよいよ、むしゃーま!

沖縄たびにっき④  8/18 波照間 むしゃーま「虹は神様の祝福だから」

2005年10月03日 21時36分54秒 | Weblog

 いよいよむしゃーま。ほんとは帰るはずだった日。おじいに感謝だ。
 支度をして、昨日の民家へ向かう。Yさんと話しながらさとうきび畑を歩く。
Yさんに誘ってもらったことで、この旅がすごく楽しくなってきた。民家におじゃまさせてもらうなんて、すっごい貴重な体験だ。だから、お礼を言った。
そしたら、Yさんも、ここの人たちに色んな楽しいことを教えてもらって、ありがとうっていったら、『他の人にもそれをわけてあげなさい』って言われて。」と。それから、「自分が楽しいと、人にも優しくできるでしょ?」て。
 
そういうことばを聞くと、はっとする。
普段の自分が、そういうことばと、どれだけかけ離れた生活をしてるか。

大事なことを思い出させてくれたYさんにまた感謝。そして、こういう私でも、いいかもな、と思うのだった。
 さて、K本さん宅につくと、みんな爆睡中。(朝まで飲んでたらしい)いいの?みんな準備して着替えてたよ?

でも起こさないようにYさんと朝食を作る。シリシリー(千切りができるおろし金、これがほしかった!!のに、買うの忘れた)で大根サラダを作る。わかめのスープと。それから、売店で買っておいた蒸しケーキ。

Yさんの準備のすばらしいこと!キャンプ用品、数々の食材・・。これは絶対見習おう!!
 
外を棒術のお兄さんたちが通った。かっこいいさー!!
 
集合場所に行くと、リハのときとぜんぜん違う雰囲気!華やかな衣装が、ここの人の彫りの深い顔立ちにすごく合う。私も「まみどーま」に参加させてもらうので、小道具のカマをもらう。
 
K式さんが先頭にたって「イーヤーサッサ」というのに続けて「・チーチ」という。三線に合わせて行進し、歌が始まると踊る。何と言ってるのかは最後までわからなかった。踊りながら各集落から中心に向けて行進して、中央のところで、すべての集落の行列が集まる。
 練習かと思っていたらいつのまにか始まっていていた。ぎこちなく踊る。でも・・楽しい!!ときどき、前のちびっこが「イーヤーサッサ!」と声を張る。私たちは、子どもの声は絶対聞き逃さないで大きな声で「・チーチ!」と声を合わせる。
 観光客がたくさん見ていて、写真を撮ってる。みのる荘のKさんもその中にいた。ほんとなら私も写真を撮ってる側だったかもしれないけど、ここでこうして踊ってるなんてほんと奇跡みたい。そういうと、Yさん、
「八重山の神様が、呼んでくださったんだよ。」
涙も出そうなそのことば!!
ほんとに、奇跡の連続だった。普段からは考えられないほど、ここに来てから不思議な奇跡の連続だった。

公民館のところにすべての集落が行進(仮装行列)を終えて集結した。A田さんが、これから始まる棒術や獅子舞がよく見える場所なども教えてくれた。
棒術は、むしゃーまの中でも花形で、これをやるっていうのは、地元の男の子たちにとっての憧れだって本で読んだことがあるけど、納得。だって、めちゃめちゃかっこいい。私の住んでるとこで、こんなふうにかっこいい姿をみんなに見せれる舞台なんてありえない。このお兄さんたちを少し小さい子たちはみてて、自分たちも大きくなったら「棒やる!」って思うだろう。お兄さん達は、そんな期待も含めて、「がんばらなきゃ」と思うだろう。こんなにみんなが輝くことができたら・・すごくいいのに。

 それから、子ども。どこの子かわからん2歳ぐらいの子が一緒に踊ってた。すっごい元気いっぱいだけど、ふらふら~~っと、どこかへいっちゃう。でも、みんながその子に声かけて、手を取って踊ってる。
一体この子はだれの子!!?って思った。実は棒のお兄さんの子だったんだけど、親がどの人かわかんないほど、みんなが子どもをちゃんと見てる。み~~んなで子どもを育ててる感じ。理想はこれなんだなーと思った。いいもの見た。
 
 途中で雨が降ってきた。恵みの雨って感じもした。でも、カッパの中で眠く、ねむ~~~くなってきて、途中でみのる荘に帰って30分ほど寝た。ふらふら~~と戻るとすでにラストが近く、これが終わればまた仮装行列をして各集落へ戻るという。間に合ってよかった!
 やっぱ自分たちが参加できるのは楽しい。踊りながら集落へ。朝よりもずっとずっと暑くて、汗が流れる!しんどい!でも楽しい!もうすぐラストというとこ。ラストのところでおばちゃんたちがすっごいニコニコして頭を左右に振りながら、手をたたいて迎えてくれた。あの笑顔が、波照間の大好きなところ!!おばちゃんが、元気。明るい!この島のパワー!あの笑顔で、涙が出てしまった。

 ああ終わった・・。みんなで拍手をする。ほんとにむしゃーまに参加できてよかった。
行列はまだ続きがあって、東集落の、がじゅまるの木の下で、もう一度、棒と太鼓、それからネンブチャーがある。ミルク様もいた。そして、最後。公民館で服を脱いだ後もういちど棒をやって、すべて終了なのだ。さすがに観光客で公民館までついてきたのは私たち3人くらいだった。いいのかなあ、いいのかなあ、と思ったけれど、観光客をこんなふうに受け入れてくれることも、私にはすごく意外で、ありがたいことだった。
ずっと雷が鳴って天気も怪しくて、どうか最後まで待って!!と思ったら公民館のところでだーーーーっとふってきた。

「でも恵みの雨だよね。あ、虹でないかな」とYさん。すこし小雨になったころ、たぶんあの辺に虹が出るよ、と教えてくれる。
「虹は、神様の祝福だからね。むしゃーまのときに出たら最高。」
私も心の中で祈る。
すると、ほんとに・・。空にでっかいアーチが・・!!ものすごい大きな半円を描いて、虹が出たのだった。すこし光が弱くて、虹の色も薄かったけど、私も、この島を、神様が祝福してくれてるんだと思った。


電話がかかってきた。みのる荘からだ。おじいが、オードブルをみんなのために買ってきてくれていて、みんなで食べよう、ってことだった。
「行きます。」という。おじいのおかげでこんなすばらしい体験ができたのに、おじいのいる集落から参加しなかったことが心のなかでずっとひっかかっていた。
東集落(今いるとこ)が一番で西集落(おじいのとこ)は最後だったから、東が終わった後すぐ走っていったんだけど、おじいも、知ってる人もいなかった。

Yさんとも話して、一度、みのるに戻る。
そしたらなんと、おじいは石垣にいっちゃって会えなかった。あした帰るのにな・・。おじいに℡して、
「おじい、また来るからね!!」という。会いたかった、おじー!!
「じゃー来月の予定はどうでうか?」と言ってたおじい。
ちゃっかり仮装用のお面もちょーだい。と言ってしまった。むしゃーまのためにおじいは石垣からお面を4つかってきてくれたのに、みんな遠慮のかたまりで、だれも使わなかった。袋に入ったままのそれを見たら、きっとさみしい気持ちになるんじゃないかと思って。
で、一番かわいかった大黒天のお面をもらっちゃった。めでたしめでたし。

さて、しばらくしてYさんと「じゃ、なが~い散歩に行ってきます」といって東集落へ出発した。

さっき棒のお兄さんにこれから反省会があるから来ない?と誘ってもらったんで。
私が、かっこいい!!って言ってた人もいるということで、今年も例外なくはしゃいでいったけどそれ以上にYさんがすっごい応援してくれていた。
公民館の前の芝生で、輪になって今日の棒術のビデオを見て反省会をしているところだった。なかなか動かん私に「積極的にいかなきゃ~~!」とおっしゃるので「はあ・・」とか言ってると、A田さんも、「自分がかべを作ったら、相手も絶対作るもんだよ」という。はい・・。

で、そんなことを言ってると、ただならぬ雰囲気になってきた。きびしい言葉がたくさん飛ぶ。今年のむしゃーまについて。ここにいていいんだろうか・・と思う。

 その話をさえぎるように、雨が、どしゃぶりになってきた。公民館の中に入る。そこからはすごーく和やかな飲み会だった。(「その話はもうしないサ」と、さっきちょっと怒っていた人が、言ってた)でも、ここに居ていいの?わからない・・という思いがあり、ずっと緊張してた。でも「マイケル」って子と知り合い、話してるととっても楽しくて、げらげら笑ってたらだんだんリラックスしてきた。私のことをしきりに「けいこ」という。誰やねん。
3時ごろだったとかな、Mくん(東京からきたプロのミュージシャン!)のギターでみんなが歌を歌い始めた。
最初は私が生まれた頃のフォークソングというやつだった。だんだん年齢が下がりブルーハーツになりサザンになり、そして最後に、マイケルのお兄さんが島で結婚式を挙げたときにプレゼントしたという、Mくんとその彼女の作った曲を歌ってもらうことになった。
 お兄さんは泣いてたけど、お兄さんでなくてもその歌詞にはかなりぐっときた。
「愛に包まれたこの島でってとこ」のあたりとか。CDもだしてくれないかなあ。すっごい気に入った。
 
 で、私の気にいってた子だけど、たしかにかっこよかったんだけど携帯をずっといじってていつのまにかいなくなっちゃったので、ま、いっかという感じ。
それより、観測タワーで働いてるって子(同年代だと思うけど、こっちの人、むっちゃ若く見えるからわからん)と知り合って、月や土星の写メもらってうれしかった。沖縄スタイル今月号にも載ってるらしいから、見てみよう。赤ちゃんがもうすぐ生まれるらしく、名前を考えてるとこだったみたい。
 もう一軒(てかどっかの家だけど)飲みに行こうと誘ってもらったけど、さすがに明日与那国に行くので4時頃に帰る。でも、こんな時間、さとうきび畑を一人で歩いてかえらなきゃいけない。
「えりさーーーん。さよーならー」とアスリートに見送ってもらい、帰り道へ。15分ぐらいでつくだろう。
「月さえ消えなければ大丈夫でしょう。変な人もいないし」
ということだったが、なんと月が隠れた。くらっ!!!!こわーっ!!!!雨も降ってきて、自分の影に驚いたりして、なんとか帰る。


沖縄たびにっき⑤ 8/19 さよなら波照間 →与那国

2005年10月03日 21時06分36秒 | Weblog
眠い!私の睡眠不足は二日が限界です。

今日は島をでなきゃ・・・。
別れを惜しむまもなく、どたばたでみのる荘を後にする。おじいは、いないからヘルパーさんと、この景色と、さよならだ。

空港には早く着いたので、与那国~石垣のチケットもとっておく。
荷物を預け、自分の総体重も量られる。
搭乗券を渡される。パイロットの膝の上・・ではなかった。

びゅうううんとRAC便で飛んで、あっというまに石垣だ。
石垣でお金をおろし、すぐに与那国へ出発、ゆっくりしてる間なんて、ないぞ。

与那国島、初上陸・・。天気は、もちろん雨。
おかみさんが迎えに来てくれた。与那国って・・都会・・ていうか、町。
いろいろ話をしてくれる人だ。助手席に座らせてくれるし。ふつう、後ろが多い。
与那国の宿だけ、ぎりぎりまでとってなかった。色々電話してフィーリングで決めればいいやと思ってた。でもはじめにここに電話して、このおかみさんの声を聞いて、あ、この宿いい感じ、と思って即決したのだった。

「民宿おもろ」、到着・・・・だれも、いない。疲れは、限界。寝るっ!!!!
熱かも、と思う。体がだるすぎて寝れない。治ったと思った風邪がぶり返してて
セキが止まらない。やばいなあ・・。一人になると、体調が悪くなったような気になってしまうのが悪い癖。

五時くらいまで寝た。さすがに一歩も外に出ないのももったいないし、顔はてかってたけど、出かけてみよう、ということで重い足取りで集落を散歩。ほんとに重い。
人がいない・・。
カップルとすれ違う。
わたし、一人。思えば一人旅なのにず~~っとだれかと一緒だった。
あーーなんか寂しい・・。ううー。
歩いてたら行き止まりだったり立ち入り禁止だったり。なんか目の前にすごいでっかい崖が!!(ティンダハナタっていうんだって)他の島と、なんか様子がずいぶん違うなあ。景色が男前な感じ。

帰って、ごはんかな~~と思って食卓にゆく。でも、誰もいないじゃないか・・
もういいもういいっ!!
でも・・。ごはんは、おいしい、おいしいよー。
ずっと素泊まりだったので、あったかい手作りの料理のありがたかったこと!!

で、食べてたら、ぽつぽつとお客が帰ってきた。よかった、ひとりじゃなくって。
となりにいるカップルに話しかけてみる。あ、よかった。なんかいい感じの人。

でしゃべってる間にいつのまにか宿泊客全員の宴会(?)になっていた。
楽しかった!!Gさんに報告。ともに喜んでくれる。

前に座ってる人が学校の先生みたいな雰囲気だったのでそうですか?って聞いたら
違ってたけど、なりたかったらしい。
すると、ご夫婦の男の人のほうが「ぼく教師です・・。」ていって、結局、その隣に居た人も私も、みんな先生だった。
うわっ、なんでまた。と一瞬思ったけど、よくいるイヤなタイプでは全然なくて、むしろ楽しかったな。よかった。

十代の女の子もいた。なかなか芯のある、いい子で、苦労したみたいだけど
「両親を愛してます!!」て言ったときは拍手喝采だった。スバラシイ!

ほんとに初対面よね?と思うぐらい、タイムリミットが来るまで、ほんとに楽しく色んな話をして、いい気持ちで、眠れた・・・・。

沖縄たびにっき⑥ 8/20 与那国 朝日を見にいく

2005年10月03日 20時38分59秒 | Weblog
去年の冬、波照間で、高那に朝日を見にいこうと誘われたが、ずいぶん苦い思いをした。結局行かなかった。
だから今回は絶対朝日を見ようと思って来た。(リベンジ?)
昨日のメンバーで、朝日を見にいこうってことになり、ご夫婦のレンタカーに乗っけてもらって東崎(あがりざき)に見にいく。

ちょっと寒い・・。そしてちょっと曇ってる。昨日よりましだけどねー。
日の出まであと3分。牛がぞろぞろーーーっと、歩いていく。
空はもう明るいけど。出た?出ない?う~~ん、雲で見えないよ。

なんかいつの間にか明るくなってた。ちょっと残念。

沖縄たびにっき⑦ 8/20 与那国 島、一周。

2005年10月03日 20時37分39秒 | Weblog
今日は、Dさん親子のレンタカーに乗せてもらい、島を廻る。
私は、チャリでまわるつもりだった。
「アップダウンがきつくて、とても無理だよ!!」
と色んな人に止められたけど、免許がないんだから仕方ない。(今から免許、とろっかな~というと「あかん」と、母に一蹴された。予想通り。)

そんなとき、神の言葉が。「乗ってく?(by Dさん)」「はいっ

与那国の景色は、なんかすごいダイナミックだった。
軍艦岩って、軍艦の形だってその時気づかず、ただダイナミックさに驚くばかり。
サンニヌ台も、なんか古代の舞台のよう・・
なんかあの上で、歌いたくなった。「歌ってくれば?」と言われた。
4人で与那国を回ったのだけど、はじめは色々感想を述べ合ったりしてたけど、
だんだんみんなそれぞれに海を見て黙ってる時間が増えて、
その空気が、私の好きな空気だった。

お昼はゆきさんちのカレー。
すっごい落ち着く店で、寝そうだった。
ずっとおしゃべりしてたい。木のあったかさと、ここちいい風。広々とした、半屋外みたいな空間。

スタッフの人が着てたTシャツの背中のまんなかに、ちーさく「よなぐに」と書いてあって、それがかわいくて色ちのTシャツを買う。

そうそう、海にも行ったんだけど、なんだかおなかが・・と思ったらやはり。
仕方ないねー・・。小学校のかげで、ハエと戦いながら、三角座りで、寝る・・。

いくらなんでも退屈になって、海に行ってみる。ここはDr.コトーの撮影場所。みんな感激してるんだけど、私だけイマイチ・・。だって観てないんやもん。帰ったら、観よう。

海に足だけつけてたら、ちくって何かに刺される。噛まれた??
なんか、うんできたし。気がつけばやけどとか青タンだらけ。暗いところになれてないからあちこちでぶつける。

久部良バリに着く頃はもうぐったり。車に入ったり出たりっていうのが・・・
苦手。気持ち悪い・・・・・ 久部良バリ、すごく重い感じだった。写真撮ったりとかできないような雰囲気だった。

島を一周して、民宿に帰る。「朝早くから、ず~~っと帰ってこなかったね~」
そう、今日は充実してた。

沖縄たびにっき⑧ 8/20 与那国

2005年10月03日 20時35分21秒 | Weblog
ごはん食べてお風呂に入り、行きたかったTシャツ屋さん、one mahina へ。
そろそろ暗くなってくるころだ。

Tシャツがむっちゃかわいかったので3枚も買ってしまいました。
一番気に入ったのはサーモンピンクの。
Tシャツって沖縄でしか買わないので、多少の出費は全然OK!と、自分に言い聞かせたのでした。

外に出るともう暗くなってたけど、風が吹いてすごい、気持ちよかった。

帰ったらまたみんなで飲む。私は薬を飲んでたので、あんまり飲まなかった。私は、お酒が弱い。というかあんまり好きじゃないんだけど、泡盛は唯一、おいしいと思えるお酒だ。なのに残念。ここ与那国には60度のお酒『花酒』というのがある。なんと火がつく。(まよわず、職場のB兄さんとS姉さんのおみやげだと決める。)
今日はおかみさんが色々話してくれて、それがとても興味深かった。
こっちのお盆というのは。
ご先祖が帰ってくる、というのが、生きてる人間にとってすごく身近だと思った。
ご先祖のお友達の分のお菓子、あの世で使う紙のお金。
それからお墓のこと。お葬式のこと。
こっちで結婚式をあげるときのこと。

生きてる人も死んだ人も、ここでは本当に、近い。
おんなじように、愛情を注ぐんだね・・。

そうそう、それからまだ旧盆だったので、昨日はエイサーがおうちにまわってるところを見れた。かっこよかったなー。はじめて本物を見たよ。もともとは本島のらしいけど。

カチャーシーやるのもあこがれだったので、実現できて、うれしかった。

タイムリミットの11時は過ぎてたけど、お話が楽しくて、時間が惜しくってなかなか寝れなかった。
もう、今夜で最後やからね。

沖縄たびにっき⑨ 8/21与那国→小浜

2005年10月02日 23時18分51秒 | Weblog
また荷造り。

迷いに迷って、海底遺跡見学、覚悟を決めて、行くことにする。きっとそんな、揺れないだろう・・。ね?

お迎えのまえに酒造所見学へ。お米のにおいがした。時間ないのに。
「急がない人たちだねえ」と、言われてたらしい。ほんとすみません。

もすらのたまご の方が迎えにきてくださる。
また別れを惜しむ間もなくばたばたと出発。おかみさんと一緒に写真撮れなかったな・・・。

船に乗る。ちょっとクルージング気分だ。
と、思ってたらぐわんぐわんと船が揺れだす。なんじゃこれぇ・・・
むっちゃ揺れるじゃないの。こんなん初めて。台風の時にフェリーに乗ったときも気持ち悪かったけど、ちっこい船なので、揺れが激しい!!

恐ろしくなり、「帰りたい」とつぶやくももう手遅れ。あうーーー

私は高那でも酔わなかった、乗り物に酔っても吐いたことないじゃない、などと自分を励ましつつ、早くこの時が過ぎ去ってくれることを祈る。
はっきりいって遺跡の記憶はあまりない。
あんな揺れるところで下を向くなんて私にはできない。となりのおばさんも
すでにやばそうな感じ。ですよねえ。

かすかな記憶では、「この、すぐ下に見えてる遺跡も本当は20㍍ぐらい下にある」とか・・。透明度がすごいってことかな。

結局おそれていたほど酔いもせず、波がおさまると同時に私の動揺も消える。島をぐるっと一周して終わりだ・・。

でも、海底遺跡のところでシュノーケルなんて、
息できるんやろか・・。恐ろしい・・。
やっぱりダイビングかな。いやいやそういう問題じゃない。いざとなったら上陸できるところがほしい。遺跡に上陸できたらいいのに。

まあ、そんなんでクルージングは終わり、与那国をいよいよ出発。
送ってもらって空港ではっと気づくと、短パン&ビーサン

みんなきちんとした格好なのに、はずかしかった、しかも寒い・・。
でも、ひとりでブルーシールアイスを食べた。

空港からの景色がすばらしく、写真を撮ってたら、荷物が何かすくないことに気づく。あ!まいふな!!

待合室におみやげを忘れ、ダッシュで取りに行かせてもらう。

フェリーの影響だろうか、飛行機は満員。みんなお盆が終わって帰るんだろうな、という感じ。

曇っていて、あんまり景色も見えない。かばんの中を整理してたらすぐに石垣に到着。

Sさんがお迎えに来てくれていた、いつもいつも、本当にありがとうございます。
沖縄料理が食べたいと言ったら「あら、また?」と言われたが、
ちょっとこじゃれた感じのお店に連れてってもらった。
待ってました、ゴーヤチャンプルー。豆腐をよけて食べてたら、「豆腐がおいしいのに・・。」と。好き嫌いがないのが自慢だったけど、最近きらいなものが増えている。豆腐、うどん、らっきょ、わさび、からし。

ゴーヤーは、厚く切って苦みがいっぱい残ってて歯ごたえがいいのが最高。
前連れてってもらった、美崎町の居酒屋のゴーヤチャンプルーは最高だった。

波照間で教えてもらったシリシリー(おろし金)を買うために、金城商店にもいったけど、閉まってた。(で、最終日に買おうと思ったのに、忘れてた。)
歳末大セール!!!って、書いてあった。一年中らしい。

Sさんと別れ、桟橋のコインロッカーに荷物を預け、おみやげを買いに行く。
まずは、ワンピース。海に入った後、おふろあがりに大活躍!!
バリに行く聖子ちゃんに買ってきてもらえるように頼んだけど、今回どうしても必要・・730交差点のお土産屋さんにいいのが売ってたので即購入。
青と水色のやつ。帰ってからも大活躍!

今回学んだこと。
荷物を減らそうと、Tシャツとか下着とか洗濯するつもりで少なめに持ってきたけど、絶対ダメ!!むっちゃ困った。
だって後半、雨ばっか!!

なんぼでも着替えられるぐらい、いっぱい持ってこよう。。

こまごまと買い物を楽しみ、いよいよ小浜へ。
なんでかまた出発時間を勘違いしていて、走る。
滑り込んだけど、「西表島行」って書いてある・・・。
到着して、そこが西表だったら・・・西表に変更しよう。
K先生(沖縄連盟会長)オススメの西表。

でも到着すると、ゴルフバック持ったおっちゃん達がいてリゾートのにおいがしたので、小浜だと確認。よかった。

迎えに来てくれたのは、去年の人と違ってた。
ほんとにえりぃ(子ども時代の)みたいなかわいい人で、にこにこして出迎えてくれたっけ。
お嫁さんだと思ってたけど、ヘルパーさんだったみたい。

宿、到着。なんか、し~~んとしてる。
前来たときはお祭りだったからだと思うけど、今回はどうやら、盆明けだからみたい。

前、行けなかった大岳にとりあえず向かう。宿のおじさんに道をきいていったけど、むっちゃ迷う。

入っちゃ行けないところに入るところだった・・。初めて見たけどすっごい、雰囲気だった。

私がうふだきにもたどり着かない間に、与那国「おもろ」で一緒だったY本さんが
到着し、一緒に向かう。そっこー着いた。
でも階段階段・・。林間を思い出した。

小浜は八重山のてんぶす(おへそ)っていうらしく、八重山のど真ん中にあり、波照間以外の島が見渡せる。

山のある島は、自分が「島」にいることを確認できる。地図で見た形のそのままが自分の目で見れるから。

すごーいいい眺め。いろんな島が見える。石垣はでっかいし、竹富はぺたんとしてる。黒島とパナリは横から見るとそっくりだけど、上からみたら全然違う、らしい。西表は島じゃないみたい。

でも・・。なんか海の色が違うように感じたけど・・。なんでかな。(潮が引いてたからだった。)

夜ご飯を食べてると、祭りの音が聞こえてきた。
なんと小浜でも、伝統芸能を見ることができた。小浜は笛で有名。これは観なきゃ!!
すっごい激しい獅子舞もいたけど、今日は子どもが主役みたい。
どこどこの家の長男のナントカです。といって、三線に合わせて踊る。
子どもの健康を願う行事なのかもしれない。

ちょっと外に出ると、すごーーーーーいきれいな星が出てて、感激した

月が出るのが8時くらいだからそれまでなら、天の川だって見れるかも!!
いい子にしておこう。(みれなかった

スイカ、おいしかった。

そのあと、お散歩に出る。
シュガーロードじゃないっぽかったけど、とにかくサトウキビ畑を延々歩いた。
星が出るかなって期待したけど、それはでなかった。でも、
風が気持ちいい。
部屋よりずっとすずしかった。夜のさとうきび畑とか、遠く見える石垣の夜景とか
、きれいでびっくりした。今までだったら夜ご飯食べた後出歩いたりしたことなかったから、こんなの初めて。楽しかった。

(そう、この日はよかった。)

沖縄たびにっき⑪ 8/22 嘉弥真島

2005年10月02日 22時54分24秒 | Weblog
ず~~っと行きたかった、嘉弥真島にいよいよ行くことになった。楽しみ!
おかみさんが、お弁当を持たせてくれた。

「ちゅらさん」でほんとにえりぃとふみやくんたちが乗ってたみたいな小さなボートで向かう。海の色が、すごいきれい。また、ゼリーに見えてきた・・。

嘉弥真島、初上陸。
いろいろと説明を受け、シュノーケルをしに行く。絶対今日こそは、と思っていた。せっかく一式買ったのに、ほとんど使ってないし・・。

浅いところは、砂で、ほとんど同じ色だったけど、少し行くと
珊瑚が少しずつ見えてきた。魚もいる。
なんかカラフルな魚!サイパンにいたような攻撃的なんじゃなくって、
のんびり泳いでるのがかわいらしかった。
ウミヘビもいた。たて向きで、ひょろひょろ踊ってるみたい。
その近くでは、水面から顔を出すのが怖かった。
だって気がついたらウミヘビの真上にいるかもしれないし・・!!!こわっ!!

三列に川の字になって、いかにも家族ですみたいな魚もいた。かわいい・・。
ニモに似てるやつもいた。(ふつうのクマノミ?)

聖子ちゃんと「もう、シュノーケルはいいよね。海は見てる方がいいよね。」
と話してたけど、楽しくて夢中になりました・・。

シュノーケルタイムが終わり、お弁当を持って、山に登ることに。(標高19m)
緩やかな、草の道。頂上に着いて、写真を撮る。雲がきれいだったので、雲好きの聖子ちゃんに写メを送る。
「おかえりー!」というよくわからん返事が返ってきたけど・・。

頂上よりもそのあとの道の方がおもしろかった。
ほんとに手つかずって感じの岩ごろごろの浜。
日陰でお弁当を食べる。なんと私の大好きなポーク卵おにぎりだった。
おいしい!!!幸せ

岩がだんだんカキ(牡蠣)に見えてきた。でーーっかいカキ。
ビーサンじゃなくてよかった。シュノーケル用のくつを履いてたので。すごい滑る。
道がなくなったらどうしようと思いながらも楽しく歩く。

帰ってからわかったんだけど星砂とかシャコ貝が拾えるとこもあったみたい。

小さい島だし、半日いれば十分かなと思ったけど、あっというまに時間が過ぎて、まもなく帰る時刻。

遊泳区域のところでもいちどシュノーケルをして、小浜に戻る。
今度はほんとに潮が引いてて、ボートもゆっくり進まなきゃいけないみたいだった。すこし行ったところで船を乗りかえて、小浜へ。
楽しかったなあ。雨も降らなかったし。

小浜もあと半日なので、疲れてたけど、チャリを借りて、島を廻る。
なんと和也の木が枯れてた!びっくり。台風の影響らしいから、また生えるみたいだけど。
ショックだったのが細崎。

去年、思い出に残る場所ベスト3に入るほどいい感じだった細崎の浜が、潮が引いてて岩がごろごろだった。
ハデなきれいさじゃないけど、
帰ってから何度も思い出した小浜の景色。
今回はあんまり見れなかったのが残念。かなり疲れて、「やしのき」っていうカフェでかき氷を食べる。
黒糖のかき氷だ。すごいおいしい~~~
かわいいお店だったので、また行きたいな。Tシャツもかわいかった。ほしい・・
そうそう・・・・。
余裕をかましていたが、気がついたら残金のこりわずか・・。
石垣で5万おろしてから来たのに、いつの間に・・。
身に覚えは・・。あるけど・・。

やばい。宿代も払えないかも

明日朝イチで郵便局に行くしかない。

最後の晩ご飯は、たくさんの揚げ物と、カレー。
残すのきらいだから、これまで時間をかけて食べてきたけど
今回ばかりはちょっと無理だあ・・。泣く泣く残す。ごめんなさい。

さあ、そして、今日も夜のお散歩だ!!
今となっては、なんであんなにこわいこわいと思ったのかよくわからん。
でも、なんかとても恐ろしかったのだ・・。

がさっ!!とか音がして、黒いのが動いてる・・。と思ったらヤギだったり。(やぎはもう食べ物にみえる)
においで、牛がいることはわかるようになったけど。
がさっ!!となんか踏んで飛び退いたらただの葉っぱだったり。
冷や汗かきまくり。

でも、きれいなものも見た。さとうきび畑の両脇に小さく何か光ってる。よ~く見たら、たくさんいるよ。
チャリで走り抜けてたらわからないね。
ホタルってことにしようよ!と言ってたけど、やっぱり見たくなって懐中電灯の光を照らすと、むぎゅーって体を曲げたイモムシ・・。やはり・・。
アゲハの幼虫の細いばんみたいな虫・・。まあ、きれいきれい。

で、今夜はコースを変えて、港へ。
Crystal Kayの「恋におちたら」がかかってた。この曲好き。

石垣島の光が見えた。夜の港は、さすがにちょっと寒い。
帰り道も同様、いろんなものにびびりながら歩く。でも小学校を過ぎて、集落が見えると、もうヨユー。何事もなかったよーだ。でも、全身疲れ果てていた。ふぅ~~