沖縄へ行こう!

家族4人で沖縄へ行こう!

沖縄たび日記その後

2006年09月25日 23時14分02秒 | Weblog
さんざんな目にあった修士論文だったが、先日無事合格の知らせが届いた。
退学届けはいつでも出せるように、机の中に常備していた。
退学を決めたある日、電車の中で、やっぱりだめだと思い立ち、
最後のチャンスというつもりで再度論文に臨むことをきめ、そのまま、
色んな人に電話をし、私もう一回やるからと宣言してまわったのだった。
そうやってプレッシャーでもかけないとだめだと思った。

肉体労働ともいえるこの仕事をしていて、頭も体も酷使した後に
違うジャンルのものに再度向き合うのはしんどかった。

この夏のほとんどをこれに費やしたので、落ちたらへこむなあと思っていたけど
受かって良かった。
修論のおかげで乗り遅れた飛行機も、
いけなかった八重山も、
デート中にパソコンに向かわなきゃいけなかったくやしさも、
ああこれでやっと報われた。

5月頃から続いた軽いウツ状態も、仕事が始まり体を動かすようになり、
す~っと消えていった。体もうそみたいに元気になったし、
ゲキヤセしたのも、そのうち戻るだろう。

よかった。

沖縄たび日記2006

2006年09月24日 12時02分36秒 | Weblog
8/10 飛行機に乗り遅れる。

いよいよ2006の旅が始まる~~~

うきうきしてる例年とは違い今年はタイヘン!!


修士論文締め切り日・・。

15:30の飛行機に乗る前に大学に論文を出しに行く。
先生にチェックを受け、ここがよくないと指導されているうちどんどん
時間は過ぎる。あのぉ・・もう飛行機が。といっても
大丈夫大丈夫の一点張り。

そうして飛行機に遅れたのだった。

大学生協でゲットした格安旅行は何の意味もなく
ノーマルチケットを購入し残り2席に滑り込み
沖縄に旅立ったのだった・・・・。

めっちゃ落ち込んだけど
いけるだけまし!いけるだけまし!!!
自分を励まし、行く!!!!!

沖縄たび日記②

2006年09月24日 12時02分13秒 | Weblog
那覇到着!友だちの聖子ちゃんは先に到着し、ホテルに先にチェックインしている。

今日の宿泊は那覇市内の ホテルSUN SEA 。
早く行かねばと焦り違うバスに乗り、国際通り「松尾」で下りる。

道がわかんないのでホテルに電話する。
「松尾」、ですか!!遠いですよ。

そうだよねえ・・。

道を教えてもらい、言われたとおりに三越の角を曲がってず~っといく。
ところが県道に出るはずがマニアックな通りに出てしまう。

迷ってしまった・・・。
これ以上聖子りんを待たせるわけにもいかずタクシーに乗る。
タクシーの運転手さんに和まされ(大阪から来たね~~。おじさんは新婚旅行で大阪いったさーー。)ホテル到着。

親切に道を教えてくれたフロントのお兄さん、タクシーのおっちゃん、
そして全日空カウンターのお兄さん、ありがとう。優しくしてくれて・・・・。




沖縄たび日記③

2006年09月24日 12時01分32秒 | Weblog
さてひさびさに聖子ちゃんと合流。

楽しい~~~~。

やっぱり友だちっていいもんです(T T)

ベッドに寝転がってうだうだ近況報告。たのしぃ~~。



しばらくそんなんしてから、沖縄最初の夜ご飯。

ここのホテルは国際通りからは結構離れてる。まあ歩いていこうか~~ということになり、たどり着かないうちに感じのいい店を見つけて入る。

「ゆんた じらば」

だ。たしか・・音楽用語だっけな、これって。
超おすすめです!!!!!

かなりおいしかった。

つきだしからレベルが高かったのでこれは期待できると確信。

海ぶどうなんて、大阪で食べるとプチプチ感が足りなかったりするんだけど
味も歯ごたえも抜群。

私の好きなナーベラー(ヘチマ)ちゃんぷる~も、みそ味がおいしい。

私の好きなじーまみー(ピーナッツ)豆腐もとろけるうまさ。

私の好きなサータアンダギーはなんと15円。ちょっとチチボーロみたいな優しい味で、すっごいおいしい。5個ずつ袋につめてもらう。

その他諸々、本当に幸せになるおいしさだった。
実は私は最近ちょっと精神不安定。それで人に迷惑をかけたりもしている。

コントロールがきかず、どこまでも落ちていってしまう。
気がつけばぐんぐんマイナスのほうへ引っ張られていく感じで
気がつけば自分を責めている。
それを自分で立て直すことができずにいつまでも悶々としているのが最近の私だった。

忙しさのせいで、いつものように日記をかいて自分の気持ちを整理することができなかった。
なので、飛行機の中で、修論のこと、飛行機に乗り遅れたこと、彼氏を色々困らせて傷つけたこと、封筒を破って切り開き、そこに思いつくままに書いていった。
自分のよくなかったこと、こうしたかったこと、これからはこうしたいと思うこと。
そしたらす~~っと心の中が晴れていった。

そして、二回目は聖子ちゃんに会って、晴れた。
そして三回目がおいしいものを食べて晴れた。

これからはこうやって、生活の中にちょこっとした楽しさをいっぱい見つけていこう。


そう、そいでいい気持ちになり、いっぱい食べた。泡盛もおいしかった。
ファミマによってぶらぶら歩いて帰る。

途中でお互い彼氏から電話がかかってきて、しゃべったりして帰る。

こんなことができてしまうのがいい関係。



沖縄たび日記④ 粟国島へ

2006年09月24日 12時01分13秒 | Weblog
8/11(金)

早起きして(といっても私たちなので、目覚まし第一弾がなってから30分はへいきで寝ていた)、今日は粟国へ出発。

ナビイの恋が大好きな私。ナビイや、ナナコのような恋に憧れて。

波照間に、どこか似ているという粟国へ。


シャワーを浴びて、出発。
とまりん(港)へ。

粟国行きフェリーの、デッキ席へ。外がいい。
せっかくだから海を見なきゃ。風を浴びなきゃ。

ポークたまごおにぎりとさんぴん茶を買って外で食べる。
これまでの苦労話を、聞いてもらう。

周りの人にすごい人が増えていって、自分はだめだと思ってるけど
だめじゃないと思うよというようなことを言ってもらい、涙が出そうになる。


あとは楽しく話す。なんとイルカが出たらしい。みのがした!!!!
晴れてて、気持ちのいい海だった。

粟国島が見えてくる。
ナビイの恋の初めの部分みたいだった。
ゆらゆらとゆれる船から見た島に「ナビイの恋」の文字が浮かび上がる、あれだ。

いよいよ、始まる。

宿は港のすぐ目の前だったけど送迎が来てくれていた。

民宿「風月」。
若いおかみさんがやっているお宿。私たちの部屋は角部屋でよく風の通る場所だった。まずは自転車を借りて、島を廻ろうということに。


沖縄たび日記⑤ 粟国たんけん

2006年09月24日 12時00分53秒 | Weblog
まずは集落を一望できる高台へ。
ナビイの家に行くためだ。

とにかくこの島には地図がない・・。
すごくおおざっぱな地図しかないのだ。道が途中できれて、少しいったとこに
「このへん」て感じで書いてあって見つけたければカンでいくしかない。

まあ、島の人には必要ないので置いてないというだけのことだろう。
観光地ではないので。

役所っぽいところに入るとそこは公民館。
体育館がつながっていて、それはナナコねえねえがアイドルちっくな
かっこで歌っていた舞台だった。
そう、サンラーがナビイにブーゲンビリアをこっそり見せたせつないシーン。


でも地図はなかった。ふう・・暑い。
私は暑さには相当強いと思うがこれはたまらない。
光の強さが本土と全然違う。

ナビイの恋の名所をいくつかまわってお昼を食べる。
ナビイ食堂。なんぼほど好きやねんて感じやけどこれは偶然。

大好きゴーヤチャンプルー。でも食欲がない。
聖子ちゃんは食べるのが早い。

食堂の感じがよかった。そこにいる人はたぶん客ではない。
近所の人がゆんたくしてる感じ。

とにかく外で人とすれ違わない。
観光客はいないし(ダイバーは潜ってるし)島の人も。
この暑さのせいだろう。

沖縄たび日記⑥ 忘れられないこと

2006年09月24日 12時00分33秒 | Weblog
粟国で忘れられないことがあった。

恋愛をすると、なんか一つのことに弱くなってしまうくせがある私。
それは前の彼女だったり色々なんだけど今回もそういうのがあって
とらわれてしまうと相当病的に落ち込むパターン。
今思えば全然たいしたことじゃないのに
おかしくなった頭の中でゆがませてふくらませて結局それで思考という思考が占拠されてしまう。
それはまあ、十代の頃から。

でも、今回それをすっごい怒られた。私が言っちゃいけないことまで言っちゃったので。
しんどいのはわかるけど、人を傷つけていいわけがない、絶対にやめろと。
そういうふうに言われたのは初めてですごく反省をした。

だけど、ゆがんでふくらんだ部分が残像のように頭に残っていて
ときどきその暗い考えに支配されてしまうときがあった。粟国でも。

ケラケラ笑ったりチャリこいだりしてるとき、ふと。

こわかった。自分でどうしようもないので。
なんとかそれを乗り越えても、また別の不安がくるのだった。
恋愛してないときの私は、そりゃ~~サバサバしているのだけど。

1㎜ぐらいのきっかけでもそうなってしまうので
私の心はいつも限界ぎりぎりに張りつめていた、
そいでいつも体が疲れてた。

けど。
私たちの宿は港の近くで、夜の港に散歩をしに行ったとき
わ~~~っと思い出した、去年の小浜島の夜。
今の彼氏と出会って散歩をしたのだった。
小浜島の港で屋台みたいなのがでていて、そこで
クリスタル・ケイの「恋に落ちたら」がかかっていたのだった。
それをわーっと思い出した。

あーーと思った。
最近ごたごたし過ぎていてそういう頃の、ただ一緒にいたいと思った気持ちを
忘れかけていたので。

聖子ちゃんにその時のことをちらっというともっていたウォークマンで
「あるで~それ」と“恋に落ちたら”を聞かせてくれたのだった。
片耳ずつで聖子ちゃんと二人で聞きながら売店まで歩いていった。

ほんま、ぶわ~~~とあのときがよみがえってきてあやうく泣きそうだった。

売店で200円の花火を買って港でやった。
ライターが借り物だったので超いそいでやった。

それが笑えた。

このときのこと、忘れられないと思う。

それでそのあと、公園に場所をかえてまたしゃべった。
で、また落ちた。暗~~~いとこに。なんでかは覚えてないけど。

その時、宿で飲んでいた島んちゅが来た。
よっぱらっていたけど私はイヤじゃなくてぺらぺらしゃべった。
島の人はすごく自分の意志がはっきりしていて
少々のことではそれはゆるがないんだと思う。
一人旅だった女の子が彼氏を連れてこなかったといって怒ったり
三線で私たちにオリジナルの歌を作って聞かせてくれたり
「彼氏もつれてまたおいで」って。

そういう島の人のもつ雰囲気と島の夜の空気と
私の事情をまったく知らない人と話してるっていう気ラクさで
すーっとまた浮かび上がって来れたことにちょっとびっくりした。

そういうわけでその日は、すごく気持ちよく寝ることができた。

沖縄たび日記⑦ 

2006年09月24日 12時00分17秒 | Weblog
そして、朝。
すご~~~くひさしぶりに、起きた瞬間、いやな感じがしなかった。
うれしい気持ちで起きれた。

この日は満潮をねらって海に行ったのでとてもきれいだった「ウーグ浜」。
だけど中はイマイチらしい。
にごっていてシュノーケルにはむかないらしい。

ああ、八重山だったら・・とまた余計なことを考えてしまう。
この後聖子ちゃんは八重山に行けていいなあと、うらやましくなってしまう。
去年は聖子ちゃんは行けなかったのに、私は八重山での話を平気でしてしまったことを、恥ずかしく思った。なんでこうなのかな、私は。

今回の旅は、こうすさんだ心をきれいにすること
優しい子になるなることを目標にしよう。
そう思ったらまたちょっと元気になる。


ウーグ浜を出てきれいな雲と景色の中チャリをこぐ。

沖縄たび日記⑧

2006年09月24日 11時59分57秒 | Weblog
沖縄では、夜のゆんたくも楽しいけど
あっつ~~い昼間にはお昼寝が楽しい。

まったりまったり過ごして、また出かける。
この日のランチは、売店で買ったおいしいソーセージのパンとメロンパン
キャラメルラテ。

これまた「ナビイの恋」のサンラーとナビイが愛してるランドへと旅だった浜(写真)
の近くの遊歩道で散歩して、
ベンチ&テーブルで食べる。
す~ごいまったり。

東の方からもくもくと雲が来て、風が吹き、雨が降る。
アリが、メロンパンの粉を運ぶのをじっと見る。
普段なら何とも思わないけど旅では違う。

その次は洞寺(てら)へ。鍾乳洞がある。ここは流刑になった僧が
余生を送ったところ。お経を読み続けてなくなったらしい。島の聖地になっている。
門の前にはしんだヘビ。
中は・・入るのがおそろしくなるような暗いところへと続く階段。
ビーサンで来たのは間違い??
ハブに噛まれたら・・と思うとぞっとする。

でもちゃんとお参りをしてから、入る。
入ってしまえば鍾乳洞のきれいさに驚く。
そしてすごく涼しい。


展望台で少しゆっくりして、また宿に帰る。今日から素泊まりだ。
まあでもどこかで食べられるだろう。(甘かった)

次は夕日を見にいくためマハナ展望台へ行く予定・・
が、部屋でなぜか「エスパー魔美」の主題歌のことで盛り上がってしまい
歌っていたら日没間近な時間になってしまっていた。うわーやばい!!

そっこーで部屋を飛び出し、チャリで展望台へ。
この島は、ここ港のあたりが低く、展望台のあたりが高くなっていてその先は崖になっている。一番西までいくにはその展望台なのだ。






沖縄たび日記⑩ マハナ展望台

2006年09月24日 11時59分27秒 | Weblog
このチャリで・・。
いこう!マハナ展望台へ~~!!

もう空が赤くなり始めてる。
低いとこから高いとこにひたすらのぼる。

だんだん集落が遠ざかりかわりに牛や牧地に。ふり返るたびに海の色が違った。
展望台にある風車は、まだ小さく見える。

だんだん、コンクリートも古くなっていって、ぜえぜえいいながらのぼる。
到着したときには日没の2,3分前だった。
間に合った・・。

言葉もなく夕日を見る。

都会にいても突然きれいな夕日が目に飛び込んでくることはあるけど
沖縄で見る夕日はこういうのがいい。
自分の足で、一番きれいに見えるところまで見にいけること。



沖縄たび日記⑪

2006年09月24日 11時59分12秒 | Weblog
あまりにもその場所が気持ちよかったので日が沈んでもしばらくそこにいた。
でも、電気もなにもないところを牛をよけたりしながらのぼってきたことを思いだと帰り道が怖くなってきた。

帰りは楽だろうけど・・。

びゅーん、と下りる。
ビビリの私は下りが怖い。

途中で何度か聖子ちゃんを見失い、恐ろしくなる。
途中でセイコとなづけた牛に再会する。

集落に戻り、次は晩ご飯を食べるところを探す。
が、ない・・・。

もうすべて閉まった後だったのだ。
苦笑いしながら売店を出る。
しゃあないなあ・・。

とりあえず自分たちの宿の方へ戻ろうとしたとき
星が見えた。なんかきれい・・・・。

「星は後でも見れるで」と言われながらも
見ずにはおれず、暗いジャリ道に入り、自転車をとめて星を見上げる。
うわああああ~~~。

めっちゃきれいやーーー。

天の川が見える。すごくきれい。

いつ雲が出るか、月が出るかわからない、写真にも撮れないので
しっかり目に焼き付ける。

店が開いてないので仕方なく売店で色々買い、
港のやきとりとビールなどで粟国最後の夜を楽しむことにする。

焼鳥屋のにいにいに、蠍座と、夏の第三角形を教えてもらう。

ときどきベンチに寝転がり、星を見る。
あーー、ぬけたな、と思う。
沖縄に入り込んで、忙しさとか、しんどい思いとかが、ぬけたと思った。

沖縄たび日記⑭

2006年09月24日 11時58分16秒 | Weblog
少し集落を散歩してから帰る。もう私は帰らないといけないので。

2時のフェリーではなく、9時すぎのRAC便で
一人だけ那覇に帰る。

次の島へ行くのに、2時のフェリーでは間に合わないからだ。
今日からは彼氏との2泊の旅。聖子ちゃんとはここでお別れだ。

荷造りもできて、お世話になった宿にご挨拶。
港にも。
そうそう、昨日の夕方ここで島の子どもたちが遊んでた。
コンクリの港から次々に飛び込むのだ。
初めはびっくりした。

さて、空港へ。
波照間のように、キビ畑をぐんぐん通って、集落からだいぶ離れたところに向かう。(空港やからね)

聖子ちゃんと宿の人にさよならをして
私は一人になった。

チェックインを済ませる。
荷物の重さも量り、そして私もはかりにのる。
小さな飛行機なので左右のバランスをとるため。
体重で席が決まるのだ。

パイロットが凍ったおしぼりを配ってくれた。
気持いい。

あまり珊瑚がないのかと思った粟国は、空から見るとめちゃめちゃきれいだった。海が!!

ぶ~んと飛んで20分。那覇に着く。
レンタカーを借りに行ったYさん(2005夏のブログ参照)のメールは
テンション高め。
待ってる間、今日の朝日を色んな人に写メする。

Yさんの借りてきた車は沖縄の海の色!
那覇に戻ってきたので買い物をしたい私。

日焼けして、シミができていたので、急いで手入れするための美容液を買いに。
それと、去年波照間で知り合った女性の方のYさんがもっていた
「しりしりー」がどうしてもほしい。
しりしりーとは、ちゃんぷるーなどを作る際に、野菜を細く切るための
おろし器みたいなの。これを探しまくっているが、なかなかない。

楽しく話しながら北を目指す。
粟国行きのフェリーは那覇のとまりん港から出るのだけど
今日行く、伊是名島行きのフェリーは沖縄中部よりも北、
運天港から出る。那覇から車で2時間(?)くらいかかる。