スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

秋の実

2009-09-10 | 花散歩

日毎に天高く空気が澄んできて、実りの季節ですね。

食べられるもの、食べられないもの、
今回はいろいろな実などを集めてみました。


タマサンゴ(玉珊瑚)
ナス科ナス属
ブラジル原産
明治時代に日本に渡来しました。
夏~秋に下向きの白い花を咲かせ、秋~冬に
球形で赤橙色のかわいい実をつけます。
別名:リュウノタマ(竜の玉) ・フユサンゴ(冬珊瑚)





エゴノキ
エゴノキ科エゴノキ属
高さ7~8mの木に、春に白い美花が下垂して咲きます。
果皮にサポニンを含み、石鹸の代わりになるそうです。
果皮には‘えぐみ’があるので、この名。
別名:チシャノキ ・ロクロギ



カリン(花梨)
バラ科ボケ属
中国原産
春 枝先に淡紅色の花を咲かせます。
果実は、果実酒や砂糖漬けなどにしますね。

冷ややかに 月のさし添ふ カリンかな  黒田たか女  


カキ(柿)
カキノキ科カキノキ属
秋の味覚を代表するごく身近な果実ですね。好物~♪ 
柿渋は防腐剤などに利用されます。

水飲むが ごとく柿食ふ 酔のあと  正岡子規
年ふりて 柿の木持たぬ 家もなし  松尾芭蕉


キウイフルーツ
マタタビ科マタタビ属
原産はニュージーランドと思っていましたが、中国・長江流域だとか。
ニュージーランドに入って品種改良が行われたのだそうです。
春に白い花が咲くそうですが、私はまだ見たことがありません。
和名:オニマタタビ(鬼木天蓼) ・シナサルナシ(支那猿梨)



ネムノキ(合歓の木)
ネムノキ科ネムノキ属
花をご紹介したことがありましたね。
巨大豆のような莢がたくさん出来ていました。



フウセントウワタ(風船唐綿)
ガガイモ科トウワタ属
以前にup した可愛らしい‘風船’が随分と膨らみました。



ヤマノイモ(山芋)
ヤマノイモ科ヤマノイモ属
白いツブツブの花が終わり、ムカゴが出来ています。
まだ小粒ですが・・

ほろほろと ぬかごこぼるる 垣根かな  正岡子規


陽射しは強いけれど、確かにもう秋ですね。
          

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船いろいろ

2009-09-08 | 散策

散歩の途中で、いろいろな船が停泊しているのが見えました。




海上自衛隊の護衛艦でしょうか





これは潜水艦かな?



カラフルな作業船もいますね
縁の下の力持ちたち!






これはクレーンの付いた作業船
何の作業をしているのでしょうか?



湾内を巡る遊覧船が乗客待ちをしています


ヴェルニー公園は、船舶ウォッチングのおすすめスポットです。

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ムラサキシキブ

2009-09-05 | 花散歩

公園のムラサキシキブを撮りに行ってみました。
が、まだ実が青々としていました・・

ムラサキシキブ(紫式部)
クマツヅラ科ムラサキシキブ属
紫色の実を平安時代の才女 紫式部にたとえて、この名。
別名:ミムラサキ(実紫)


公園の木は、高さが3mくらいでこんな感じです。
    



一方、庭のコムラサキは、1mほどの小さな木ですが
密生した実がだんだん色づき始めています。

コムラサキ(小紫)
クマツヅラ科ムラサキシキブ属
ムラサキシキブより木が小型なので、この名。
別名:コシキブ(
小式部)は、平安の女流歌人 小式部内侍にたとえて(?)
    




生育の違い・環境の違いもあるでしょうが、ムラサキシキブの方が
実が小さくつき方もまばらで、全体的に素朴な感じがしますね。

結局 それくらいの違いしか分かりませんでした・・

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3年目の‘美人’

2009-09-04 | 花散歩

昨晩(3)やっと、我が家に‘美人’がやって来ました。

我が家の‘月下美人’は
友達に一枝貰って植木鉢に挿してから、もう十年以上になります。
木が古くなり、株分けして植え替えてからご無沙汰していましたが、
今年やっと花芽をつけてくれました。

そして昨晩、3年ぶりに‘美人’と再会を果たしました


8月28日
枝(葉?)の先に小さな花芽が2個付いているのを発見!



少しずつ成長していきます。 大きくなぁーれ!
8月29日                  8月31日
    


8月31日
台風の風で蕾が落ちないように、そぉっと屋内へ移動させました。



9月1日
少しずつ花首をもたげてきました。 もう少しだね
    

9月2日 
だいぶ膨らんで先端が見えてきました。 そろそろかな
    


9月3日 夕方
遂に開き始めました~


19時ごろ めでたく開花~! 


部屋中に芳香が・・



咲いてくれて ありがとう!


ゲッカビジン(月下美人)
サボテン科クジャクサボテン属
中央アメリカのコスタリカ~メキシコに分布しています。
強い芳香は、媒介する蛾を呼び寄せるためとか。
夜咲く花に白色が多いのも、同じ理由からだそうですね。

同じ仲間のクジャクサボテンは花が数日間咲いていますが、
月下美人は1晩だけで萎んでしまいます。美人は短命・・
花言葉は「繊細・快楽」

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トケイソウ

2009-09-01 | 花散歩

トケイソウは、熱帯・亜熱帯アメリカが原産地だそうですが
今や世界中で観賞用として広く栽培され、色・形も
さまざまな多くの栽培品種があるということです。


先日、これまで散歩の途中にいろいろな場所で撮った
花の写真を整理していた中に、こんな1枚があったのです。
これデス


本当に迂闊なことに、撮ったときは気付かなかったけど
よくよく見るとちょっと変わった形をしているじゃありませんか・・

よく見かけるトケイソウはこんなんですよね。


そう、キリストの「後光」とも「茨の冠」とも例えられて
いる細い副花冠の部分が変わっているでしょう?

「これは?」と思って調べてみると、天然パーマ副花冠の花は
「クダモノトケイソウ(果物時計草)」という種類だと分かりました。
聞き慣れない名ですけど、英名は「Passion fruit」。

紫色の果実で、酸味と芳香のある果肉がジュースとか
ゼリーとかの材料になるあのパッション・フルーツだったんです。

しまった!!
果実も写真に撮りたかったなぁ~
なんで気付かなかったんだろ?
まだ見られるかしら?・・・1度行ってみなくちゃ!


というワケで、今回はフツーの「トケイソウ」です・・


花が咲いて               花が終わると
    

緑の実が生って             橙色になってます
    

今度 運良くパッション・フルーツが撮れたらご紹介しますね。
できるといいな~!

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