日本大通の銀杏並木を堪能して、JR「関内」駅に向かう
途中にある「横浜公園」で、ちょっとひと休み☆
此処の日本庭園でも、
いろいろな木々が色づいていました
イチョウ・ケヤキ・カエデ・・・・
これまであまり気にしていなかったけれど、此処には
ずい分たくさんの樹木が植えられているんですね!
今日は‘ゆく秋’を堪能した気分デス
街路沿いの重厚な建物は、この時期 銀杏の黄金色に彩られます。
「横浜地方裁判所」
旧建物は、スクラッチタイルを貼った外壁など昭和初期の
官庁等の公共建築の典型的な意匠を有しています。
新庁舎建設に伴い、低層部に旧建物が復元されました。
「神奈川県庁本庁舎」
西欧建築に日本的要素を加えた、帝冠様式の5階建てです。
関東大震災で焼失後、1928(昭和3)年に再建されました。
1階は石造り、2階以上はスクラッチタイル貼りになっています。
高さ48.6mの塔は、「キングの塔」の愛称で親しまれています。
県庁敷地内に
「神奈川運上所跡」碑
開港に伴って関税と外交事務を扱う「神奈川運上所」が
設けられ、神奈川奉行の支配に属していました。
1866(慶応2)年の大火で類焼しましたが、翌年新築され
「横浜役所」と称されました。 1868(明治元)年に明治
新政府に移管され、「横浜税関」に改められました。
「横浜情報文化センター」
( 旧 横浜商工奨励館 )
関東大震災後の横浜商工業界の復興を図る目的で、横浜市に
よって、1929(昭和4)年「横浜商工奨励館」が建設されました。
一旦閉鎖されましたが、2000(平成12)年に改修および高層棟を
増築し「横浜情報文化センター」として生まれ変わりました。
建物横に
「新聞少年の像」
2004(平成16)年 日本新聞販売協会の創立50周年記念に
建物内の「日本新聞博物館」に寄贈されたものだとか。
「三井物産ビル」
1911(明治44)年竣工の、我が国で最初の鉄筋コンクリート造り。
西欧のアールヌーヴォを反映した、戦前を代表するオフィスビルです。
今は使われていないようですが、これも気になる建物ですねぇ~
建物の入口に、様々な装飾が・・
見上げた所にも・・
(鳩の害を防ぐ為でしょうか、金網が張られています)
何のビルだったのでしょうね・・
この建物が生き生きと役割を果たしていた時代を
ちょっと想像してみる‘猫’でした・・
素晴らしくきれいな青空になりました~
「金色のちひさき鳥」を求めて、横浜にやって来ました。
「日本大通」
銀杏といえば、‘猫’の中では やはり此処ですね。
1866(慶応2)年の大火災の教訓から、1871(明治4)~1879年に
旧外国人居留地と日本人街を区分し防火帯の役目も兼ねた街路が
イギリス人技術者 R.H.ブラントン氏の設計によって整備されました。
当初 幅12mの中央車道の左右に幅3mの歩道と幅9mの植樹帯が
設けられ、燃えにくい木として銀杏が街路樹に選ばれました。
銀杏並木には、ちゃんとした理由があったのですねぇ!
我が国における「近代的街路発祥の地」とされています。
思い思いに、休日を楽しむ人達
ギンナンが、足の踏み場も無いほど落ちています・・
ふり返ると、横浜球場の照明塔が遠くに見えています。
港に向かって真直ぐに伸びる道の両側には、大正建築の傑作とも
いわれる建築物が今も並び、市内有数の歴史的景観も楽しめます。
銀杏
例年 この時期になると、散歩でちょっと遠回りして
この道を通るのが楽しみな銀杏の並木
今年は?
あらら、やっぱりねぇ・・・
すでに葉が落ちている木もあるのに、まだ緑色も残ってるし・・
曇り空のせいもあるけど、なんか哀しいナ ~
今年の世情を反映しているような情景
嗚呼・・・ザンネン!
来年は、綺麗な黄金色を見せてね~