風の強い日が続いています。
きょうも・・・
「蘆花記念公園」
面積 約4.3ha
逗子ゆかりの明治の文豪 徳富蘆花の業績を記念して
1984(昭和59)年に設けられた公園です。
山の斜面に沿って、九十九折の小径を上っていきます。
小径の傍らの所々に立つ13枚の木札に、氏の著作の一節が・・
秋漸く深し
野路行けば粟の収納の盛りにて 稲の収納もぼつぼつ始まりぬ。
蕎麦雪の如く、甘藷の畑は彌繁りに繁れり、
百舌鳴く村に、紅なる黄なる星の
如く柿の實の照れるを見よ。
(十月十一日)
月を帶ぶ白菊
墨の如き樹影を浴びて獨り中庭の夜に立てば、月を帶ぶる白菊
ほのかに香りて、花の月と囁く聲も聞く可き心地す。
俯きて、其一枝を折らんとするに、しとゞ露にぬれたり。
折れば、月影ほろほろとこぼれぬ。
(十一月十二日)
冬至
今日は冬至なり。霜枯の草を踏みて、野外に立てば、
一望寒景蕭條として枯蘆風に戰ぐ音、葉もなき川楊に
囀づる鶺鴒(せきれい)、水涸し野川の音、
皆年の行く行く暮れなむとするを語る。
(十二月二十三日)
相模灘の落日
日の山に落ちかかりてより、其全く沈み終るまで三分時を要す。
初め日の西に傾くや、富士を初め、相豆の連山、煙の如く薄し。
日は所謂白日、白光爛々として眩しきに、山も眼を細ふせるにや。
日更に傾くや、富士を初め相豆の連山次第に紫になるなり。
日更に傾くや、富士を初め相豆の連山紫の肌に金煙を帶ぶ。
自然と人生 徳富蘆花
若い頃には、何と小難しい文章・・と途中放棄してしまったけど
今読むと、確かに古めかしくはあるけれど簡潔的確な表現がむしろ新鮮☆
文語体もまた良き哉だな~‘猫’も大人になったもんだと、ブツブツ独りごち・・
小径を上りきった所に 「逗子市郷土資料館」
内部には 蘆花を初め逗子ゆかりの文学者に関する資料や、市内で発掘された
考古学的・地質学的資料が展示されてありますが、以前ご紹介したので 割愛。
此処は、絶好の富士見スポットなんですよね☆
今日も 波は高いけれど・・
13,036歩
通りがかったお宅のフェンスに・・
シャベル?
可愛いかったので
Wait for snow だって☆ 雪掻き用のシャベルね。
こちらは ドアみたいです。
アイディアを頂いて、自分で手作りするのもいいんじゃない?!
今日は 朝からすごい風です!
舗道に渦を巻きながら舞い上がっていく木の葉と一緒に
‘猫’も メリー・ポピンズになりそう~(笑)
家に戻ろうか散々迷ったけど・・・折角の晴天だし、歩いちゃえ☆
とは言え、横なぐりの強い風に乗って砂が・・・おデコに砂漠ができた~
撤収~~
息抜きに、公園を軽くひと廻り
ケヤキの公園は
掃いても 掃いても・・・作業の人はたいへんです。
綺麗に紅葉したカシワバアジサイ
同じアジサイでも、こちらは・・
メグスリノキ
ロウバイ
落葉を踏んで・・
14,101歩
先だって 検察審査員候補に当たったことを書きましたが・・
その後 妹も「私、裁判員候補に当たっちゃったワ」と。
え、ホント? 姉妹揃って‘当たっちゃった’わけ?!
「因果律」?・・・ふと、そんな言葉を思い出しましたよ。
「すべての物事は、何らかの原因によって生じた結果である」とか何とか
昔 哲学の授業でやったような・・
まだ「結果」が出たわけじゃないけど、同時期に二人揃ってなんて
滅多にないことじゃありません? 何の因果かなぁ~?
この先、変なモノ(交通事故とか食当たりとか)に当たらなきゃいいけど(笑)
人生初、宝くじでも買ってみようかしらん。
どう思う? キムタクさん!
温暖な三浦半島にも、ようやく紅葉(黄葉)の季節が届きました☆
毎年楽しみにしているイチョウ並木があります。
今年の色付きはどうかな?
綺麗に色づいていました~☆
晴れていれば、もう少し黄色が鮮やかなんだけどナ・・・
この時期になると、一段と華やかに
季節を盛り上げてくれるのが、鮮やかな色のポインセチア☆
今年も・・
和名は「猩々木」というそうです。 ナルホドね!
「 美しき 花かとも朱に きはまりし その葉を見れば あはれポインセチア 」 宮柊二
シクラメンと共に、冬の双璧です
こうして少しずつ、気分は年の瀬へと向かっていくようです・・
カレンダーが最後の一枚になって、寒さが増してきましたね~
師走です・・
いつの間にか、フォルダに画像が溜まっていました。
急いでupしないと、年が変わってしまう~~
「マユミ」
(ニシキギ科)
「ブラシノキ」 「シャリンバイ」
(フトモモ科) (バラ科)
「ハマヒサカキ」
(ツバキ科)
「シロダモ」
(クスノキ科)
「センダン」
(センダン科)
「サネカズラ」
(マツブサ科)
コレ、何かな?
秋の実を探して歩く楽しみも、そろそろおしまいのようです。
また来秋、同じ場所で会えるといいな!