今日もポカポカと春の陽気でしたね
「常立寺」の梅が 今ちょうど見頃です!
日記をめくってみると昨年よりちょっと早いけれど 訪ねてみました
今年も 見られてよかった~
気温が上がって、一気に春がやってきましたね~☆
今度こそ ホンモノでしょう! わくわく
先週、鎌倉幕府を支えた三浦一族の雄 和田義盛が
活躍の基盤としていた「和田の里」に、その旧蹟を訪ねました。
和田義盛(1147-1213)
三浦大介義明の嫡男 杉本太郎義宗の子。
頼朝に従い平氏追討に活躍の後、幕府の侍所別当に任ぜられる。
1213(建暦3)年 北条義時の策謀による「和田の乱」で死去。
先ずは、義盛ゆかりのお寺へ。
「鹿穴山 願生院 来福寺」
浄土真宗のお寺。
寺伝によれば;
建永年間(1206~7)義盛が開基となり、僧祐憲によって
鎌倉名越に建立された天台宗の寺院に始まるといわれます。
1217(建保5)年 この和田の地に移され、1213(建暦3)年の
和田合戦に敗れて死んだ義盛を供養する菩提寺となりました。
本堂向拝の龍
裏面の刻銘から、房州の名工 「波の伊八」こと武志伊八郎信由(1751-1824)の
作とされますが、1825(文政8)年完成の前年に他界しており、伊八が最晩年に
手がけ、弟子の森久八(嶋村久八郎由勝)が仕上げたのではと言われています。
見事な木彫です! アップで・・
お寺の裏手に出ると、広々と一面の畑が広がっていました☆
正面遠くには、富士山が今日は霞んで見えます。
「塔の台」と呼ばれるこの辺りには 義盛が信仰する地蔵堂があったそうで、
のちに、和田合戦を生き延びた義盛の孫 朝盛(とももり)が家来らと共に
この地に逃れ、田畑を開墾しながら余生を送ったと伝えられています。
朝盛の法名に因んで、今も「高円坊」という地名が残っています。
「朝盛塚」
「わくり大井戸」跡
塔の台の山裾に湧き水があり、三浦五井のひとつといわれて和田の
里の田畑を潤していました。 僧行基が発見したという説もあるとか。
かつて義盛が、地蔵尊参拝の折に立ち寄って身を清めたという
その流れは 「精進(しょうじ)川」という名で呼ばれていました。
大根・春キャベツ・紫キャベツ・ブロッコリーなどの畑を左右に見て、歩いて行きます。
やがて、右手に入った所に石の鳥居。 つんのめりそうに急な石段を51段上ると、
「神明白旗神社」
祭神: 天照大神 和田義盛
『新編相模国風土記稿』には「和田義盛の霊を祀り その肖像をご神体とす」と。
また、明治以降に編纂された地誌によると、和田合戦から51年後の1263年
(弘長3年)に、里の郷氏が義盛の遺徳をたたえて創建したとしているようです。
社殿の扁額は、横須賀鎮守府長官 上杉彦之丞氏の筆
境内から見下ろすと、鳥居越しに「和田の里」の風景が広がっています。
さらに歩いて、R134 「和田」の信号を跨いだ先に
「天王社(八雲神社)」
祭神: 素戔嗚尊(牛頭天王)
1687(貞享4)年に藤原朝臣大井甚五左衛門が勧請。
素朴な社殿の横に、石碑が建っています。
「和田義盛旧里碑」
1921(大正10)年に、三浦氏の末裔 三浦英太郎男爵が
先祖の遺徳を偲んで建立したものだということです。
「和田」の信号まで戻ってR134 を北上。 道の左脇に
「安楽寺跡」
かつて、義盛の舘の鬼門を鎮護するため「仏照山 安楽寺」という
浄土宗のお寺が建立されてありましたが、1943(昭和18)年に
道路拡張工事のため廃され、本尊は近くの天養院に移されました。
「五劫山 天養院 宝泉寺」
浄土宗のお寺で、本堂は江戸時代の建立といわれます。
創建: 1559(永禄2)年
本尊: 阿弥陀如来像
客仏: 薬師三尊像
一木造の薬師如来像は行基作と伝わり、胴部に縦の傷があります。
和田合戦で義盛の受けた刀傷跡と言われる「身代わり薬師」の伝説。
脇侍の日光・月光菩薩像と共に、県指定重要文化財になっています。
寄木造の十二神将像(室町時代の作)・和田義盛像(室町時代の作)も。
いずれも撮影不可ですが、拝観することができました。
20,537歩
下賀茂温泉を流れる青野川の両岸約4kmにわたって植えられている
約800本の河津桜は「みなみの桜」と呼ばれ、近年話題のお花見スポット。
桜も菜の花も、ちょうど満開でした!
余計な説明は要りませんね。 どうぞお花見をお楽しみください☆
堤の上を歩いたり 下を歩いたり
ピンクの波は まだ先まで続いていますが・・
今回のゴール「銀の湯会館」に到着
最後に素晴らしいご褒美を貰ったような気分になりました。
楽しかったナ~~
19,889歩
ウォーキングイベントに参加して、独りでは遠くて なかなか
歩きに行く機会のない南伊豆へ 春を探しに行きました。
伊豆半島東側をバスで南下し、 南端の町 南伊豆町の「田牛(とうじ)」からスタート。
思い思いのペースで適宜休憩をとりながら、指定のゴールをめざして歩きます。
「田牛竜宮窟」
窟への入口から石段を下っていくと、薄暗い洞窟の岩場の先に砂浜。
見上げるとポッカリ天井が開いていて、青空が見える不思議な空間☆
波の浸食作用でできたものだそうです。
上に 、天井部分をぐるりと一周できる道があります。 上って見下ろしてみると
左の砂浜にいる人達が豆粒みたいに・・・・見えるかなぁ?
海岸に沿って少し歩いた先から、「タライ岬遊歩道」に入ります。
海を見下ろす山道を 上ったり下ったりしながら・・
なかなか良い眺めデス☆
「椿園」
1,050本の椿。 赤・白・ピンクの花をつけていました。
遊歩道入口から30分ほどで、見晴らしの良い高台に到着。
「タライ岬」
南に伊豆七島、東に爪木崎、西に石廊崎・・海の風景が広がっています。
素晴らしい景色だけど、息もつけないほどの強い風!
再び山道に入って行きます。
やがて分岐から左へ下ると、岩場のある海岸に出ました。
「逢ヶ浜」
変わった形の岩は「エビ穴」
「姑岩」と「雀岩」
どんな謂れがあるんでしょうね~
腰を下ろしていると、上空をトンビが物欲しげに旋回・・
ここでは、だけにしときましょう
きれいな長い砂浜が見えてきました☆
「弓ヶ浜」
木の下のベンチで、やっとタイム~☆
エネルギーチャージして、後半も元気に歩きましょう!
(続)