桜の季節が終わると、続いて ツツジが見頃になりますね。
もう そろそろかな~と 思って、見に行ってみました。
「太田和つつじの丘」
クルメツツジ、ヒラドツツジなど 約5万本のツツジが
次々と 鮮やかに 公園内を彩ります。
クルメツツジが ちょうど見頃です☆
色とりどり!
ヒラドツツジも ぼつぼつ☆
珍しい 八重咲き品種は 開花目前でした。
残念!
奥の斜面の ヒラドツツジは、まだ 殆ど 開花前でした。
以前の画像ですが、咲くと こんな具合になるんですよ!
来週以降 折を見て、また 来てみましょう♪
海を見下ろす 高台の公園に やって来ました。
「 県立 塚山公園 」
明治の頃から知られる 桜の名所で、例年 ソメイヨシノが咲く季節には
大勢の花見客で 大いに賑わいますが、これからは 新緑の季節ですね☆
ソメイヨシノに代わって、今は ヤエザクラの出番
展望デッキから 横須賀港を 見下ろして・・
「猿島」が 見えます。
永年 地域ボランティアの方達によって 公園保全活動が 行われていて、
アマナ、ニリンソウ、キンラン、ホタルブクロ、ヤマユリ、ウバユリ 等々
四季折々の いろいろな山野草が 保護・育成されています。
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科
元々 自生しているものも含めて あちらこちらに 群生しています。
カントウタンポポ(関東蒲公英)
キク科
総苞片が 外側に垂れ下がらず、先端が尖っているのが 特徴。
別名:アズマタンポポ(東蒲公英)
一年中咲いている 西洋タンポポと違い、春にしか 咲きません。
受粉を ハチやチョウに頼るため、群生していないと 繁殖できません。
年々 数を減らす 日本タンポポですが、此処では たくさん見られます。
ウラシマソウ(浦島草)
サトイモ科
ハナズオウ(花蘇芳)
マメ科
フラワーセンターの ぼたん園が だんだん 華やかになってきました。
チドリノマイ(千鳥の舞)
ギョクテンシュウ(玉天集) カケハシ(架け橋)
ホーヒーフー
ナガレボシ(流れ星)
ハルノウタ(春の詩)
イニシエノサト(古里) タイヨウ(太陽)
センカクハク(仙鶴白)
カスミノモリ(霞の森)
「 はなやかに 静かなるものは 牡丹かな 」 久村 暁台
「大船フラワーセンター」の入口を入ると・・わぁ!
石楠花と 八重桜と つつじ、それに 柔らかな新緑☆
ワクワクしてきます~♪
最盛期の石楠花は 色とりどり!
イカリソウ(錨草)
メギ科
花の形から 連想して、この名。
ムサシアブミ(武蔵鐙)
サトイモ科
オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科
長い綿毛の実が 集まった姿を 老人の頭に例えて、この名。
下向きの花は 恥じらう女性のようですけどね。
ハナイカダ(花筏)
ミズキ科
葉の中央の蕾が 淡い緑色の花になり、やがて実になります。
その形が いかだに乗っているようだと、この名。
コマチミツバツツジ(小町三つ葉躑躅)
ツツジ科
アメリカザイフリボク(アメリカ采振木)
バラ科
北アメリカ 原産 別名:ジューンベリー
赤い実が 初夏に 紫色に熟すと 食べられます。
アロニア・アルブティフォリア
バラ科
原産 カナダ
ユキモチソウ(雪餅草)
サトイモ科
褐紫色の 仏炎苞に包まれた 真っ白な付属体を 餅に例えて、この名。
ゲンペイトキワマンサク(源平常盤満作)
マンサク科
あちらこちらで 週末のピクニックを 楽しむ人たちの姿も☆
ソメイヨシノが そろそろ葉桜になり始めると、八重咲きのサトザクラの出番。
「大船フラワーセンター」に ソメイヨシノ後の桜を 見に行ってきました。
先ずは お目当ての「 御衣黄(ぎょいこう)」
オオシマザクラ系の サトザクラの仲間。
花の色を 昔の貴人の装束の色になぞらえて、この名。 満開になると
中央に 赤い線が現われ、やがて花色は 次第に黄色味を帯びてきます。
「 鬱金(うこん)」
ウコン染のような 淡い黄緑色の桜。
ほかにも、ボリュームのある花びらが美しい 八重桜たち☆
「 松月(しょうげつ)」
サトザクラの代表的な品種のひとつ。
外弁は淡紅色、内弁は淡桃色~白色の 八重咲大輪種。
「 普賢象(ふげんぞう)」
八重桜としては 日本最古の品種と いわれています。
「 福禄寿(ふくろくじゅ)」
もと東京・荒川堤で 栽培されていた品種。
淡紅色の 八重咲大輪種。
「 妹背(いもせ)」
原木は 京都市・平野神社境内にあるそうです。
紅色の 八重咲大輪種。
「 桐ヶ谷(きりがや)」
一枝に 一重の花と八重の花が 咲くこともあるそう。
名の由来には 諸説あり、鎌倉・桐ヶ谷にあったから とも。
室町時代 足利尊氏が 京都御所の左近に この桜を植えたところ、
通りがかった後水尾天皇が その花のあまりの美しさに 御車を
引き返させて ご覧になった との逸話から、別名:御車返し
鎌倉ゆかりの名の桜を もうひとつ☆
「 静(しずか)桜 」
義経の愛妾 静御前の名に因む桜。
花びらの中の雄蕊が 花弁状に変形した「旗弁(はたべん)」が 混じるのが特徴。
「水辺公園」の‘奥の池’は 普段 一般公開されていないのですが、
年に幾度か 催しがあるときには 開放されます。
今日は 扉が 開いていて・・
「ニリンソウ観察会」をやっていました。
入ってみましょう!
この季節の いろいろな植物が見られるので、楽しみ♪
オヘビイチゴ(雄蛇苺)
バラ科
花期は 5~6月。 ヘビイチゴより大きい というので、この名。
ウラシマソウ(浦島草)
サトイモ科
ミツバアケビ(三葉木通)
アケビ科
花びら(じつは萼片)が 3枚で 大きいのが 雌花、
ブドウの房のような 小さい粒状のが 雄花。
カキドオシ(垣通し)
シソ科
茎が 蔓状になり 垣根を通り抜けるほど 伸びるというので、この名。
ツルカノコソウ(蔓鹿の子草)
オミナエシ科
花の 特に蕾が 鹿の子模様のようだと、この名。
極小の白い花の1つ1つは、よく見ると なかなか愛らしい☆
ショカツサイ(諸葛菜)
アブラナ科
別名:オオアラセイトウ(大紫羅欄花)
ハナダイコン(花大根)
ムラサキハナナ(紫花菜)
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)
ユキノシタ科
3~4月頃 淡緑色の 花が咲きます。
杯状の蒴果が 猫の目を連想させる と、この名。
ホタルカズラ(蛍葛)
ムラサキ科
花色は、赤紫色から青色へと 変化します。
中央から伸びる 白い線が 蛍の光のようだと、この名。
タチツボスミレ(立壺菫)
スミレ科
ハート型をした葉が 特徴ですね。
シュンラン(春蘭)
ラン科
あまり陽の当たらない場所に、淡い黄緑色の花を ひっそり咲かせます。
運よく 見つけると、嬉しくなってしまって~♪
カントウタンポポ(関東蒲公英) シロバナタンポポ(白花蒲公英)
キク科
在来種の 関東タンポポは 開発により、また 繁殖力が旺盛な
西洋タンポポに 押されて、年々 その数が 減少しています。
そして、もちろん この花☆
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科
花びらのように 見えるのは 萼片です。
大きく葉を広げる イノデ(猪の手)に負けず、びっしりと!
今年の桜は あっという間に もう終わりですねぇ・・
来年の桜の季節には どうなって いるんだろう?
世界は、そして この国は・・
私自身も・・
花吹雪の下で、ふと そんな思いが よぎりました。
暫くぶりに訪ねた 「水辺公園」
クルメツツジが 目に 鮮やか!
カリン(花梨)
シャガ(射干)
桜が まだ残っていました~
池畔を散策する人が、以前より 増えた気がします。
皆さん マスク姿で 静かに・・