風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

190E

2007-07-23 12:21:00 | クルマ雑感
ガソリンスタンドでアルバイトをしていたとき、
お客様のメルセデスを何度か動かしたことがありますが、
いずれもスタンドの敷地内で少し移動させただけでした。

それとは別に、京都の友だち数人と、
借り物のメルセデス・ベンツ190Eに乗って、
京都―大阪間を往復したことがあります。
自他共に認める運転大好き男ということで、
行きも帰りも僕がステアリングを握りました。

なぜか「小ベンツ」というあだ名がついてしまい、
メルセデスの中では廉価版というイメージがありますが、
なかなかどうして、メルセデスらしいしっかりとしたつくりのクルマでした。
まず、コックピットに乗り込んでドアを「ガチッ!」と閉めた感触だけで、
とんでもない「ボディ剛性の高さ」が伝わってきて、
このクルマなら、少々ぶつかろうがひっくり返ろうが、
シートベルトをしている限りケガはしそうにないな、と思えます。

走り出すと、SOHC4気筒115馬力のベーシックモデルだったことから、
出足はやや鈍い感じでしたが、ある程度スピードに乗れば、
それなりに必要十分な動力性能は発揮してくれます。
速さは感じないけれども、不足もそれほど感じない、というレベル。

気に入ったのは、ステアリングやペダル類の「適度な重さ」です。
前にも書いたように(こちらのページ)、
クルマのコントロール性をきちんと考えてつくられた操作系が、
メルセデスの安全性をさらに高めている気がします。
高速道路での走行安定性にも素晴らしいものがあり、
まさに「安心・安全」なドライブを楽しめます。

DOHC200馬力エンジンを積んだ「2.5-16」など、
190シリーズにはハイパワーバージョンもありました。
リアスポイラーがついて外観が少し「やんちゃ」な雰囲気で、
以前、少しだけ買いたいと思ったことがあります。

そんなわけで、僕の中では、メルセデスというクルマについて、
「めちゃくちゃ頑丈で扱いやすく、街中も高速も安心して乗れる」
というイメージが形成されています。



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