9月16日 キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)開花には
まだ少し早いかなと思いましたが、避暑を兼ねて出かけてきました。
予想通りまだ蕾ばかりでした。
でも岩間から吊り下がってる蕾は、小さなレモンみたいでかわいい♪
たった一輪だけ咲いてました。
付近を散策していると、見かけたことのない蝶がいました。
地味な感じですが、初めて見る蝶なのでカメラで追いました。
たぶん写真でみたことのあるヒメキマダラヒカゲかなと
車の中で蝶の図鑑を調べると、やはりそうでした。
特に珍しい蝶ではないようですが、私には初見の蝶!!
以前は和歌山県では普通に見られた蝶だったそうですが
図鑑によると、幼虫の食草であるササ類がシカの食害により減っているので
最近は減少傾向にあるそうです。
観光地で車やバスが往行しているこの場所には、シカは来にくいのかも知れません。
ここのキイジョウロウホトトギスは保護されていないので、去年はほとんど消えてしまっていてショックでした。
道の邪魔になって刈り取られてしまった? それとも盗掘された? いろいろ考えてしまいました。
保護されて群生したものは綺麗で目立ちますが、まばらで、無秩序に咲いているこの野草は、そんなに美しくは見えないようです。
人通りも時々あるのですが、誰も目を止めることもありません。
この地での繁殖力は強いみたいで、石垣の隙間から新しい小さな株が花を咲かせていてホッとしました。
美しいオオルリボシヤンマ! 私もぜひ見てみたいです。
ウロウホトトギスを見に行ったのが懐かしいです。
いつか自生のものも見てみたいです。
ヒメキマダラヒカゲは自分も数年前に地元大峰山系で
一度見たのみです。
初見の蝶はとにかく嬉しいものですね(^^)
ヒメキマダラヒカゲは夏の蝶だったんですね。
6月~7月といえば、護摩壇山にはホントによく行ってたのに。
頂上付近は広く、まだまだ歩いていない部分が多すぎますよね。
もっといろいろな場所に行きたいのに、あっという間に時間は過ぎて、山の夏はすぐに終わってしまいますね。
初見の蝶はヒメキマダラヒカゲでしたか。
以前は護摩ノ壇山頂上付近にはわんさか居た種目ですが、最近はぐっと少なくなりました。
年1化で6月~7月にかけて発生しますが、新鮮なので年2化なのかなぁ。