よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望30(いて座 M17オメガ星雲 3rd)

2023-11-03 05:00:00 | Seestar
いて座 M17/NGC6618(オメガ星雲、白鳥星雲、ロブスター星雲、チェックマーク星雲)
画像①トリミング、画像処理済
M17はいて座の散光星雲で星形成領域、天文ファンの間では、オメガ星雲と呼ばれることが多いようだ。

Neptune-CⅡ、ASI585MCに続いて、3回目の撮影。Seestar本当によく写る。完全に負けてます。前に写らなかったIC天体も確認できる。

ところでM17。名前が沢山ある。カーブを伴うシンプルな形ゆえ見る人によっていろいろ見えるようだ。今回は写りが良いので確認し易かった。画像②で少し左に傾けると水に浮かぶ白鳥(画像④)に見えないこともない。画像①で白く飽和したところは、エビ?外国の方だとロブスターか。今回新しい名前Checkmarkに遭遇(画像③)、日本でいうレ点、左90°回転すると確かに見える。一番の難物がΩ(オメガ)。画像①を右90°回転すると見えないこともない。名前はオメガが呼び易くクールなので、やはり今後もオメガ星雲と言いそう。

画像②LPフィルター使用、12分のライブスタック

画像③Seestarアプリのアノテーション
画像④スカイアトラス(星図)の導入画面




参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal

8)オメガ星雲 - Wikipedia

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)電視観望の記録115(いて座 M17オメガ星雲、M18散開星団)

04)電視観望の記録135(へび座 M16わし星雲、いて座 M17オメガ星雲 by ASI585MC)

撮影情報
2023年10月17日午後7時頃
ベランダ プチ・リモート観測所
いて座  オメガ星雲(M17/NGC)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出12分のライブスタック撮影
AffinityPhoto2で画像処理
「写真」アプリで、トリミング
「AIで写真高画質」でほんのり高画質化


(覚書)
朝、SeestarのFirmwareが、1.79にアップデート、iOSアプリもVer.1. 10.0にアップデート。iPhone7での太陽導入初動動作が可能になった。やっとUpdateきた。