いて座 M17/NGC6618(オメガ星雲、白鳥星雲、ロブスター星雲、チェックマーク星雲)
画像①トリミング、画像処理済
M17はいて座の散光星雲で星形成領域、天文ファンの間では、オメガ星雲と呼ばれることが多いようだ。
Neptune-CⅡ、ASI585MCに続いて、3回目の撮影。Seestar本当によく写る。完全に負けてます。前に写らなかったIC天体も確認できる。
ところでM17。名前が沢山ある。カーブを伴うシンプルな形ゆえ見る人によっていろいろ見えるようだ。今回は写りが良いので確認し易かった。画像②で少し左に傾けると水に浮かぶ白鳥(画像④)に見えないこともない。画像①で白く飽和したところは、エビ?外国の方だとロブスターか。今回新しい名前Checkmarkに遭遇(画像③)、日本でいうレ点、左90°回転すると確かに見える。一番の難物がΩ(オメガ)。画像①を右90°回転すると見えないこともない。名前はオメガが呼び易くクールなので、やはり今後もオメガ星雲と言いそう。
画像②LPフィルター使用、12分のライブスタック
画像③Seestarアプリのアノテーション
画像③Seestarアプリのアノテーション
画像④スカイアトラス(星図)の導入画面
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50)
撮影情報
2023年10月17日午後7時頃
ベランダ プチ・リモート観測所
いて座 オメガ星雲(M17/NGC)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出12分のライブスタック撮影
AffinityPhoto2で画像処理
「写真」アプリで、トリミング
「AIで写真高画質」でほんのり高画質化
(覚書)
朝、SeestarのFirmwareが、1.79にアップデート、iOSアプリもVer.1. 10.0にアップデート。iPhone7での太陽導入初動動作が可能になった。やっとUpdateきた。