よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録070(はくちょう座 C15まばたき星雲)

2023-06-01 06:00:00 | C天体

はくちょう座 まばたき星雲(C15、NGC6826、惑星状星雲)

画像①(QBPフィルターⅢ使用、VGA切り出し)

はくちょう座の惑星状星雲。見かけの等級は8.8で、9等星クラス。口径3cmのFMA135でも良く写り、存在確認はOK。

しかし、FMA135+Neptune-CⅡでは、きれいな色のついた恒星にしか見えない。

実は、Mak127(口径約13cm)のディープスカイ観望に重い腰を上げたのは、この星雲をもっと詳しく見たいから。

記録065にあるように、5月24日の観望は悪戦苦闘の末、M57リング星雲の観望で終わってしまっった。ここ数日の悪天候続きでリベンジできていない。『まばたき星雲ふたたび』を出せるように頑張りたい。

Wikipediaで紹介されているHST(ハッブル宇宙望遠鏡)のような美しさは望めないだろうが努力あるのみ。

 

画像②アスタップによるプレートソルブ、α,δ grid表示、ディープスカイ・アナテーション

画像③元画像、視野回転部分トリミング、まばたき星雲はど真ん中

画像④ステラナビゲーターLiteによる観望位置

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒

4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

5)天体望遠鏡セット「VIRTUOSO GTiシリーズ」| Sky-Watcher

6)Quad BPフィルター III | 株式会社サイトロンジャパン

7)NGC6826(C15まばたき星雲)~Wikipedia

8)惑星状星雲3連発の3 - 悠々遊きまぐれ写真館

 

撮影データ

2023年5月16
メダカ部屋観測所
はくちょう座 まばたき星雲(C15、NGC6826、惑星状星雲)
FMA135+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi+QBPフィルターⅢ
FMA135ヘイリコイド位置53
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=15s×26frames=390s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルをプレートソルブ、自動色補正、α、δgrid表示、Deepsky annotation処理、jpeg保存
Microsoftフォトで、スポット修正・色・明るさ調整、トリミング等
 
 
追加)6月3日(満月前日)撮影
画像⑤Mak127+笠井0.5×レデューサ・QBPフィルターⅢ使用、合成焦点距離945mm
 画像⑥よりVGA切り出し、画像①より、少しは良くなったが、大きな違いなし。
画像⑥
 
2023年6月3日晴れ、満月前日(月齢14.5)
メダカ部屋観測所
はくちょう座 まばたき星雲(C15、NGC6826、惑星状星雲)
Mak127+笠井0.5×レディーサ+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi+QBPフィルターⅢ
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=15s×28frames=420s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Microsoftフォトで、スポット修正・色・明るさ調整、トリミング等