はくちょう座 まばたき星雲(C15、NGC6826、惑星状星雲)
画像①(QBPフィルターⅢ使用、VGA切り出し)
はくちょう座の惑星状星雲。見かけの等級は8.8で、9等星クラス。口径3cmのFMA135でも良く写り、存在確認はOK。
しかし、FMA135+Neptune-CⅡでは、きれいな色のついた恒星にしか見えない。
実は、Mak127(口径約13cm)のディープスカイ観望に重い腰を上げたのは、この星雲をもっと詳しく見たいから。
記録065にあるように、5月24日の観望は悪戦苦闘の末、M57リング星雲の観望で終わってしまっった。ここ数日の悪天候続きでリベンジできていない。『まばたき星雲ふたたび』を出せるように頑張りたい。
Wikipediaで紹介されているHST(ハッブル宇宙望遠鏡)のような美しさは望めないだろうが努力あるのみ。
画像②アスタップによるプレートソルブ、α,δ grid表示、ディープスカイ・アナテーション
画像③元画像、視野回転部分トリミング、まばたき星雲はど真ん中
画像④ステラナビゲーターLiteによる観望位置
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒
4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
5)天体望遠鏡セット「VIRTUOSO GTiシリーズ」| Sky-Watcher
6)Quad BPフィルター III | 株式会社サイトロンジャパン
7)NGC6826(C15まばたき星雲)~Wikipedia
撮影データ
2023年5月16日
メダカ部屋観測所
はくちょう座 まばたき星雲(C15、NGC6826、惑星状星雲)
FMA135+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi+QBPフィルターⅢ
FMA135ヘイリコイド位置53
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=15s×26frames=390s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルをプレートソルブ、自動色補正、α、δgrid表示、Deepsky annotation処理、jpeg保存
Microsoftフォトで、スポット修正・色・明るさ調整、トリミング等
追加)6月3日(満月前日)撮影
画像⑤Mak127+笠井0.5×レデューサ・QBPフィルターⅢ使用、合成焦点距離945mm
画像⑥よりVGA切り出し、画像①より、少しは良くなったが、大きな違いなし。

画像⑥

2023年6月3日晴れ、満月前日(月齢14.5)
メダカ部屋観測所
はくちょう座 まばたき星雲(C15、NGC6826、惑星状星雲)
Mak127+笠井0.5×レディーサ+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi+QBPフィルターⅢ
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=15s×28frames=420s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Microsoftフォトで、スポット修正・色・明るさ調整、トリミング等