よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望5039(遠征 水星、カノープス、金星、木星、月)

2025-03-11 01:00:00 | SeestarEtc
2025/03/09 17:40~19:30
場所 三重県南部の28km続く砂利浜前公共駐車場付近

3月8日に水星は東方最大離角を迎え今が夕方の観望チャンス。りゅうこつ座のカノープスはそろそろ観望終了が近づいたようなので、自宅引きこもりシンデレラ天文民を返上して遠征に出かけました。往復3時間の旅(^^;
持参物は、SeestarS50、スマホ、タブレット、双眼鏡など

*東方最大離角・・・地球から見て内惑星が太陽の東側に一番離れること・時。内惑星の夕方の観望チャンス。残念ながら3月8日は、悪天候でした。

*自宅引きこもりシンデレラ天文民・・・Xのフォロアーさんが提唱した言葉。多分、遠征しない午後12時までの天文愛好者のことと思います(^^;

*りゅうこつ座 カノープス/Canopus(南極老人星)・・・りゅうこつ座のα星カノープスは全天2番目の明るさの恒星(太陽を除く)。それでいながら南中高度が低く、なかなか見られない。

遠征地に着いたときは、既に太陽は沈んでました。
SeestarS50にファインダーを装着して光軸合わせ。終わった頃に金星が肉眼で見え始め
水星は影も形もなし。双眼鏡では確認。
Seestarをアライメントできる天体は無いかと空を見渡すと月が
(ファインダーを使って手動導入)
「よし、行けS50、金星へ」・・・自動導入失敗(^^;
そろそろ他の星も見えはじめているので
木星でもう1度観望がてらアライメント
(4倍モード5秒Raw動画からのスタック)
よし、今度こそ、金星の自動導入。成功。
(4倍モード5秒Raw動画からのスタック)
そして、水星
(4倍モード1枚撮り)
Seestarでは丸にしか見えません。小さいわ(^^;
(実は、今の水星は三日月型してます)
でも夕方の水星撮れて良かった。
大きさくらべ

金星、木星より大きく見えてます。
水星の観望終えて
iPhoneSE3で金星と水星のツーショト

(明るいのが金星、その左斜め下に水星)
とりあえず、宵の明星にさよならと、夕方の水星にこんにちわ、できたので良しとしよう。

観望場所を変えて、りゅうこつ座のカノープスの観望。
先ずは、オリオン座のリゲルを自動導入してS50をアライメント

(50秒のライブスタック)
そして、

間に合った南中前と喜ぶ。
それから5分。カノープス肉眼で確認。双眼鏡で確認。思ったより暗い。
しかし、自動導入成功せず(^^;
手摺越しの観望でしたが、Seestarから見て、ちょうど手摺の太いパイプの位置でした。
東方向は100mにわたって手摺あり、西を調べる。30m程行くと手摺が切れていたので、電源入れたままSeestar抱えて急いで移動(^^;
どうにかカノープス

ただ、ライブスタックは10秒。それ以上は成功せず。
(Seestarの表示は秒の部分自動で切り上げられます)
空が悪化して
肉眼でも双眼鏡でもカノープスは見えず(^^;
10分程粘りましたが・・・終了
終了直前のカノ―プスの位置

とりあえず、今年もカノープス観望できて良かった。しかも、肉眼でも見えたし。

昨年の観望ブログ・・・星見娘4047(りゅうこつ座 Canopus他)

以上です。