よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

眼視観望の記録004(2023/10/02 月、木星)

2023-10-04 05:00:00 | 太陽系内
2023年10月2日
居待月(月齢18)、木星

昨日の反省と木星が昇る時間から、本日はメダカ部屋での電視観望からスタート。SKYMAX127(口径12.7cmマクストフ・カセグレン式天体望遠鏡)で、M103、C8、C10、月、木星を電視観望した後、ベランダでの眼視観望に臨んだ。

以下4色の居待月。(130PDS+VirtuosoGTi+アイピース、iPhoneSE3使用)
いづれもSkywatcher26mmアイピースで撮影。拡大率や明るさを変えて撮影後画像処理したもの。私の好みは①と②。

画像①


画像②


画像③


画像④

月の最後の画像は、前半の電視観望で撮ったSKYMAX127によるスクショ1枚撮り。

画像⑤SKYMAX127+ASIAIR+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTiで電視観望



本日の観望の最後は木星の眼視観望。
4mmアイピースでの撮影は無理でも、眼視でしっかり見ることも本日の目標の1つに加えた。
本日の成果は2つ。
a、4mmアイピースで、模様のある木星とそのすぐ近くにある3つの衛星?が見えたこと。そのうちの2つはガリレオ衛星のイオとガニメデと確認できたが、残り1つが不明、アマルテア群の衛星?と思ったが自信なし、わからない。記録(画像⑥)にも写ってないので、また今度。
b、セレストロンの8mm-24mmズームアイピースで、コリメート撮影ができた。そのおかげか、色のついた木星が撮影できた(画像⑦)。そして動画撮影、撮影した動画のフレームから、写りのよいものをスクショ(画像⑧)。2本の縞がかろうじて確認できる?どちらも稚拙なものだが、これはこれで嬉しいものだ。

画像⑥左から、エウロパ、木星、カリスト(木星左下にくっついてイオ?)

画像⑦

画像⑧撮影動画場面を止めて、動画フレームのスクショ

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)林 完次著「宙ノ名前」光琳社出版

電視観望の記録等関連Blog

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02)眼視観望の記録001(2023/09/28 月、土星)+中秋の名月

03)眼視観望の記録002(2023/09/29 月) 

04)眼視観望の記録003(2023/10/01 月)

使用機材

①Skywatcher 130PDS(口径13cmニュートン式反射望遠鏡)

②Skywatcher VirtuosoGTi+iPhone7(コントロール用)

③Skywatcher 40mm、26mmアイピース

④セレストロン 8mm-24mmズームアイピ一ス

⑤SVBONY 10mm、4mmアイピース

⑥iPhoneSE3(撮影用)

⑦APEXEL スマホアダプター


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2023年10月3日版

昨日の花はしぼみましたが、今日新しく2輪ホテイアオイ咲きました。