たて座 M11野鴨星団(NGC6705)
画像① 画像②よりVGA切り出し
電視観望に入った瞬間、星の密集が見られ美しい。どこが野鴨?と観察するがわからない中心から左下に伸びる星が骨付き鶏の骨に見えて、野鴨の名物料理?とか想像する不謹慎さ。
翌日の画像整理。資料学習で疑問が判明。M11は、散開星団としては星の数が多く、しかもコンパクトにまとまっているため、野鴨が群れをなして飛んでいる様子に見立て、野鴨星団と名づけられたらしい(Wikipediaより)。
メシエ天体と言うことで、中西さんの本(資料1)と見比べる。星の配置は同じことを確認、しかし中西さんの本の写真は、星がすべて分離している。やはりプロと初心者は違うと当たり前の事実も確認した。(^^;
画像②アスタップによる自動色訂正
画像③アスタップでさらに、プレートソルブ、α,δ grid表示、アノテーション
覚書)
7月21日につまみねじと延長シャフトが届き、AZ-GTiの赤道儀化は完了した。130PDSの赤道儀化AZ-GTiへの搭載テストも無事終了。あとは、操作に慣れ、極軸を合わせられるようになれば、ベランダで130PDSでの観望が可能になる。
7月22日は、大星夜とも言うべき星空。月もしばらくして山に隠れ、絶好の電視観望日和となった。だが、アンタレスとアルタイルのそれぞれ1スターアライメント2回で観望に入るが最悪の結果に。天体導入はずれる・プレートソルブは効かなくなる・どこ観望しているかわからない。1時間半ほど電視観望したが、記録した画像はすべて没。
7月23日少し雲はあるが、たて座・わし座あたりは雲が見られない。昨日の反省で、本日はブライトスターアライメントで臨んでみることにした。アンタレスとアルタイルでブライトスターアライメントを実施。なれたアンタレスのアライメント時に、極軸を調整し、あとは経緯台モードと同じ要領でアライメントを実施する。導入調子よし。中心からは少しずれるが、概ね良好。プレートソルブ・画面中心への補正導入もOK。
しかし・・・ライブスタックを続けるとプレートソルブができなくなる。CPU100℃張りつき、終了後のAstapでのプレートソルブもできる、できない、16bitファイルはできる32bitファイルはできない、あるいは逆もありと様々。もう少し様子見ながら電視観望を続けることにする。
なお、観望中は気がつかなかったが、画像を確認すると星が流れているようだ。私の身動きの震動のせい?『体重重いからよ。運動しなさい。』いつもの空耳が・・・気をつけなければ・・・
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニユアル」日本実業出版社
6)電視観望の機材07(機材一覧表) - よしべや自然博物館