よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
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天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望67(いっかくじゅう座 IC447 かたつむり星雲)

2023-12-21 05:00:00 | SeestarEtc
いっかくじゅう座 IC447/IC2169(Dreyer'sNebula/かたつむり星雲)+Cr95、他
画像①30分のライブスタック画像から右90°回転、トリミング

IC447はいっかくじゅう座の反射星雲。どうも2つのカタログ名があるようでIC2169で紹介しているブログやWebsiteもある。またコリンダー・カタログのCr95も重なっているようだ(画像⑤)。クリスマスツリー星団のすぐ西(左)に位置する。画像①の白い部分が殻で、黒い部分が胴体、右上のIC446とそのすぐ左のvdB79が角の先の目に見える。

2匹目のでんでんむしゲットできて嬉しい(*1)。2度目の観望。1度目はNeptune-CⅡ+CBPフィルターで白い部分が全く写らず撃沈。XからのSeestar情報で写しているものがあり、トライしてみた。途中で何度か保存しながらライブスタック継続。空の状態の悪化のためか、30分で保存したものが白の写りが一番良かった(画像①)。

*1:星見娘57、トールの兜星雲。私レベルが写すとでんでんむしに見える。

(覚書)
Fitsファイルを色々なソフトで色々弄くりまわしたが、今回も『写真』アプリがベストの結果であった。(^^;

画像②60分のライブスタック画像

画像③Seestarによるアノテーション

画像④導入画面(IC2169とIC447の2つの表示。『えっ!』ってなります。)

画像⑤念の為、Astapによるアノテーション

画像⑥スカイサファリによる観望位置(近くにクリスマスツリー星団やハッブルの変光星雲がある。)



参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal

8)いっかくじゅう座 - Wikipedia

9)IC 447 - 英語版Wikipedia

10)IC2169~StellaScreen

11IC447 Reflection Nebula~Astro.Bin

電視観望の記録等関連Blog

撮影情報
2023年12月17日午後10時頃
ベランダ プチ・リモート観測所
いっかくじゅう座  IC447/IC2169+Cr95、IC446/IC2167、NGC2245
Seestar S50+iPhone7、10秒露出60分のライブスタック撮影
「写真」アプリで、画像調整等

追加)
Seestarアプリ、バージョンアップVer.1.13.0
やっと、アンドロイドタブレットを使わず、iPhone7単独で、初めから終わりまで太陽の観望に成功。長かった。