ちょうこくしつ座 C65渦巻銀河(NGC253、Sculptor Galaxy、Silver Dollar Galaxy)
C65のカルドウェル天体。ライブスタックをはじめてすぐに存在がはっきり確認できた(画像②)。大きさ(24.8分×4.6分)と長径は満月より少し小さいぐらい。まさにSeestar向け画角の天体。あたり!
画像①該当部分トリミング、24分のライブスタック
C65のカルドウェル天体。ライブスタックをはじめてすぐに存在がはっきり確認できた(画像②)。大きさ(24.8分×4.6分)と長径は満月より少し小さいぐらい。まさにSeestar向け画角の天体。あたり!
13の銀河からなるちょうこくしつ座銀河群を代表する銀河であり、人気があるらしく、様々な呼び名があるようだ。単に、ちょうこくしつ座銀河。他に銀貨銀河、ちょうこくしつ座の小アンドロメダ、Sculptor Filament(英語ではこの名前が一般的らしい)、・・・
数10年前にNHKで放映された『銀河宇宙オデッセイ』で紹介されていたちょうこくしつ座の銀河、不思議と覚えていたが、その1つを今自分の目で確かめることことができた。
アンドロメダ銀河、さんかく座銀河につぎ、全天で3番目に明るいらしい。勿論、中西さんの本(資料1)にも掲載されていた。
画像②ライブスタック約2分のアノテーション画面スクショ。すでに存在がはっきりわかる。
画像③24分のライブスタックで保存された元画像
画像④観望終了後、スカイアトラス画面に戻り、導入画面のスクショ
(覚書)
①『ベランダ・プチ・リモート観測所』誕生
久しぶりに、ゆれるベランダ観測所ヘSeestarを伴って戻ってきた。
久しぶりに、ゆれるベランダ観測所ヘSeestarを伴って戻ってきた。
Seestarの設定は多くても2つ。1つは、水平だし、Seestarのロゴの下にスマホを合わせて置けば迷うことなく設定できる。もう1つは、(内蔵コンパスによる方位あわせ?)360°回転、3分あればできる。1度すれば少々の移動では設定なしということも多い。
設置簡単の上、ステーションモード搭載で、家庭内LANに繋げて、スマホ・タブレットで操作可能。カメムシに負けず、天体観測できる。
10月18日は、居間でテレビを見ながら電視観望。快適。ベランダも揺れず。(ベランダを揺らしていたのは私の体重?)
しかし欠点もある。暗い場所で見るスマホ画面の天体の方が、明るい居間で見るより美しい。気のせい?
②『Seestar+星座ビノ』が楽しい
Seestarが向いている場所に合わせて、星座ビノ(機器01)で夜空を見れば、Seestarで観望中の天体が所属する星座が一望できる。スカイアトラスやiステラHDを併用すれば、今この星座のここを見ているとわかる。星空への理解が容易になった。
③『過ぎたるは及ばざるが如し』またやってしまった(^^;
よしべやのSeestar。Firmware1.68、iOS用アプリ1.9.1、アンドロイド用アプリ1.8.0で、正常動作していたのだが・・・
アンドロイド用アプリを1.9.0にアップデート。それに伴いFirmwareが1.70にアップデート。よしべやのリンゴたちでは、自動導入で初動動作がしなくなった。パソコンとの付き合い長いので、バージョンアップで不具合がでることも多いことは百も承知なのだが・・・つい、いつもやってしまう(^^;
ただ、はじめにアンドロイドタブレッ卜で、天体導入を行えば、それ以降は、リンゴたちで正常動作するため困ってはいない。気長に待ちます。
(なお、ZWOは、不具合報告システムがあり、アプリから簡単に報告ができ、短い時間でバグフィクスされるようだ。しかし報告の勇気でません。自分の責任果してません。)
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー【天体観測のゲームチェンジャー】 | 天リフOriginal
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
撮影情報
2023年10月18日午後10時、全天曇りから快晴(大星夜)
ベランダプチリモート観測所
ちょうこくしつ座 C65/NGC253(ちょうこくしつ座銀河など別名多数)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出24分間のライブスタック撮影
「写真」アプリで、各調整
「AIで写真高画質」で、ほんのり高画質