へびつかい座 M19、M62
Seestar15分しばりメシエ天体シリーズ
I、M19/NGC6273球状星団
画像イ、15分のライブスタック
M19は、へびつかい座の球状星団。実視等級5.67で球状星団では明るめ、扁平率が高く望遠鏡でその楕円形が確認できるらしい。
Wikipediaでは、スミスさんとオメーラさんの観察と研究を紹介している。
泥がはねたように沢山の暗い斑点が星団にかかっているように見える。M19はさそり座周囲の銀河帯を分断している暗黒帯の付近にあるので、オメーラはこの斑点がM19の手前に暗黒物質があり、光を吸収しているために見える可能性を指摘している。さらに、暗黒物質のためにM19が見かけ上楕円に見えている可能性も同時に指摘している。
ここで言う暗黒物質とは、ダークマターのことでしょうか?そうだとすると宇宙ロマン来た!となるが、私には判断つかず;^^)
Seestarのおかげでどうにか球状星団に見える画像をGETできたが、まだ工夫の余地ありそうと思う今日この頃。精進あるのみ。
画像ロ、アノテーション
画像ハ、導入画面
Ⅱ、M62/NGC6266球状星団
画像ニ、15分のライブスタック
画像ニ、15分のライブスタック
M19より更にさそり座近くにあるM62。こちらも扁平率の高く、その原因として天の川銀河の中心から約6000光年と近くにあるため、潮汐力による変形と考えられているらしい。X線連星が多数発見されており、学術的には興味深い対象、未熟者には何となく球状星団にしか見えないのが非しい。(^^;
画像ホ、アノテーション
画像へ、導入画面
画像へ、導入画面
撮影情報
2024年5月29日午後10時半頃から
ベランダ プチ・リモート観測所
へびつかい座 M19、M62