友人のYoshimiさんと行く「健脚シリーズ」
今回は
皇居・東御苑 菖蒲田
東京駅からJR京葉線で新木場駅へ
東京ゲートブリッジ遊歩道
新木場駅から有楽町線で江戸川橋駅へ
椿山荘でホタル観賞
というコース。
一日というのはいろんなことができるのだと実感したお散歩でした。
スタートは大手町駅。
まずは皇居・東御苑へ。
桜の時期は人がいっぱいでしたが、この時期は人もまばら。
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/309.html
前回、明治神宮の菖蒲田をご紹介しましたが
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/322.html
東御苑にも菖蒲田があるんです。
蕾がいっぱいありましたが、けっこう咲いていました。
こじんまりした菖蒲田ですが、ゆっくりじっくり楽しむことができます。
蝶々さんの紫陽花クライミング
よいしょっと…
ねじり花 オカトラノオ
ガクアジサイ
トンボさん休憩中 アサザ
どっこいしょっと…
東御苑を後にして、次に向かうは東京ゲートブリッジ。
東京駅からJR京葉線で新木場駅を目指します。
修復中の東京駅。
やけに真新しくて、どこぞのテーマパークみたい。
もう少し古さと味が欲しい感じ。
駅構内キッチンストリートのうどん屋「すぎのこ」で腹ごしらえ。
江戸前天ぷらうどん(¥1,200)
期待せずに入った店ですが、コシがあって麺がすごい美味。
天ぷらもふんわり。
東京駅からJR京葉線で新木場駅へ。
駅前から都バスで「若洲キャンプ場前」下車。
そこが東京ゲートブリッジ遊歩道への入口になっています。
ところが…
「若洲キャンプ場前」行きのバスの数がすごく少ないんです。
午後になると1時間に1本の時間帯もあって東京とは思えません。
行かれる方はバスの時間を確認して行くことをおすすめします。
バスのタイミングが合わなかったので行きはタクシーで行くことにしました。
(新木場駅から10分くらい ¥1,430)
バスで行ってもタクシーで行ってもこんな所で降ろされます。
ピサの斜塔のような塔が遊歩道へのエレベーター&階段になっています。
橋脚も見えています。
エレベーターが降りてまいりまぁ~す。
階段でも昇り降りできます。
上から見るとこんな感じ。
手を伸ばして撮ってみましたが、こっ、こわい… いやん
ではでは、東京ゲートブリッジ遊歩道へ出発~
レインボーブリッジの遊歩道はフェンスに囲まれていますが
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/295.html
東京ゲートブリッジは外なので
風が気持ちいぃ~
ちなみに…
橋の途中にトイレはありませんので出発前に済ませてください。
(トイレは昇降施設の入口前にあります)
遊歩道は途中で行き止まりとなっていますので、
スタート地点に戻ってこないとなりません。
※行き止まりの所にも同じような昇降施設がありますが立ち入り禁止。
現在海の上にある島に公園を建設中のようで
それが完成したら下に降りられるようになるのかもしれません。
右手には東京スカイツリー、東京タワー
そして、お台場パレットタウンの観覧車。
レインボーブリッジの橋脚も見えています。
左手には東京ディズニーリゾート。
ディズニーシーのプロメテウス火山も見えています。
~遊歩道よりお台場方面を望む~
東京ゲートブリッジは対岸の風景と平行にかかっているため
歩いても、歩いても、風景に変化はありません。
場所的にも殺風景な感じ。
その点からいうとレインボーブリッジの方が面白いかもしれません。
お台場の方がアクセスもいいし、遊ぶ所もいっぱいありますしね。
三角形を使ったトラス式構造
三角形を組み合わせると安定した構造になるらしいです。
でも…
横をトラックが通るとすっごい揺れます。
自分まで持って行かれそうになります。
カメラを構えていると間違いなくブレます…
まっ、これまた楽し…
ライト点検中。
この方たちのおかげで安全に走行できるのでございます。
高所恐怖症の人にはできないお仕事です。
正面には羽田空港。
管制塔が見えています。
空港が近いので飛行機が頻繁にやってきて
雲の中へすぅ~っと消えていきます。
なんかドラマチック。
そんなこんなで遊歩道の終点に到着。
フェンスの穴からのぞいてみたら
こんなん撮れましたぁ~
行き止まりでテンションが上がるカメラ女子2人。 いやっほ~
違う視点で、いろんな角度から見ると
物事はもっともっと魅力的に見えてきます。
行き止まり、これまた楽し。
ほな、戻るかね~
恐竜さんがこんにちは。
そんな形の東京ゲートブリッジ。
橋の下は釣りを楽しむ人でいっぱいです。
帰りは都バスで新木場駅へ。
そこから有楽町線で江戸川橋駅へ。
この時期ホタルがとぶという椿山荘へ向かいます。
江戸川橋駅をおりて昔ながらの青果店角を曲がるとそこは…
目白坂
道なりに進むと椿山荘に到着。
椿山荘の向かいにあるのが…
東京カテドラル聖マリア大聖堂
上空から見ると建物が十字になっています。
ここ、一度見学してみたかったんです。
建物が近代的なので比較的新しい教会なのかと思っていましたが
歴史は古いらしいです。
内部はコンクリートうちっぱなし、個性的で素敵な教会でした。
敷地の奥にあるのが…
ルルドの洞窟
フランスのルルドの泉を模して造られたもの。
大きさもまったく同じなのだそうです。
ルルドの泉、一度行ってみたいのですがなかなかいけないので
ここで行った気になってみました。
椿山荘入口にお花屋さんを発見。
店内ではコブクロの曲が延々流れていました。
店員さんにコブクロファンがいるに違いない…
仲良くなれそうです。
椿山荘に入るとガラスの向こうに庭園の緑。
椿山荘の庭園は水が湧き出ていて、パワースポットなんですよ。
水と緑とマイナスイオン。
運気上がりそうですねぇ。
勢いよく流れる滝
山梨県の塩山から大石を運び、深山幽谷の雰囲気を演出しています。
※深山幽谷とは…
人があまり行かない奥深い自然のこと。
この滝、裏側からも見ることができます。
裏にまわるとこんな感じ。
勢いあります。
夏は涼しそう。
ほたる沢
大都会にありながら蛍が観賞できます。
清流が心地よく、ひんやり涼しい空気が漂っています。
古香井
都内に3か所しかないという言い伝えがある自噴の井戸だそうです。
秩父水系のミネラル豊富なこの水が池の水源となっています。
敷地の裏を出るとこんな光景が…
なんか…金沢みたい。
横を流れる神田川の両側は桜並木。
春は素晴らしい風景が広がります。
来年の桜はこの辺りを攻めてみようと思っています。
蛍を見るにはまだ外が明るかったので
暗くなるまで椿山荘のカフェでお茶をすることにしました。
ケーキセット(¥1,350)
ケーキ(ラズベリームース&ライチのゼリー)、アイス、お茶のセット。
私はオレンジフラワーとかいうフレーバーティーにしたので
小瓶に入ったはちみつも付いてきました。
果物のオレンジと何かの花がブレンドされているのかと思ったら
想像と違うビジュアルと味。
何だこれ… はて?
よくわからないまま飲んだのですが
オレンジフラワーという花があるのですね…
http://www.hyakka-saen.co.jp/orennjifurawar/orennjifrawar.htm
いよいよホタル観賞。
人がいっぱいでした。
ほたる沢の水辺では蛍がピカピカ
高くすぅ~っと飛ぶ度、歓声が上がります。
人が行き来する通路の植え込みにもいたりして探すのがすっごく楽しかったです。
感動しました。
見知らぬ者同士、
「東京で見られるなんてねぇ…」
自然と会話が始まります。
蛍の光は人と人を結びます。
かろうじてとらえた蛍の光
手すりに蛍が一匹とまっていたんです。
顔を近づけても、カメラを近づけても逃げることなくお尻ピカピカ。
奇跡の一枚。
すっごい小さいのにこんなに強い光を放つなんて…
私も蛍ちゃんのように輝くオーラを出さなくては…
「ほたるぅ~、いつでも富良野に戻ってくるんだぞぉ~」
富良野育ちの蛍ちゃんは新巻鮭片手に涙を流すけれど
椿山荘育ちの蛍ちゃんたちはこの環境に満足し
笑顔で暮らしているのではないかと思うくらい
水と緑、自然に囲まれた庭園でした。
次は椿山荘でアフタヌーンティーを楽しんでみたいと思います。
「ホタルがとぶ渋谷…人が想像することは、必ず人が実現できる」
そんなCMがありました。
フランスの作家ジュール・ヴェルヌの名言。
大都会にホタルなんて無理だと決めつけてはいけません。
環境、条件さえ整えば実現できるのだと。
そのために知恵をだし、行動するのもまた人間。
大都会の蛍が私にそう教えてくれました。